今日、仕事で打ち合わせに向かう途中の車中でFM宮崎を聴いていたら、
スターダスト・レビュー宮崎公演の先行予約をやっていました。
あー、今日だったんだ。
何だかんだ言いながらも、家で音楽も聴けてない自分がいて、
移動の車中でつけっ放しのFM放送も
ただ流れているだけで上の空だったことに気づいた。
その番組中に、
DJポッキーとスタレビ要さんとの私的なメールのやり取りが披露された。
「何もできないのが情けない」
「ツアーを続けていいものかどうか・・・」
「歌えない」
要さんのメールに綴られた言葉。
僕は音楽に随分助けられたと思ってる。(現在も進行形)
だからミュージシャンは音楽の持つパワーでみんなを勇気づけて欲しいと、
そう単純に考えていた。
でも今日の要さんのあくまで私的なメールの言葉を聞いて、
僕らが感じてるのと同じように、
彼らにも無力感であったりジレンマがあるんだと、心の内を聞かされた気がした。
今更ながらだけど。
自分は聴くことさせできなかったくせに、
簡単に「歌ってくれ」だなんて。
歌うと決めるまでにどれだけ葛藤があってどれだけの勇気がいるのか
考えが及ばなかった自分が恥ずかしい。
一人じゃとても歌えない。昨日の三宅も、だから「一緒に」だったのかな。
メールの紹介の後にスタレビの「上を向いて歩こう」が流れた。
これから打ち合せだっていうのに、市役所の駐車場で涙が溢れてきた。
自宅に戻ってスタレビのオフィシャルHP を開けてライブスケジュールを見てみた。
地震のあった翌日が地元の行田市で、
19日からは偶然にも今回の震災地になった盛岡市、青森市、龍ケ崎市、須賀川市と
廻る予定だったみたい。
もちろんそれらは中止になっていたけど、4月以降のライブは開催の方向だそうです。
スタレビからのメッセージもありました。 ↓↓↓
スターダストレビューより30周年ツアーを楽しみにして下さってる皆様へ
一緒に歌おう 。
僕らに力を。
僕らはその力を元気玉にしてスタレビに返すから。
ひとつひとつはちっぽけでも全国から集まるんだからでっかい元気玉になるよ。
抱えきれないくらいでっかくなった元気玉を持って、再び東北の地でライブをやって欲しい。
先日のビーフジャンキーズのライブ中止の記事にこんなコメントを書いてくれた方がいました。
何がいいのか、よく分からなくなってきました。
本当にそう。
何が正しくて、何が正しくないのか。
プロ野球も日程通りに開幕するか否かで、
セリーグとパリーグで真っ二つに分かれてしまいました。
どちらが正しいのか僕にも分からなくなってきた。
避難所で生活する被災者の方々の中でもきっと気持ちは分かれるんだろうと思う。
ただ、、、
先日見た報道番組内で、
離れ離れになっていた親子が、避難所になっている体育館で再会する場面を映してました。
号泣して抱き合う親子を見て事情を察したのでしょう。
傍らで見ていた他の被災者の中から拍手が沸き起こりました。
拍手をしていた本人自身も被災者なのに。
もしかしたらその人にも亡くしてしまった家族や、
いまだ安否の分からない家族がいるのかも知れない。
それなのに親子の対面を拍手で祝福している。
絶望のどん底にいても、
あの地にはまだ優しさと温かい心がたくさん残っているみたいです。
その心があるうちは、音楽もスポーツであっても
届けたい気持ちはきっと伝わるんだと思います。
書きそびれたんだけど、
3月11日にスタレビ宮崎公演の当選のメールが届いてます。