
毒キノコの山の巻…
始めてキノコを食したのは誰か?或いはフグの毒は誰が発見し、
安全な食べ方を誰が見出したのか?
毒はなくとも、たこやカニなんかでも、捌かれる前の姿を見れば
物体Xのごとく、それはそれはグロテスクな姿をしていて、
きっと勇気のある先人達と長い時間と失敗の繰り返しによって
「コレは食べたらオイシイゾ、ウホウホ」となっていったに違いない。
アメリカ発のサブプライムローン問題が発端の金融危機は、
収束するどころか世界中の金融機関にばらまかれ、
今やどこからどこまでがその毒に侵されているかどうか見分けることすら困難に。
そのことが信用収縮を呼び、経済力の小さな国や財政の悪い国から資金が逃げ出す。
誰もが最初に毒を食べたくないという思いと共に…
巨額の金融緩和策によって景気浮揚に成功したかに見えたアメリカでさえ、
世界経済の後退懸念が市場心理を冷えこませている。
0以下の金利誘導は出来ず、財政赤字が膨れ上がり財政出動も出来ないという、
“打つ手なしの緊急事態”に、オバマは毎週政策を発表しますなどと歯切れも悪い。
残るはドイツと中国、そして地獄を見た日本が鍵…
金融危機と景気後退が信用収縮を引き起こした欧州債務不安は、
ついにフランス国債引き下げ懸念にまで発展した。
財政の弱いPIIGSに対する救済は、ドイツ・フランスが中心国としての役割を果たしていたが、
スペイン、イタリアまで緊縮財政を迫られ、フランスの経済成長が停滞している指標が出るとなると、
ユーロ圏の財政再建をドイツとオランダなどで背負うことになり、相当の負担になる。
そして、欧州各国の債券を買い支える事を表明している中国経済の減速はとバブル懸念が、
欧州債務不安の致命傷となることもあり得る。
震災によって大きな傷を負った日本経済だが、国の対応の遅さが呆れられる一方で、
産業復興のスピードは各国を驚かせているが、財政再建と財政出動という二律背反的政治を求められ、
指導力の欠如が相変わらずのウイークポイント。その日本もEFSF(欧州安定化)債を買ってます。
結局、21世紀の欧州再建マーシャル・プランの主導権はやる気満々の中国と、
巻き込まれた感のある日本の財政力に依る所が大きいという皮肉な結果に…
いい加減、喧嘩に“協調”という幻想を抱いてどうすんだ?
S&Pによるアメリカ国債格下げの影響を協議するために、
先週の金曜日から週明けまで様々な電話会談がニュースで伝えられる中、
日本には全く連絡がなかったという驚愕の事実…
G7はアメリカ格下げに動揺しない云々の声明が出たり、
ガイトナーが中国の副首相との電話会談で中国に文句言われたりさてる最中、
何してたんだろ?くしゃみぐらいしてたんだろうか…
アメリカがリーマンを救済しないことを決めた為にマーケットの大混乱が始まった09年、
当時のフランス経済財務相は、その事実を自国TVニュースで知ったと憤慨していたが、
それに比べれば先進各国の危機意識の共有は望ましいが、無政府状態を晒す日本外しも鮮明に…
市場が安全資産への逃避を加速する中、日本円・スイスフラン・金の価格が上昇。
スイスは昨年も自国通貨が高騰する度にフラン売り介入を繰り返したが、
今回はよりメッセージも強く、“自国産業保護”のために金利引き下げ・介入・規制を
セットで打ち出した。
さて、日本。4日の円売り介入は4兆円規模の単独であった旨の発表がなされたが、
アメリカの格下げによってドル円は上昇幅を全部戻してしまった。
そもそも、アメリカのドル安政策のために世界各国が通貨高に困惑しているのに、
喧嘩相手に“協調”を連呼してどうすんだ?
まず自国経済・産業を守り、外交や経済力によって溝を埋める努力をするのが
このゲームの進め方なはず。
まあ、介入額:4兆円は、債務枠引き上げ法案の成立したオバマ政権へのご祝儀に、
米国債を購入しただけという噂もあながち間違えではないかもしれない。
…世界中の毒キノコ、
中国の旺盛な食欲をもってしても、消化できるのか否か。 ( ̄(エ) ̄)y-゚゚゚
匂艶THE NIGHT CLUB/サザンオールスターズ
恐怖で狂乱の世界経済
Shaun
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市場結果(8/12)
◇日経平均株価:8,963.72(-18.22)
シカゴ日経先:9040円 (大証比:+80)
◇アジア・新興国市場
上海総合指数:2593.173(+11.665)
香港ハンセン指数:19620.01(+24.87)
シンガポールST指数:2850.59(+54.37)
インドSENSEX指数:16839.63(-219.77)
ブラジル ボベスパ指数:53,473.35(+130.24)
◇欧州株式市場
英FT100:5320.03(+157.20)
仏CAC40:3213.88(+124.22)
独DAX :5997.74(+200.08)
◇米主要株価
ダウ平均株価:11269.02 (+125.71)
S&P500種:1178.81 (+6.17)
ナスダック:2507.98(+15.30)
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商品・債券・為替(8/12)
☆NY金 :1オンス=1742.60ドル(-8.90ドル)
☆NY銅 :1ポンド=4.0335ドル(+0.35セント)
★NY原油:1バレル=85.38ドル(-0.34ドル)
●米国債=2年債:0.19%(0.19%)、10年債:2.26%(2.34%)
●欧州債=フランス債が上昇、ドイツ債とのスプレッド縮小
●英国債=10年債、3週連続高、株式変動で安全求める動き
◆NY外為=スイスフランが下落、ドル/円は横ばい
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指標結果(8/12)
日本
・鉱工業生産(前月比)-6月:3.8%(前:3.9%)
・稼働率指数(前月比)-6月:5.2%(前:12.8%)
香港
・GDP(季調済/前期比)-2Q:-0.5%(前:2.8%・予:0.4%)
インド
・鉱工業生産-6月(前年同月比):8.8%
欧州
・ユーロ圏 鉱工業生産(前月比/季調済)-6月:-0.7%(前:0.2%・予:0.0%)
フランス
・消費者物価指数(前月比)-7月:-0.4%(前:0.1%・予:-0.3%)
・実質GDP(前期比)-2Q:0.0%(前:0.9%・予:0.3%)
米国
・小売売上高-7月:0.5%(予:0.5%・前:0.3%)
(除自動車):0.5%(予:0.3%・前:0.2%)
・企業在庫-6月:0.3%(予:0.5%・前:0.9%)
・ミシガン大学消費者信頼感指数-8月:54.9(予:62.0・前:63.7)
31年ぶりの低水準…――――――――――――――――――――――――――――
要人発言・ニュース
【アジア・オセアニア】
中国人民銀行(中央銀行)
・7月の中国の新規人民元建て融資、7カ月ぶり低水準
・インフレ抑制に向けた金融引き締めで予想以上に縮小
【欧州】
一度債務過多に陥ると、財政健全化への道程は険しいことは、
民間・個人のケースと変わらない。
そもそも危機感のない相手に貸し込むことは、頭の硬いドイツ人じゃなくたって、
憂鬱な作業です…
フランス
・経済が失速―第2四半期はゼロ成長
S&P
「キプロスの見通しをネガティブに指定」
「キプロス政府の財政は持続可能でない」
ギリシャ
・16日に10億ユーロの3カ月物Tビル入札を実施
マイヨール欧州証券市場機構(ESMA)長官
「EU4カ国以外への空売り規制拡大、計画ないが可能性排除できず」
■ポルトガル■
○対ポルトガルEU・IMF調査団、第2回融資の実施を提言へ
・3年間で総額780億ユーロ(約9兆4千億円)の金融支援を受けることで、EU・IMFと合意
・支援と引き換えに財政赤字の削減や構造改革に取り組む
・2013年後半時点での新発債券市場への復帰を目指している
ポール・トムセン(IMF対ポルトガル調査団長)
「力強いスタートを切ったことは間違いないものの、最も困難な課題はまだこれからだ」
「欧州の中核諸国の経済状況が深刻なほど弱まれば、“著しい負の影響”」
「支援計画終了後に市場復帰を果たすと確信、新たな支援に関する話し合いは早すぎる」
【米国】
緩和と引き締め、シナリオがあるかと思うほどうまくいっていた口先介入だが
ここへ来てさすがに皆さん支離滅裂な発言…
「二番底はないが、リスクは増大している…」なんて意味不明。
まあ、「打つ手がありません」とは言えないか…
オバマ大統領
「景気支援に向けた新たな措置を『週単位で』策定」
ダドリーNY連銀総裁
「景気が二番底に陥るとは予想していない」
「景気二番底のリスクは幾分高まった」
「労働市場の状況は悪化している」
「家計支出は横ばい」
「政策当局者は経済について慎重な予測を提示」
コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁
「追加の緩和的政策は必要ない」
「失業率は依然心配なほど高い」
「PCE物価と失業を基に判断」
「透明性は金融政策にとって不可欠」
フレッド・バーグステン米ピーターソン国際経済研究所所長
「中国は史上最大の保護主義国」
「米国は相殺為替介入など対抗措置を」
○格付け会社の規模縮小を求める声―大手3社寡占で
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代表選挙で忙しくて介入どころではありません…
ョチョチ(。・(ェ)・)ノ(ノ(ェ)`。)ゥゥ