もういくつ寝るとなのに…の巻
欧州は、2013年7月までに、財政難に陥ったユーロ加盟国を支援する常設制度「欧州安定化メカニズム(ESM)」を目指している。逆に考えると、現在のEFSFを使った高債務国救済が機能しない場合、1年半もの間無防備な状態に陥る可能性すらあるということらしい。ドイツは、財政統治の無いままの無制限な各国財政救済に危惧を示していて、フランスと対立している。
日銀総裁は、先週に発表されたドルの流動性を供給する為の各国中央銀行協調のドルスワップ金利引き下げに関して「時間を稼いだだけだ」と発言したが、長引く欧州の信用不安に対して、抜本的な対策を打ち出せるかどうかギリギリの話し合いが行われる中、まさに時間を稼がなくてはいけない瀬戸際なことは間違いない。
実際のヨーロッパの景気を目にしたわけではないが、先週末の夜トレで英国在住投資家は、英国の実体経済の悪化は米国以上の失業率の上昇をもたらしている可能性があり、若年層による暴動も頻発して、社会不安を引き起こしていると話していた。又、愛読しているフランス在住ブロガーによる紀行ブログも遂に、今年のシャンゼリゼのクリスマスイルミネーションも、毎年の華やかさを失っているとボヤくほど、街が閑散としていて暗いらしい。
当初、過剰流動性や投機資金が悪さをしているだけだと説明されていた欧州債務不安は、既に実体経済に影響を及ぼしていて、「ノーモア・日本のバブル崩壊後の失われた20年」をうたっていた世界経済は、欧米の先進国を中心に景気後退局面に突入している可能性もある。
今週は、EU首脳会議や英国・欧州中銀の政策決定会合をはじめ、中国CPIや豪政策決定会合、日本GDPなど、欧州から途上国まで指標発表・会談・会議が並ぶ、重要な週となっております。ECBと豪州は金利引き下げが見込まれ、貯金準備率が順次引き下げられる可能性の高い中国の景気動向も気になるところ。市場を驚かせた米失業率の低下も、労働参加率そのものの低下などと解説されなければ良いのですが。
ヤレヤレ ( ̄(エ) ̄)y-゚゚゚
――――――――――――――――――――――――――――
ざっと今週の予定
05日(月)
日 自動車販売-11月
中 中国HSBCサービス業PMI-11月
欧 独仏首脳会談
米 製造業受注-10月
06日(火)
日 自動車販売-11月
豪 政策金利
欧 ユーロ圏 GDP・7-9月期
南米 ブラジル GDP・7-9月期
08日(木)
日 機会受注-10月
日 国際収支-10月
英 BOE金融政策委員会(MPC)
欧 ECB定例政策委員会
欧 EU首脳会議@ブリュッセル
米 新規失業保険申請件数
米 ブルームバーグ消費者信頼感
09日(金)
日 GDP・7-9月期
中 消費者物価指数(CPI)-11月
欧 EU首脳会議@ブリュッセル
米 貿易収支-10月
米 ミシガン大学消費者信頼感-12月
Bad Day/Daniel Powter
まだともに 決意を 打ち明けぬ朝
銀色夏生
――――――――――――――――――――――――――――
12/5(月)の予定
メルケル独首相・サルコジ仏大統領:会談「EU条約改正で共同提案」
17:55 独 サービス業PMI-11月
18:00 欧 ユーロ圏総合PMI-11月
18:00 欧 ユーロ圏 サービス業PMI-11月
18:00 欧 独財務相、ハンガリー財務相、ルーマニア財務相、・スロバキア財務相:会談
18:30 英 サービス業PMI-11月
19:00 欧 ユーロ圏 小売売上高-10月
20:00 欧 欧州銀行監督機構(EBA)議長:講演
23:00 仏 短期債入札:約75億ユーロ
24:00 米 ISM非製造業景況指数-11月
24:00 米 製造業受注指数-10月
26:10 米 エバンス・シカゴ連銀総裁:講演
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市場結果(12/02)
◇日経平均株価:8,643.75(+46.37)
TOPIX:744.14(+4.13)
シカゴ日経先:8650(‐10)
◇アジア/新興国市場
上海総合指数:2360.664(-26.196)
香港ハンセン指数:19040.39(+38.13)
シンガポールST指数:2773.36(+11.48)
インドSENSEX指数:16846.83(+363.38)
ブラジルボベスパ指数:57,885.85(-257.57)
◇欧州株式市場
英FT100:5552.29(+62.95)
仏CAC40:3164.95(+35.00)
独DAX :6080.68(+44.80)
◇米主要株価
ダウ平均株価:12019.42(-0.61)
S&P500種 :1244.28(-0.30)
ナスダック :2626.93(+0.73)
――――――――――――――――――――――――――――
商品/債券/為替(12/02)
☆NY金 :1オンス=1739.80(+11.50)
☆NY銅 :1ポンド=358.45(+5.05)
★NY原油:1バレル=100.96(+0.76)
●日本国債=2年債:0.14%(0.14%)・10年債:1.07%(1.07%)
●米国債 =2年債:0.25%(0.26%)・10年債:2.03%(2.09%)
●英国債 =長期債下落、逃避需要が後退-米失業率が予想外に低下
●欧州債 =スペイン30年債の続伸止まる-格下げの観測広がる
●FRB=公開市場操作により、短期国債売却実施:86.43億ドル
◆NY外為=ユーロが下落、欧州首脳の危機対応を懸念
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指標結果(12/02)
日本
・マネタリーベース-11月(前年比):19.5% (前:17.0%)
欧州
・生産者物価指数-10月
(前月比):0.1% (前:0.3%/予:0.2%)
(前年比):5.5% (前:5.8%/予:5.6%)
英国
・建設業PMI-11月:52.3 (前:53.9/予:52.0)
米国
・失業率-11月:8.6%(予:9.0%/前:9.0%)
・非農業部門雇用者数-11月:12.0万人(予:12.5万人/前:10.0万人←8.0万人)
・民間部門雇用者数-11月:14.0万人(予:15.0万人/前:11.7万人←10.4万人)
・製造業雇用者数-11月:0.2万人(予:0.9万人/前:0.6万人)
カナダ
・失業率-11月:7.4%(予:7.3%/前:7.3%)
・雇用ネット変化率-11月:-1.86万人(予:2万人/前:-5.4万人)
メキシコ
・政策金利:4.50%(据え置き)
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要人発言/ニュース
【欧州】
イタリア
・3兆円規模の緊縮策、増税や年金支給年齢引き上げ
ロシア
・下院選、与党が過半数割れか
【米国】
◎財務長官が欧州歴訪、EU首脳会議前にECB総裁らと会談
FRB
・ユーロ圏支援でIMFに融資の可能性
ダラス連銀総裁
「米債務負担は欧州より大きい、『社会不安』の恐れ」
大統領選
・ケイン氏が米大統領選指名争いから撤退、セクハラ疑惑などで
暴風・停電
ロス近郊の10万超世帯が停電、ハリケーン並みの暴風で
【その他の世界】
イラン
・イラン軍「米無人機を撃墜」、アフガンで不明の偵察機か
シリア
・各地で計23人死亡、治安部隊と離反兵の戦闘などで
・国連人権理=シリア非難決議、EU制裁発表受けシェルは拠点閉鎖へ
エジプト
・議会選投票率は過去最高の62%、「ファラオ以来」
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欧州は、2013年7月までに、財政難に陥ったユーロ加盟国を支援する常設制度「欧州安定化メカニズム(ESM)」を目指している。逆に考えると、現在のEFSFを使った高債務国救済が機能しない場合、1年半もの間無防備な状態に陥る可能性すらあるということらしい。ドイツは、財政統治の無いままの無制限な各国財政救済に危惧を示していて、フランスと対立している。
日銀総裁は、先週に発表されたドルの流動性を供給する為の各国中央銀行協調のドルスワップ金利引き下げに関して「時間を稼いだだけだ」と発言したが、長引く欧州の信用不安に対して、抜本的な対策を打ち出せるかどうかギリギリの話し合いが行われる中、まさに時間を稼がなくてはいけない瀬戸際なことは間違いない。
実際のヨーロッパの景気を目にしたわけではないが、先週末の夜トレで英国在住投資家は、英国の実体経済の悪化は米国以上の失業率の上昇をもたらしている可能性があり、若年層による暴動も頻発して、社会不安を引き起こしていると話していた。又、愛読しているフランス在住ブロガーによる紀行ブログも遂に、今年のシャンゼリゼのクリスマスイルミネーションも、毎年の華やかさを失っているとボヤくほど、街が閑散としていて暗いらしい。
当初、過剰流動性や投機資金が悪さをしているだけだと説明されていた欧州債務不安は、既に実体経済に影響を及ぼしていて、「ノーモア・日本のバブル崩壊後の失われた20年」をうたっていた世界経済は、欧米の先進国を中心に景気後退局面に突入している可能性もある。
今週は、EU首脳会議や英国・欧州中銀の政策決定会合をはじめ、中国CPIや豪政策決定会合、日本GDPなど、欧州から途上国まで指標発表・会談・会議が並ぶ、重要な週となっております。ECBと豪州は金利引き下げが見込まれ、貯金準備率が順次引き下げられる可能性の高い中国の景気動向も気になるところ。市場を驚かせた米失業率の低下も、労働参加率そのものの低下などと解説されなければ良いのですが。
ヤレヤレ ( ̄(エ) ̄)y-゚゚゚
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ざっと今週の予定
05日(月)
日 自動車販売-11月
中 中国HSBCサービス業PMI-11月

欧 独仏首脳会談

米 製造業受注-10月
06日(火)
日 自動車販売-11月
豪 政策金利

欧 ユーロ圏 GDP・7-9月期
南米 ブラジル GDP・7-9月期
08日(木)
日 機会受注-10月
日 国際収支-10月
英 BOE金融政策委員会(MPC)

欧 ECB定例政策委員会

欧 EU首脳会議@ブリュッセル

米 新規失業保険申請件数
米 ブルームバーグ消費者信頼感
09日(金)
日 GDP・7-9月期
中 消費者物価指数(CPI)-11月
欧 EU首脳会議@ブリュッセル

米 貿易収支-10月
米 ミシガン大学消費者信頼感-12月
Bad Day/Daniel Powter
まだともに 決意を 打ち明けぬ朝
銀色夏生
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12/5(月)の予定
メルケル独首相・サルコジ仏大統領:会談「EU条約改正で共同提案」
17:55 独 サービス業PMI-11月
18:00 欧 ユーロ圏総合PMI-11月
18:00 欧 ユーロ圏 サービス業PMI-11月
18:00 欧 独財務相、ハンガリー財務相、ルーマニア財務相、・スロバキア財務相:会談
18:30 英 サービス業PMI-11月
19:00 欧 ユーロ圏 小売売上高-10月
20:00 欧 欧州銀行監督機構(EBA)議長:講演
23:00 仏 短期債入札:約75億ユーロ
24:00 米 ISM非製造業景況指数-11月
24:00 米 製造業受注指数-10月
26:10 米 エバンス・シカゴ連銀総裁:講演
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市場結果(12/02)
◇日経平均株価:8,643.75(+46.37)
TOPIX:744.14(+4.13)
シカゴ日経先:8650(‐10)
◇アジア/新興国市場
上海総合指数:2360.664(-26.196)
香港ハンセン指数:19040.39(+38.13)
シンガポールST指数:2773.36(+11.48)
インドSENSEX指数:16846.83(+363.38)
ブラジルボベスパ指数:57,885.85(-257.57)
◇欧州株式市場
英FT100:5552.29(+62.95)
仏CAC40:3164.95(+35.00)
独DAX :6080.68(+44.80)
◇米主要株価
ダウ平均株価:12019.42(-0.61)
S&P500種 :1244.28(-0.30)
ナスダック :2626.93(+0.73)
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商品/債券/為替(12/02)
☆NY金 :1オンス=1739.80(+11.50)
☆NY銅 :1ポンド=358.45(+5.05)
★NY原油:1バレル=100.96(+0.76)
●日本国債=2年債:0.14%(0.14%)・10年債:1.07%(1.07%)
●米国債 =2年債:0.25%(0.26%)・10年債:2.03%(2.09%)
●英国債 =長期債下落、逃避需要が後退-米失業率が予想外に低下
●欧州債 =スペイン30年債の続伸止まる-格下げの観測広がる
●FRB=公開市場操作により、短期国債売却実施:86.43億ドル
◆NY外為=ユーロが下落、欧州首脳の危機対応を懸念
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指標結果(12/02)
日本
・マネタリーベース-11月(前年比):19.5% (前:17.0%)
欧州
・生産者物価指数-10月
(前月比):0.1% (前:0.3%/予:0.2%)
(前年比):5.5% (前:5.8%/予:5.6%)
英国
・建設業PMI-11月:52.3 (前:53.9/予:52.0)
米国
・失業率-11月:8.6%(予:9.0%/前:9.0%)

・非農業部門雇用者数-11月:12.0万人(予:12.5万人/前:10.0万人←8.0万人)

・民間部門雇用者数-11月:14.0万人(予:15.0万人/前:11.7万人←10.4万人)
・製造業雇用者数-11月:0.2万人(予:0.9万人/前:0.6万人)
カナダ
・失業率-11月:7.4%(予:7.3%/前:7.3%)
・雇用ネット変化率-11月:-1.86万人(予:2万人/前:-5.4万人)
メキシコ
・政策金利:4.50%(据え置き)
――――――――――――――――――――――――――――
要人発言/ニュース
【欧州】
イタリア
・3兆円規模の緊縮策、増税や年金支給年齢引き上げ
ロシア
・下院選、与党が過半数割れか
【米国】
◎財務長官が欧州歴訪、EU首脳会議前にECB総裁らと会談
FRB
・ユーロ圏支援でIMFに融資の可能性
ダラス連銀総裁
「米債務負担は欧州より大きい、『社会不安』の恐れ」
大統領選
・ケイン氏が米大統領選指名争いから撤退、セクハラ疑惑などで
暴風・停電
ロス近郊の10万超世帯が停電、ハリケーン並みの暴風で
【その他の世界】
イラン
・イラン軍「米無人機を撃墜」、アフガンで不明の偵察機か
シリア
・各地で計23人死亡、治安部隊と離反兵の戦闘などで
・国連人権理=シリア非難決議、EU制裁発表受けシェルは拠点閉鎖へ
エジプト
・議会選投票率は過去最高の62%、「ファラオ以来」
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ガンバレ、日本(*`・(ェ)・´)ゞ