待ちに待った秦基博君ライブです!


今回も席運に恵まれて6列目ほぼ中央に近い席いただきました。


以下、ネタバレありますので、これから参加予定の方はご注意ください。


徒然なるままの州日記

開場前に、今回の同行者Kさんにちょこっと今ツアーの情報を聞く。


実は、特別意識してたわけでは無いんだけど、


今ツアーのセトリはもちろんのことバンメンに至っても全く知らない真っ新な状態での参加なのです。


大きな声で言えないけれど、ツアータイトルになってるアルバムSigned POPについても・・・(^_^;)


まぁそんなライブも新鮮で、初めて聴く曲達が(* ̄m ̄*)どんな風に僕の琴線に触れるのか


試してみても面白いんじゃないか・・・と自己弁護してみる。


んで、既に福岡公演を経験済みのKさんによると、


バンマスの久保田さん以外はメンバーチェンジしているとか。


ドラムはミスチルの桜井さんとかとイベントなんかでよく出てる人なんだとか。


???


桜井さん?イベント?→AP BANK?→BANK BAND?→カースケさん?


まさかね~。


徒然なるままの州日記 徒然なるままの州日記

入場してみると、客席側から見てステージ中央に秦君の使うスタンドマイク、


その左にキーボード、右側前列にドラムセットという、


いかにもドラムをフィーチャリングした配置で、やっぱりそうなんだと確信する。


ちなみに僕らの席はドラムのほぼ正面の位置でした♪



いよいよ開演音譜


あ、セットリストについては先述のKさんのご協力によるものです。


①グッバイアイザック ~僕にとって新曲です(笑)


②トラノコ ~あ、これは知ってる(笑)


③鱗(うろこ) ~ピアノソロからの鱗。うわっ!もう来た!


④May ~あー、これも新曲だw


⑤現実は小説より奇なり

 

出だしから好き~な感じのメロディー&歌詞。


読みかけの小説閉じる午前2時~♪ってところから全体的にけだるい感のある


曲調なんだけどコード進行が好きだわぁ~。


深夜、おされな高層マンションの部屋で聴きたい。



今日の秦君、初っ端から絶好調の感じ♪


適度に錆びついたざらつき感のある鋼(はがね)の中低音から


天井を突き抜けるほどの強さと透明感を持った強化ガラスのごとき高音と


しなやかで優しいファルセット。


早くも秦ワールド全開で音のシャワーにどっぷりと浸かるのでした。



秦君の


「“Signed POP"TOUR 2013”へようこそ! そして、宮崎ただいま!」が嬉しい。


そしてよく喋る(笑)


以前は、過去のライブレポでも書いてるけど、ボソボソっと呟くような話で、


こちらは大概のことでも笑ってやるぞーってな感じで構えているのに、


サラッと終わって曲に入るってことも少なくなかったけどね。


久しぶりに見る秦君は、いい意味で力が抜けてリラックスしてるようにも思えました。


⑥アイ


秦 「UMKスーパーニュースのエンディングで流してもらってたアイです。」


秦君にしては珍しくタイトルを言ってからの演奏。


間奏に入る秦君の“Woo~ Woo~” 


マイクを離して聴こえてくる地声に鳥肌もんでした。


弾き語りスタイルになった秦君はもちろん最高に良かったけど、


この曲ではオーディエンスもファインプレイ。


秦君のギターの最後の余韻が完全に消えるまで、


フライング拍手もなく水を打ったような静けさでした。


⑦虹が消えた日 with 久保田(Gt)


⑧恋の奴隷 with皆川(Key)


この曲はEP盤で発売されたエンドロールに入ってる曲なんだけど、


このタイトルのせいかあんまり聴き込んでなくって、


だって最初「奥村ちよ」のカバーかと思ったんだもん(^_^;)

          ↑

   これが分かる人はそれなりの人生経験の方です(* ̄m ̄*)


でも、これが僕好みのほんといい曲なんだなぁ。


ピアノの音と時折漏れる秦君のブレスの音までが曲の世界にぴったりだった。


⑨シンクロ withカースケ(Per)


秦君のギターにカースケさんのコンガ?が入ってアダルチックなシンクロでした。


⑩エンドロール ~この辺りからバンメン全員揃ってだったかな。


⑪ひとなつの経験


⑫自画像


⑬Girl ~あー知ってる!確か車のCMに使われてるよね?


後から聞いたらタイヤのCMだった o(_ _*)oドテッ



あと、どのタイミングでのMCだったか忘れたけど、


①秦基博 宮崎をPRしてます。


全国を回って宮崎をPRしてます。宮崎と言えば戸村のたれ。

先日家で何気に手に取ってみたらパッケージに写真が載ってる。

もしや自分の・・・と思ったら(柔道の)井上康生さんでした(笑)

そうですよね~。

でもこんだけPRしてるんですからいつかきっと、、、

皆さんも戸村フーズに投書してください。


②秦基博 生まれ故郷なのにアウェイ感。


小学校2年生まで宮崎で育ったけれど大して記憶に残ってないんですよ(笑)

そんな中で浦島太郎みたく驚いたこと。

あの高橋巨典さん(テレビ宮崎アナウンサー)がニュースを読んでいた。

 *高橋巨典アナは昔、地元のバラエティー番組にばかり出演してたから

   真面目にニュースを読んでいるのが意外だったらしい。

   しかし、地元の人にとっちゃ最早それは当たり前のことになっていて

   客席の反応がいまいちだったため、

   秦「なんだ!このアウェイ感は!」



⑭キミ、メグル、ボク


⑮FaFaFa ~ロックンロール♪


⑯初恋


ピアノから始まるイントロだけで好きな予感がした曲♪


出だしの♪りんごはまだ青いまま落ちてしまった~♪の歌詞とタイトルで


村下孝蔵さんを連想したんだけども、曲も昭和のちょっと歌謡曲っぽいフォークソング、


ちょうど村下さんやふきのとうを彷彿するようなメロディーでした。


何を隠そう(隠してないけど)これも僕の好物なのです。


⑰Dear Mr.Tomorrow


⑱綴る


ここで本編終了。


そしてアンコールを求める長い拍手の後、改めて登場した秦君はお決まりのツアーT姿。


しかしゼスチャーでTシャツをアピールしただけで、


ツーアーグッズの販促トークもなく(このへんが秦君らしい)


アンコールの感謝をしてからおもむろに弾きだした。


このさりげなさがカッコいいんだなぁ、秦君てば。


EN.

①Hello to you


そして秦君のMC。


なんと!5月29日にリリースする予定の新曲を初披露だそうです。


何でもアニメのテーマソングだとか。


えーっ!いいの?まだ解禁されてないんじゃないの?


嬉しいサプライズ・プレゼントです。


秦君って、あの口蹄疫で宮崎が大変だった時だって、


ライフワークにしているGREEN MINDを「今年は宮崎だけで」と開いてくれた。


宮崎の有志が寄付金づくりのために作ったMoリングもいち早く買ってつけてくれてた。


自身のツアーでも全額寄付にまわすためのグッヅを売ってくれてた。


なんだかんだ言っても想ってくれてるのに、


それなのに、それなのに・・・、


さっき、アウェイ感 醸し出してしまってゴメンよ~(T_T)



②言ノ葉


③月に向かって打て


④水無月


最後の水無月は先述のGREEN MIND in MIYAZAKI でみんなでPV撮影をした


想い出の曲。


それから東日本大震災の悲しみと、原子力発電所を作った学者らの言い訳をTVで見て


憤りを覚えたのを思い出す曲。


そして僕が秦基博BEST ALBUMを作ったら必ず入る曲。



何度もおじぎをして舞台袖に消えていった秦君を見送ったとたん押し寄せる寂寥感。


まさに祭りの後の寂しさ。


基本、ライブは1ツアーで1度の参加と決めている僕だけど、無性にまた行きたくなった。


帰宅してからすぐに行けそうな場所はないかとHPを開いたのも事実。



タイトルはポップだけどロックンロールあり、ファンクあり、AORありで


秦君の才能の多様性と唯一無二のボーカルを存分に楽しめるライブです。


HATA MOTOHIRO “Signed POP” TOUR 2013


はまだまだ続きます!


中にはまだチケットが取れる会場もあるみたいです。


お近くの方は是非行ってみてください。


間違いない!です。    →秦基博Official WEBSITE



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