人類は戦争をやめられない
ウクライナ1ウクライナ2
 次の世界戦争が勃発するとしたら、中国周辺か?中東か?地政学的リスクを背負った宿命を日本は甘んじて受け入れるハメになるのかと思いきや、意外な場所で意外なタイミングで急速に危機感が高まりました。それでなくとも、金融危機後の世界は常に不安定で、溜まりに溜まった負のエネルギーの出口を求めています。変革を必要とされる時代とは痛みを伴うものだとは頭の片隅で理解しながら、なかなか現実感が無いものです。

 ソチオリンピック開幕式への西側首脳の不参加を伏線に、テロ阻止のために米海軍の黒海への派兵。パラリンピック開催中にも関わらず内紛の煽動。ロシアの黒海の軍事要衝である租借地・クリミア半島へのロシア軍派兵の即時決定。ロシア軍艦がキューバのハバナ港に入港。米露首脳電話対談決裂。ロシアへの経済制裁検討。西側諸国のG8開催拒否。

 嘗ての冷戦時代の対立構造とは似て非なるもの。ウクライナの政治腐敗やロシアの独裁制に対する批判は尽きないが、どうやら今回の騒動は、策に溺れて落とし所が無くなった欧州連合側に責任があると見る向きが強い。それでも、エネルギー供給国として復活したプーチン帝国と安価なガス供給を享受する欧州の脱原発国とパイプライン敷設が両陣営との繋がりであるウクライナは切っても切れぬ関係。

 ギリシャ・ショックから南欧デフォルト危機の一連の流れで、プーチン大帝が「ポルトガル国債、全部買ってやってもいいぞ、欧州は俺にひれ伏せ」的発言をしていました。結局、日本がEU債を大量お買い上げで、南欧ショックを免れたわけですが、欧州とロシアの微妙の関係が垣間見られましたが、如何に…

クリップ
Reuters:ウクライナが戦闘準備態勢、ロシア軍はクリミア半島を掌握
CNN Japan:ロシア軍艦がキューバに
Bloomberg:ウクライナ情勢緊迫化で円高進行
日経新聞:米、ロシア経済制裁検討 ウクライナで親ロ派デモ拡大
G8主催国:露、参加見送り:加・米・英・仏、未定:日・伊・独

※この騒動、世界情勢とエネルギー安全保障に詳しい“あの人”が、読み解いてくれるものと期待します。

(* ̄(エ) ̄*)ノ゙