[テーマ]
-管理者の責任が問われる-
医療情報の利活用におけるリスク管理
http://www.ssk21.co.jp/seminar/re_S_12357.html
[講 師]
棚瀬法律事務所 代表・弁護士 棚瀬 慎治 氏
独立行政法人放射線医学総合研究所
重粒子医科学センター 医療情報室 室長 奥田 保男 氏
一般財団法人医療情報システム開発センター
医療情報安全管理推進部 部長
一般社団法人医療情報安全管理監査人協会 専務理事 相澤 直行 氏
[日 時]
2012年10月16日(火) 午後1時~5時
[会 場]
SSK セミナールーム
東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F
[重点講義内容]
<1>診療情報の安全管理とプライバシー保護
棚瀬 慎治 氏 【13:00~14:15】
患者情報は高度のプライバシーに属するとともに、個人情報として
保護の対象となる。患者情報が漏洩したり、守秘義務に反して
不用意に患者情報を漏らした場合には、法的な損害賠償請求の
対象ともなり得る。患者情報管理の注意点とリスク管理について、
実例を中心に法的観点から解説する。
1.医療機関の個人情報取扱いガイドライン
2.患者情報漏洩の実例と対策
3.医療者の守秘義務と関連実例・対策
4.個人情報保護とカルテ開示の関係
<2>情報漏えいに対する技術的・運用的対策について
奥田 保男 氏 【14:20~15:35】
医療情報には機微な情報が多く含まれるが、医療情報システムを
構築・利用する立場としては、その利便性とセキュリティ対策とが
トレードオフの関係になることが多々あり、その取扱いには
注意が必要である。
1.医療情報とは
2.医療機関における情報セキュリティ
3.組織的安全管理対策
4.物理的安全対策
5.技術的安全対策
6.人的安全対策
<3>医療情報の利活用と公認医療情報システム監査人の役割
相澤 直行 氏 【15:45~17:00】
昨今、医療情報の利活用が注目されています。医療情報の利活用には、
PPDMのように膨大な医療データを分析し医学・医療の向上を
目的とする場合と、地域医療連携のように患者情報の共有により、
適切かつ効率的な医療の提供を目的とする場合の2つの側面があります。
前者の場合は適切な匿名化、後者の場合は安全管理が求められます。
本講では、医療情報に求められる匿名化、及び医療情報の安全管理の
ための諸制度について解説します。
1.医療情報の匿名化
2.医療情報システム安全管理評価制度(PREMISs)
3.医療情報システム監査人試験制度
4.公認医療情報システム監査人(MISCA)認定制度
[PROFILE 棚瀬 慎治(たなせ しんじ)氏]
1998年 司法試験合格
1999年 最高裁判所司法研修所入所
2000年 最高裁判所司法研修所卒業、都内法律事務所勤務。
主に医療機関に関する法律問題を扱う。
2005年 棚瀬法律事務所設立
2007年~ 東京三弁護士会医療ADR仲裁人候補者
2009年~ 東海大学法科大学院非常勤教員(医事法)
[PROFILE 奥田 保男(おくだ やすお)氏]
2011年4月より放射線医学総合研究所 重粒子医科学センター
医療情報室長、日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構代表理事、
日本放射技術学会-医療情報分科会会長、日本IHE協会理事、
HELICS協議会副会長。
著書に「医療情報システム」、「放射線システム情報学」、
「IHE超入門」、「超実践マニュアル 医療情報」などがある。
[PROFILE 相澤 直行(あいざわ なおゆき)氏]
1981年 東京理科大工卒
1993年 日本大学大学院理工学研究科修了・修士(工学)
1979年 財団法人医療情報システム開発センター
同財団にて「共同利用型病院情報システム(SHIS)」、「薬剤感受性
情報システム」、「医用画像情報の電子保存に関する共通規格」などの
開発・運用を担当
2005年 プライバシーマーク付与認定審査室室長
2009年 医療情報安全管理推進部部長
2011年 一般社団法人医療情報安全管理監査人協会専務理事(兼務)