
新興国のインフレ圧力…
基軸通貨・米ドルの下落によって、決済通貨は通貨安を余儀なくされ、
それによってインフレに晒された新興国や資源国通貨は利上げを迫られた。
ただし、ここ数ヶ月の欧州債務不安や米経済減速懸念から、
世界に先駆けて利上げを開始したオーストラリア・豪ドルも利上げを見送った。
ここで重要になるのが世界第2位の経済規模を持つ中国の景気見通し。
欧米の経済圏が金融危機から結局立ち直れず、日本経済が震災で傷ついた今、
生産・消費のどちらも旺盛な中国経済に商品価格は左右されるが、
人民元が自由化されないために、ドルの暴落と共に見通しを難しくしている。
世界経済の減速感や日本の震災による生産網の寸断などが
マーケットのメインテーマになる前から、新興国の人口爆発と世界的な天候不順から、
食料品の高騰などが深刻な商品相場の高騰を招く恐れが指摘されていた。
オーストラリアも食料価格の高騰が伝えられる一方、
経済は資源の輸出先である中国経済に左右される難しい局面に立たされている。
円はドルに対して2割高くなり、ドルはいまだに人民元に対して2割割高だと言われる…
日本はおよそ20年間経済成長が停滞したため、単純な比較はできないと言えるが、
ドル円は金融危機前後から考えると、ざっと2割円高になったことになる。
しかも、安すぎる人民元を維持する中国の為替政策を非難する米国は、
対ドルで上昇したとはいえ人民元が2割安く誘導する中国の過度な保護貿易を非難している。
とすると現在、中国・人民元は日本円に対して4割以上安い価格で固定されていることになり、
ウォン安を維持する韓国も加えると、東アジアの中で日本の国内産業が、いかに不利な戦いを
強いられているかがわかる。
まあアレです、「御国の通貨を適正なレベルに調整してください」なんて話が
通用するわけないので、リスク覚悟で円を切り下げるしか解決策は無いのかもしれない…
Don't Give Up/Pink ft Herbie Hancock
終戦記念日
ニクソン・ショック
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今週の主な予定
15日 日 GDP・4-6月期
16日 欧 ユーロ圏域内GDP・4-6月期
16日 欧 独仏首脳会談
18日 日 貿易統計-7月
18日 米 CPI-7月
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8/15(月)の予定
08:01 英 ライトムーブ住宅価格指数-8月
08:50 日 GDP・4-6月期
11:51 日 全国戦没者追悼式
13:30 日 特定サービス産業動態-6月(経済産業省発表)
21:30 米 NY連銀製造業景況指数-8月
22:00 米 対米証券投資-6月
23:00 米 NAHB住宅市場指数-8月
26:25 米 講演:ロックハート・アトランタ連銀総裁
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週末メモ(8/13)米景気鈍化 - 匂艶THE NIGHT CLUB♪
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五省 - サムライソウル♪