深夜一時過ぎ、近所の24時間スーパーへ買い出しに行った時のこと。
ひと気のない店内で、ムゥチィーッとしたデニム生地の超ホットパンツ姿が目に飛び込んできた。
『え?』
驚いて見たら、何と初老のおじいさん。
『ええッ!?』
目を疑って二度見したら、そのホットパンツはパンツじゃなくてスカートだった!
『えぇーーっ!!!』
事故現場を見たような衝撃が走り、何を買うつもりだったのか忘れてスーパーを出た。
(結局、コンビニで買い物を済ませたけど)
そのムゥチィーッとした太ももが、いまだ脳裏に焼き付いて放れない。
で、今日の夕方。
駅前の銀行へ向かう途中、前方から長身で、フツー(?)のミニスカートを履いた美脚の女性が歩いて来た。
見事なガニ股で。
綺麗な御御足なのに、大きくハの字を描くように歩く姿は、以前、電車内で見かけたイケメン風のサラリーマンが、股間のファスナー全開だった光景と、なぜか少し重なった。
『あ〜〜ぁ……』
となったけど、先日遭遇した「ホットパンツに見えたミニスカートのおじいさん」よりは全然いい。
で、銀行のATMを前にして、通帳とカードを忘れて来たことに気付き、
『あ〜、何やってんだオレ!』
と肩を落としながら家へ戻ろうとしたら、駅前のロータリーに置かれたベンチで、スキンヘッドの爺さんが意味不明なことを叫んでいた。
よく駅前のスーパーで見かける爺さんだ。
いつもニコやかな表情をしている人なのに、どうした?
横目でチラ見すると、ワンカップを片手に顔を赤らめている。
しかも、スキンヘッドにはちょっと血が滲んでいた。
ケンカ?
どこかにぶつけた?
分からないけど、機嫌が悪いのも、ちょっと頷けた。
……なんだろう。
この街、どこかちょっとバグってる。