会場にTheme of GREEN MINDが流れて、


5000人のオーディエンスが歓声と共にますます期待を膨らます中で、


いつも通り?通りがかった人ぐらいのテンションで秦君登場~。


そしてやおら弾きだしたイントロは初っ端からアイ


思わず隣のHさんと顔を見合わせて「もう、やるの?」みたいな感じ。


ただこの曲は一気に秦ワールドに引き込んでくれる、


今や秦君を代表する曲になってますからね。


特に宮崎から参加で今回初秦君ライブの人にとっては、


ローカルニュースのエンディングでも使われている曲ですから、


馴染み深いかも知れません。


1曲目が終わって改めて自己紹介を行い、かる~くMC。


秦 「衣装の選択ミスをしました」


この日の宮崎は当日朝方まで降っていた雨も止み、


それどころか真夏を思わせるような太陽の強い日差しが。


それに対し秦君は紺の長袖のTシャツでした♪


秦 「晴れ男の秦基博ですから、いやいやこれは皆さんの想いのひとつひとつが・・・ブツブツ・・・」


あー、いつもの秦君トークだ。


ギターをガットギターに持ち替えて歌ったのはやわらかい午後に遅い朝食を


続いて最新機材を使ってのoppo


これってスペシャか何かのライブでスキマの大橋君とのコラボでも使ってたような(笑)


要は、リズムやパーカッションに見立てたギターの音を多重録音していき、


それらをリピートさせて演奏するってやつですね。


機械の名前は知りません(^_^;)


4曲目の虹が消えた日辺りからは秦君の声も絶好調になってきた。


空に向かってどこまでも伸びる歌声。


秦 「昨日宮崎に着いて天気予報を何度見たかわからない。


   でも、まさかの晴れ過ぎで・・・」


最初にも天気の話は出たんだけど、


茶化しながらも晴れたことが本当に嬉しそうな秦君です。


秦 「口蹄疫があって新燃岳の噴火があって、また大地震もあったりして、


   そんな大きな出来事が起きると軽薄なものとそうでないものが


   露呈されるような気がしてます。」


うんうん、大きな災害があってそこで初めて国民が知り得た愕然とする事実。


一方で自分の身の危険を顧みず人命救助にあたった人々。


国外脱出する外国人も多くいる中、被災地へ向かう海外のミュージシャンもいた。


災害で色んなものが見えました。


5曲目はそんな想いから出来上がったという新曲水無月の披露です。


転調するAメロから好きな感じでした。


ここでピアノの島田昌典さんの登場。


aikoさんなどの曲のプロデュースをしている方で、秦君も敬愛するミュージシャンです。


ここでどうでもいい州のプチ情報。


aikoさん、出身は大阪ですけど本籍の記載は宮崎県だそうです(笑)


島田さんを加えての曲は島田さんがアレンジした青い蝶


続いて朝が来る前に


ここで、パーカッションの正木健一さんも加わる。


紹介のあと正木さんとやり取りするかと思いきや


秦 「もうちょっと話しましょうかね。・・・島田さんは・・・」


州 o(_ _*)oドテッっ(正木さんと話するんじゃないんかい)


島田 「宮崎の人はほんとに温かくて・・・」


秦 「そうですね、ほんといい天気になって」


客 「ガハハハ・・・」


秦 「あはっ、全然聞いてなかった(^_^;)」


思いっきり天然ぶり発揮です、秦君。



秦君が再びガットギターに持ち替えて3人でのセッションはSelva


パーカッションが加わり音にも厚みが増して迫力ありました。


ガットギターもいい音出してましたね。


今日もきっとSEA


えーっとね、この辺でギターの久保田光太郎さんも加わったんだけど、


観客も総立ちになってたので、僕もメモを取る暇がありませんでした(^_^;)


ただ、レコーディングからツアーとずっと一緒に行動してきた光太郎さんだけに


頼れる兄貴分のように慕っているようで、


秦君も益々リラックスしてる感じのように見えました。


それが歌にも表れてたのか、キミ、メグル、ボクの秦君の歌声は


もう圧巻そのもの。


広い空に向かってどこまで伸びていくんだというその声に


暑いのに鳥肌もんでした。


キミ、メグル、ボクプール


猿みたいにキスをするは久保田さん×島田さんの3人でセルフカバーバージョンで披露。


この曲は最初アルバムにあったその題名にちょっとびっくりしたんだけど、


先のツアーでの熊本公演でオリジナルバージョンを聴いて益々好きになった曲でした。


色彩赤が沈む


宮崎で口蹄疫が起きて何か出来ないかと自問するなかで


このGREEN MINDを生まれ故郷の宮崎でやることを決めました。


そういう意味でやるからには他の会場でやる意味がないということで


今年はここ1箇所だけのGREEN MINDです。


途中の秦君のMCでこんなニュアンスの話がでました。


決して饒舌とは言えない秦君。


曲説なんてほとんどないし、曲の紹介だって今日も3曲ぐらいしかなかった。


口蹄疫に義援金として寄付するためにツアー会場でメモ帳を販売しているのに、


その趣旨の説明も無くさりげなく置いているだけ。


Moリングの販売にも協力しているのに、これもさりげなくつけて歌を歌ってるだけ。


言葉は少ないけど、「がんばれ」とか「応援してる」とか言わないけれど、


でもその想いは痛いほど伝わって来るんだな。


だから、うれしくて、うれしくて、泣けてくるのです。


ほんとにありがとう。



フォーエバーソングからのセットリストはもう涙ちょちょぎれんばかりの曲の連続でした。


フォーエバーソングシンクロ鱗(うろこ)ドキュメンタリー


ここで本編終了。


やっと座れた(^_^;)


あ、でも僕はライブ中は多少気を使って立っていたんだけど(笑)


ライブの参加は自由なスタイルで楽しんでる方も多くいたみたいで、


小さいお子さんを肩車して観てるお父さんもいたし、


芝生に寝っ転がっている人もいたし、ビール飲みながらでもOKでしたものね。


素敵なデザインのレジャーシートも一枚ずつ貰ったけど、


天然芝の感触も心地よかった。


いいなぁ、こんな感じのライブも。



アンコールの求めに応じて出てきた秦君。


何やら告知があるそうで裏面にメモしたリーフレットを持参。


そして1発目は、これはびっくり!


何と!新曲の水無月のPVの撮影を今からやります!だと。


秦君が歌うバックで今日の観客が大合唱をする図を撮りたいのだそう。


大合唱って、今日初めて聴いたのに~歌えるはずないやん(^_^;)


秦 「いやいや大丈夫。これから練習しますから。」


見ると、入場の際に渡されたリーフレットのうちの1枚に水無月リリースの告知と


その歌詞の一部が抜粋されてました。


まずは秦君がその部分を演奏。続いて僕らが歌詞を見ながら歌う。


でも本番では歌詞を見ないで歌えという。


えーっ!おじさんピンチ。


結局は3,4回練習したっけかな。


さぁ本番です。


ここでどうしても覚えられなかったおじさんはズルしました。


僕の前には一緒にこのライブに参加のKさんがいたんだけど、


目線が下がらないようにKさんの肩に歌詞カードを持っていき歌いました(* ̄m ̄*)


撮影終了後、何やら監督さんと秦君がコソコソ話。


秦 「あのー、直立不動じゃなくて多少揺れてもらえませんか?(笑)」


まさかの観客NGです。


あー、でも楽しかった~♪


コブクロ生目の杜のDVDに続いて秦君のPVにも出演か。


秦君はステージ上で観客に背を向ける形での撮影だったのだけど、


秦 「すみません、お客さんにお尻を向けて」


と、お尻を押える仕草が可愛かったです(笑)



次のライブの告知など何気に大盛り上がりした後、


アンコール1曲目は風景


この曲は冬の歌だけど、松林に囲まれたこの会場では、


時折鳥の声や夕暮れが近づく頃にはセミの声も聞こえてきて、


この曲のような穏やかな風景の中で行われたライブだったのでした。


最後は新しい歌


秦君が直接的な言葉で表現することは少ないけれど、


彼の言いたい事は曲にたくさん詰められています。


今日のセトリには宮崎へのメッセージを含んだ曲が多く選ばれてました。


最後に選んだこの曲。


答えはあふれ過ぎていて 何がホントかわからない

やさしさだけ並べた歌じゃ 誰のことも救えやしない


何をどうして僕は歌えばいいのだろう


目を閉ざして このまま今は何も見たくないよ

空をよぎる悲劇も この苛立ちも いつか消える日が来るのかな



大丈夫!


秦君のメッセージはしっかり届いているよ。


さぁ!次は福岡だぁ!



セットリスト

 1.アイ

 2.やわらかな午後に遅い朝食を

 3.oppo

 4.虹が消えた日

 5.水無月

 6.青い蝶

 7.朝が来る前に

 8.Selva

 9.青

10.今日もきっと

11.SEA

12.キミ、メグル、ボク

13.プール

14.猿のようにキスをする

15.色彩

16.赤が沈む

17.フォーエバーソング

18.シンクロ

19.鱗(うろこ)

20.ドキュメンタリー

EN

 1.風景

 2.新しい歌


その他の告知

①秦基博 GREEN MIND 2011 

 TBSチャンネルにて放送決定!!!

 7月2日(土)深夜0:00~


②秦基博 デビュー5周年ライブ開催決定!!!

 11月 5日 武道館

 11月14日 大坂城ホール

 10月28日 福岡市民会館



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