全3回 日本復活に向けたビッグデータ活用戦略
<第1回>ビッグデータ活用の動向と政策課題<終了>
<第2回>ビッグデータ活用の実際<終了>
<第3回>ビッグデータ活用を支える基盤技術の動向と
データアナリストの心得
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_14005.html
※各回、独立した内容となっております。
【第3回】2014年2月4日(金) 午後1時~4時40分
[講 師]
日本電気株式会社 事業イノベーション戦略本部
ビッグデータ戦略室 シニアマネージャー 荒井 匡彦 氏
パナソニック株式会社 R&D本部 クラウドソリューションセンター
理事 梶本 一夫 氏
株式会社Preferred Infrastructure
リードエンジニア 得居 誠也 氏
大阪ガス株式会社 ビジネスアナリシスセンター所長 河本 薫 氏
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
[重点講義内容]
我が国は、産業競争力の強化、マーケティング高度化への対応、
高齢化への対応など、さまざまな課題にスピーディに対応し、
国際的な優位性を確保していかなくてはなりません。
これらの課題を解決するツールとして期待されているのが
「ビッグデータ活用」。
本勉強会は、日本復活に向けた新たなビジネス機会を発見するため、
「ビッグデータ活用」をキーワードにした3回講座です。
第3回目は「ビッグデータ活用を支える基盤技術の動向と
データアナリストの心得」
<1>ビッグデータで社会価値創造を
~隠れた価値を見つけ出すNECの分析技術~
荒井 匡彦 氏【13:00~13:50】
センサー技術、メディア処理技術の発展により、宇宙から、海底から、
街のカメラから、スマホから、あるいは人の細胞にいたるまであらゆる
デジタルデータの取得が可能になってきています。
これらのデータをいかに社会価値にかえるか?と大上段にかまえると
小難しくなりますが、皆様の日々の暮らしや業務の中で、
データをいかに価値あるもの(=役立つもの)に変えていくかを、
それぞれの立場でイメージすることはとても意義深いことだと考えます。
本講演では、NEC分析技術を活用した事例を中心にご説明し、
データ活用のヒントをご提示いたします。
1.ビッグデータ市場分析
2.多様なデータから社会価値創造
3.高度分析による社会価値創造
4.人が支える社会価値創造
<2>家電のインテリジェント化を支える
センサー技術とクラウドへの展開
梶本 一夫 氏【13:55~14:45】
消費者の生活を支える家電は、冷蔵庫での自動適温化、
炊飯器の炊き方制御などで、当初より温度や時間のセンサー群を
具備してきた。各種センサー群を、よりインテリジェントに
組み合わせることで、より快適で、より省エネの生活を支援して来ている。
将来、家電群がクラウドに接続されると、さらに個人の生活に適した
生活支援が可能になる。本講演では家電とセンサーの歴史を
振り返りながら、今後、どのような世界が開けるかを展望する。
1.家電とセンサーの出会い
2.マイコンの登場
3.家電のインテリジェント化
4.クラウドへの展開
<3>機械学習の基本と最近の動向
得居 誠也 氏【14:55~15:45】
機械学習は、雑多なデータから抽象的な情報を機械的に
抜き出すための技術群である。人工知能の一分野として研究が
始められたが、データ解析の需要が増す今、その枠を飛び越え
幅広い分野で利用されるようになった。機械学習を用いることで、
従来は人にしかできなかった認識や推論を計算機にさせることが
できるようになる。さらに、たくさんの要因が絡んでいて人には
予測できない現象でも、大量のデータを用いて計算機に学習させる
ことができる。本講義では機械学習の応用範囲、技術的な概要、
その使い方を解説し、さらに最新の動向について述べる。
1.機械学習の応用範囲
2.分類と回帰
3.異常検知
4.機械学習の使い方
5.最新動向
<4>データアナリストの心得
河本 薫 氏【15:50~16:40】
ビジネスでは「データ分析が競争を制す」と言われる時代だが、
分析力を武器にする個人・組織の違いは何なのか?
本講演では、日経情報ストラテジーが選ぶ
第1回データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞した、
第一人者の講師が「データ分析の誤解」を解き、データアナリストの
心得を伝授する。
1.マインドチェンジとデータ分析の価値
2.フォワード型とバックオフィス型分析者
3.分析人材の育て方
4.効果を高める時間の使い方
[PROFILE 荒井 匡彦(あらい まさひこ)氏]
1986年大阪大学基礎工学部機械工学科卒業。同年NEC入社。
入社以来、研究開発、及びシステム企画・開発に従事。
NECアメリカ勤務を経て、グローバルマーケットでのキャリア向け映像
ストリーミングサービス、各国政府向け電子公共サービス、
マーケティング系サービス企画開発。近年はプラットフォーム製品・
サービスの企画マーケティングを担当。
2012年よりビッグデータ事業戦略企画を担当。
[PROFILE 梶本 一夫(かじもと かずお)氏]
1986年、京都大学大学院工学研究科情報工学専攻終了、
同年松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)に入社。
OSのマルチメディア拡張開発、規格化に従事。その後、放送・業務用
映像制作設備開発、デジタル放送送出設備開発、
家電統合PF「UniPhier」のソフトウェア開発、
組込みソフトウェア戦略などを担当し、現在、クラウドサービス、
クラウド基盤及び対応する家電開発を指揮。
[PROFILE 得居 誠也(とくい せいや)氏]
東京大学理学部数学科卒、同大学院情報理工学系研究科修士修了。
2010年Google Japanインターン、
株式会社Preferred Infrastructureアルバイトを経て
2012年に入社。現在は同Jubatusプロジェクトリサーチャー。
[PROFILE 河本 薫(かわもと かおる)氏]
大阪ガス株式会社情報通信部ビジネスアナリシスセンター所長。
1966年、神戸生まれ。京都大学工学部数理工学科卒業。
同大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修了。1991年、
大阪ガス入社。98年から二年間、米国ローレンスバークレー
国立研究所にてエネルギー消費データ分析に従事。2005年、
大阪大学にて博士号(工学)を取得。
現在、ビジネスアナリシスセンター所長として、九名の分析者を率いる。
株式会社オージス総研のデータ分析ビジネスも支援している。
神戸大学経済学部においてデータ分析教育の経験もある。