IPDC・マル研・NOTTVの今後は? | 新社会システム総合研究所 公式ブログ

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[テーマ]

IPDC・マル研・NOTTVの今後は?

CES2013・今後の業界注目ポイント

~4K・スマートテレビ・マルチスクリーンの最新動向から考える~

http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_13033.html

[講 師]

デジタルメディアコンサルタント

デジタルサイネージコンソーシアム 常務理事 江口 靖二 氏

[日 時]

2013年1月29日(火) 午後2時~5時

[会 場]

SSK セミナールーム 

東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F

[重点講義内容]

CES会場初日を終えて追記

 会場内はほとんど4Kディスプレイに埋め尽くされていると言っても

過言ではないだろう。撮影から編集、表示に至るまで、4K制作環境が

着々と進んでいる。そうした中での課題は伝送路問題。

放送波、ディスクメディア、ネット配信などへの試みも進んでいる。

韓国ではすでに地上波でも実験放送も始まっている。

ソニーは映画を4Kでダウンロード配信することを発表した。

またブルーレイや地デジ放送のリアルタイム超解像のデモもあり、

その差は誰の目にもに明らかだ。一方では、すでにHD対応している

スマートフォンをWiFiでテレビに直接伝送する展示もあり、

スマートフォンがSTBのように家庭内映像コンテンツの核になる

可能性もある。想像以上に4K化は早いことは間違いない。

 毎年1月のCESからNAB(ラスベガス)、IFA(ベルリン)、

IBC(アムステルダム)、CEATEC、InterBEE、

そしてCESという映像関連展示会を巡回し、実際の放送関連業界の

コンサルティングに従事している立場から、CES2013での

主要なテーマになるであろう「4K」と「スマートテレビ」と

「マルチスクリーン」の最新状況と2013年以降の展望を考察していく。

考察にあたっては、欧米の状況を踏まえつつも、日本ではどうなるか、

何が現実的なのかという視点に重点を置く。

「IPDC」「マル研」「NOTTV」の今後についても言及する。

※なお講義項目はCESの状況によって最新のものに変更することがあります。

1.CES2013の展示概要とポイント

CESでの展示内容は即日インターネットのニュースで速報されるので

そちらをご覧いただくとして、ここではこうしたファクトやスペックだけでは

見えてこないその市場性や、12年連続で参加している定点観測的な視点や、

その先に見え隠れするもの、また現場の雰囲気なども含めてお伝えしたい。

2.CSE2013の日本の放送業界的なポイント

テレビ局はテレビ端末の開発や製造にはほぼノータッチでノーリスクの

ビジネスを行なってきた。一方ではテレビメーカーが機能として、

アップルやグーグルのような企業がモノと絡めてさまざまなサービス

提案をしてくる。日本のテレビ局として参考にするべきもの、

無視していいものをしっかりと見極めたい。 

3.CES2013の日本の家電メーカー的なポイント

いま、テレビが売れないのは当たり前である。

こうなることは最初からわかっていたことだ。

しかしそれを直視せずに3Dで誤魔化そうとしたがそれが不発に

終わることもわかっていたはずだ。ではどこで勝負するべきか。

下記の4Kとかスマートテレビとかいう「ネタ」は刻々と変化する。

それよりも重要なモノづくりとしての立場から今後のテレビを本音で考えたい。

談合圧力団体ARIBについても言及する。

 

4.4Kが来るこれだけの理由

市場は創造するものである。コンシューマーに受け入れられるもので

あることと、作り手側に市場を形成せざるを得ない必然があれば

それは案外簡単なことである。いままさに4Kはそのフェイズにあり、

視聴者メリットは明らかで、業界関係者がしっかりとしたビジョンと

市場開拓メッセージを出していくことである。

5.私見。日本的なスマートテレビはこうだ

欧米型のスマートテレビは私にはどうもしっくりこない。それは日本の

地上波テレビ局を取り巻く環境が欧米と日本で大きく異なるからである。

そこで主に地上波向けサービスとして、「タイムシフトのリアルタイム編成」

というこれまでのビジネスモデルも業務フローもほとんど変えることなく、

最新テクノロジーによって視聴者の利便性を増すサービスについての

考え方を披露する。

6.日本的なマルチスクリーンはこうだ

マルチスクリーン型放送研究会、通称「マル研」はグローバルな動きとは

連動していないが、極めて日本的に現実解なマルチスクリーンサービスで

あると思う。それはテレビ番組本編にはいっさい手を触れることなく、

セカンドスクリーンだからこそ、ネットに対してはオープンであっても

メインスクリーンはそのまま残るわけで、2次リンクまでといった

クローズな発想から開放された点で日本においては画期的である。

このマル研の取り組みに、デジタルサイネージやネット上の配信を

組み合わせた映像マーケティング・コミュニケーションを設計する

必要性を述べたい。

7.その他 CESのおもしろTIPS

CESでは変なものも多い。

ことしの小ネタの中から見逃せない一品があればご紹介したい。

8.質疑応答/名刺交換

[PROFILE 江口 靖二(えぐち やすじ)氏]

1986年 慶應義塾大学商学部卒、慶應義塾大学新聞研究所修了、

日本ケーブルテレビジョン(JCTV)入社。

技術局、制作局、マルチメディア室、経営企画室を経て開発営業部長。

CS、BS、地上波の番組制作、運用を経験。

2000年 AOLジャパン入社、コンテンツ部プログラミングマネジャー。

2002年 放送業界専門コンサルティング会社であるプラットイーズ

設立に参画し放送通信領域のコンサルティングに従事。

2008年 個人でデジタルメディアコンサルタントとして独立。

現在、デジタルサイネージコンソーシアム常務理事。

2005年より2010年まで日経NET IT PLUSに

「テレビの未来」においてデジタルメディア全般に関するコラムを連載。