スリランカ周遊の旅に出かけました。
今回の旅のルート
コロンボ
ニゴンボ
アヌラーダプラ
シギリヤ
ポロンナルワ
ダンブッラ
キャンディ
ヌワラエリヤ
ベントータ
ゴール
コロンボスリランカは一年中ほぼ同じような気候で、
南西海岸は日中34度くらいまで熱くなります。
一週間、ガイドさんと私たちだけのプライベートな旅で快適でした。
クルマもピカピカに磨かれたプリウス。しかし、高速道路がほとんどないので、
凸凹だったり、道幅が狭いところもあって、高度な運転のスキルが求められます。
遅いThree Wheeler (TukTuk) には追い越しをかけないと、いつまでも
目的地に着かないし・・・
SAMANさんは一日中、集中力を切らさずに、頑張ってくれました。
ガイドさんのお仕事、超過酷です。
滞在2日目(一日目は夜到着、ニゴンボ泊)
ニゴンボ~アヌラーダプラ~ミヒンタレー~ハバラナ
まずは北上して、文化三角地帯をめぐります。
Anuradhapura アヌラーダプラ
~シンハラ王朝最初の都、スリランカに仏教が伝わった場所~
スリランカ中央部の文化三角地帯内の北に位置するアヌラーダプラ。
シンハラ王朝最初の都であり、紀元前4世紀に街が開かれ、後9~10世紀に南インドのチョーラ朝による侵略を受けるまで1400年もの間、都であり続けました。前3世紀に仏教が伝来し、シンハラ王朝は仏教を国教としたため、仏教はアヌラーダプラから全スリランカへ、更には東南アジアへと伝播します。紀元前からの古都アヌラーダプラはスリランカの仏教発祥の地でもあります。
スリー・マハー菩提樹
仏陀はインド・ブッタガヤの菩提樹の下で悟りを開いたとされますが、このスリー・マハー菩提樹の菩提樹は仏陀が悟りを開いた場所の菩提樹の分け木を植樹したもの。スリランカに仏教が伝わって間もない紀元前3世紀に、インドのアショカ王の王女が分け木を運んだとされています。スリランカの仏教の聖地です。
お寺は敷地に入りるときに靴を脱いで裸足になります。
朝方の涼しいうちに行かないと、
砂や岩場は焼けるように熱くて大変です。
仏像を背に、写真を撮ることは禁止されています。横向きならOK
ルワンウェリ・サーヤ大塔
現在でも55mという巨大さですが、元々は100mを越える大きさだったそうで、
現在の姿は19世紀に再建されたもの。
建造を始めたのは、恋人の像(後述)のドゥッタガーマニー王。この王はインドの侵略を食い止めた方です。
イスルムニヤ精舎
紀元前3世紀に建てられた石窟の僧院で、スリランカ最初の仏教寺院
鮮やかな壁画と巨大な涅槃仏

「イスルムニヤの恋人 ISURUMUNI LOVERS」
この恋人の像は、紀元前2世紀のドゥッタガーマニー王の息子サーリヤ王子と恋人マーラを彫ったもの。マーラが低い身分のカーストだったため、本来許されない恋でしたが、王子は王子の身分を捨ててマーラと結婚したのだそうです。
MIHINTALE ミヒンタレー
アヌラーダプラから車で30分ほどのところにあるミヒンタレーはスリランカに最初に仏教が伝えられた聖地です。長い階段を延々登り、丘の上を目指すと途中で顔の黒い野生の猿に会えます。
山の頂上には更にマヒンダ(インドのアショカ王の息子)が瞑想をしていたという岩山インビデーション・ロックがあります。








