“ものづくり大国ニッポン”を支えてきた実体経済のお偉方からは、

避難と悲鳴の声明が相次ぐドル安の巻…
金融相場が揶揄されるが、半年先の実体経済を占う重要局面。
欧米それぞれの債務不安が相乗効果をもって円高を演出している。
見方を変えれば、震災の傷跡を感じさせない力強さが仇となる。
様々な摩擦があれど韓国が日本企業の積極誘致を進めるのは、
外貨と技術獲得の最善策だからだ。
中国も、日本の技術を盗むなら“カイゼン”や“アンゼン”の哲学を、
盗んで欲しいものです。
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欧州債務不安は、イタリアが自立再建できるかどうかというところまで追い詰められ、
米国債は結局格下げられる始末。織り込まれつつあるとはいえ、その影響は未定。
【金融】
○中国=新たな金融監督機関の創設を検討(ロイター通信)
○中国企業の買収攻勢に門戸開く「日本株式会社」
○ギリシャの銀行株が15年超ぶり安値、イタリア財政不安が圧迫
○英金融サービス機構=ロイズなど英銀にベルギー債の保有額公表を要請
○グローバル・ソブリン・オープン(毎月決算型)
・米国債や伊国債を売却、円のウエートが12%に上昇
○欧州銀=財政不安で打撃、英仏は「ギリシャ」で2000億円損失
○モルガンS=ECB介入もイタリア・スペイン銀行襲う「信用収縮」
■米国債格下げ■
○S&P=米国を「AA+」に格下げ、赤字めぐる政策決定を批判
○米欧市場、リスク回避強まる 米国債格下げ
○米国債格下げ、資金調達コスト増等、金融システムに懸念
RBS(英)
・投資銀行部門で2000人の追加人員削減を計画
・1-6月期=純損益:-23億1000万ポンド
・1-6月期=:14億ポンドの赤字、ギリシャ債で評価損
・予想上回る赤字:-3000億円、マージン低下
バークレイズ(英)
・1-6月期=38%減益、投資銀収入減や保険関連で
・ダイアモンドCEO「2011年上期に1400人削減 通年で3000人削減の可能性」
HSBC(英)
・上期純利:89億ドル(予:78.2億ドル)利益は予想外の増加
・コスト削減に向けて39カ国でのリテール業務売却撤退縮小、3万の人員削減を発表
ロイズ(英)
・上期は税前赤字:-32億5000万ポンド(-53億ドル、前年同期:+13億ポンド)
・1-6月期=予想上回る3000億円の赤字、マージン低下
スタンチャート(英)
・1-6月期=純利益:26億ドル
・上期は税引き前で17%増益 予想上回る
BNPパリバ(仏)
・第2四半期、ギリシャ支援の影響で利益が予想下回る
・プロCEO「大幅な人員削減せず、コストは抑制」
JPモルガン(米)
・7-9月の米成長予想:1.5%(下方修正) ← 従来2.5%
AIG(米-保険)
・4-6月期=18.4億ドルの黒字、AIA株関連利益が寄与
NYSEユーロネクスト(米)
・4-6月期=16%減益-売買高減少
マスターカード(米)
・4-6月期=純利益33%増 カード利用が増加
・株価が大幅高-市場予想上回った4-6月期利益を好感
ミュンヘン再保険(独)
・4-6月期=純利益:7億3600万ユーロに増加
アリアンツ(独-保険)
・4-6月期=減益、市場予想も下回る、ギリシャ債評価損
ドイツ・ポストバンク(独)
・4-6月期=純損益:700万ユーロの赤字
ING(蘭)
・4-6月期=24%増益、ギリシャ債で評価損計上
イタウ・ウニバンコ(ブラジル-国内最大銀行)
・4-6月期=利益は予想下回る、不良債権が影響
中国工商銀・ICBC(中)
・スタンダード・バンク(南ア-金融サービス)が経営権を持つ
アルゼンチンの子会社株80%取得:6億ドル(約470億円)
ハリス・アソシエイツ(米イリノイ州-バリュー投資運用会社)
・大和証券G本社株を買い増し:13.44%
ブラックストーン(米-世界最大のプライベートエクイティ「PE」未公開株投資会社)
・エムデオン(米-ヘルスケア企業向けの請求システム・ソフトウエア供給)買収で合意:30億ドル
・フィッシャー「米経済は失速に非常に近い」
SACキャピタル(米-ヘッジファンド会社)
・薬品のデンドレオン株急落で1.96億ドル損失か
エラリアン(PIMCO)
・米国は依然格下げリスクに直面、債務合意後も
■日本■
○3メガ銀の中小融資、震災後に減少加速 復興の動き鈍い
○カード現金化でトラブル急増、年利数百%の例も
三菱東京UFJ
・中小向け環境融資、全国初案件に名城食品
北陸地銀3行
・長野・第四銀と連携
中国銀
・4-6月期=連結純利益:48.52億円 8382 JP
沖縄銀
・4-6月期=経常益:36%減 企業向け貸出金利息が減少
クレセゾン
・4-6月期=純利益:99億円(46%増)、子会社株売却
シティカードジャパン
・顧客情報が流出した可能性、9万2408人分
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【自動車関連】
○新車登録-7月=前年比27.6%減の24万台、11カ月連続減
○軽自動車販売-7月=前年同月比14.1%減の13万台 10カ月連続減
○米自動車販売-7月=年率1180万台、月後半に失速
○「失われた半年」挽回に挑む自動車各社、シェア奪還には課題
○円高で韓国自動車部品に勢い、日本企業も大口注文
トヨタ
・今期連結純利益予想:3900億円(前期比:-4.5%・従来:2800億円)生産回復が早まる、現代自が追撃中
・今期の為替前提は1ドル=80円(従来82円)、1ユーロ=116円(115円)に見直し
・伊地知隆彦専務役員「円高、限界超えついていけない」
・トヨタの中国自動車販売台数-7月:8万2500台(前年比:+28.4%)
・新車載LAN規格を策定 戦略的に仲間づくりも
・2012年世界生産台数:891万台を計画
・今期予想の利益増額、生産回復が早まる、現代自が追撃中
・豊田通商=エレマテック株51%を1540円でTOBへ
・テスラと共同開発のEVモデル「RAV4」、カナダで生産へ
・テスラ(米)=4-6月純損失:5890万ドルに悪化←研究開発(R&D)のコスト増大が原因
日産
・車輸出を5年で半減 円高で現地生産拡大
・日産やTDK=中国でコスト削減、賃金高騰5年で2倍
ホンダ
・今期予想の純利益:2300億円に増額、四輪事業で売上台数が増加、販売台数を引き上げ
・4-6月期=純利益:350億円、88%減、通期は上方修正
・池史彦専務「円高が落ち着いて欲しい」→通期業績予想1ドル=80円で計算
・「2強」に迫るも不安尽きず
・米中で226万台リコール
スズキ
・4-6月期=営業利益:255億円(前年比:-20%)
・鈴木副社長「(円高)政府が行動してくれないのは残念」
・印マルチ・スズキ=7月の販売台数:7万5300台(前年同月比:-25.3%)
・プラトウ・ブリーフ(投資家向けニューズレター)=VW(独)とスズキは資本・業務提携関係を解消へ
ダイハツ
・4-6月期=連結純利益:-66%、震災の影響
三菱自
・4-6月期=純損益:43億円、黒字転換、上期予想を増額修正
・OEM調達を拡大、日産から商用車、セダンも検討
ヨロズ
・4-6月期=純利益:44%増
睦技研
・上海にメッキ工場 自動車・機械部品向け
板硝子
・4-6月期=純利益:40%減、震災で自動車用ガラス不振
メルセデス
・インド高級車市場で首位奪還狙う、小型モデル投入へ
GM
・第2四半期は予測上回る増収増益
・世界シェアトップに返り咲き
フォード
・110万台の軽トラックをリコール・負傷報告1件
吉利汽車(中)
・インドネシアのジャカルタ近郊に工場建設を計画:20億ドル
長城汽車(中)
・上海IPO計画、承認獲得、生産能力増強の資金に
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【電気/機械/ハイテク】
ここでも中国勢の動きが活発に。
ブランド力のある先進諸国の事業買収でグローバル展開を急ぐ。
一方で、日本企業集中と選択は進むのか、みものです。
■中国企業の買収劇■
○パナソニック、三洋の白物家電事業をハイアールに売却へ
○広東美的電気(中-白物家電大手)米社南米事業を買収 海外展開加速
■日立・三菱重工、統合するとかしないとか■
○統合、13年に新会社、世界受注狙う
○社会インフラ事業などの統合協議開始で合意
○米市場、日立・三菱重工統合を好感 ニッポン株見直し買いも
○水力発電事業の吸収分割契約承認-株割当交付
○「水力発電」の共同事業発表 「経営統合」の話は霧の中
○事業統合協議を一時中断へ
○難航が予想される事業統合
日立
・テレビの自社生産から撤退検討、委託生産へ
・3Dテレビ自社開発、家電量販店で発売
GE日立
・ポーランド初の原発受注、リトアニアでの計画が追い風に
■アップルVSサムスン■
アップルの現金保有は米連邦政府のそれを上回るという話。
韓国も喧嘩上等とはあっぱれだが、まさに代理戦争の様相。
日本企業のようには、優しくないよ…
○韓国、米アップルに罰金 位置情報を無断収集
○米国際貿易委、韓国サムスン電子の審査開始、アップルによる提訴受け
○スマートフォン2強突出 サムスン、アップルを急追
東芝
・携帯電話事業から撤退、富士通東芝モバイル株を全て富士通へ売却
パナソニック
・外科手術用3D内視鏡モニターの国内販売
ソニー
・TVに執着なら株価7割上昇の機会失う恐れ
・ソニー子会社=米ゲーム開発会社を買収
・副社長=液晶テレビ事業の改革、「聖域」なくコスト見直しへ
・「ヴィータ」に値下げ圧力、任天堂「3DS」に追随期待も
・有機ELモニターで従来の3割の低価格品、月内に投入
パイオニア
・亜洲光学(台湾)とブラジルに生産合弁会社
「パイオニア ヨーキ ド ブラジル」を設立、デジカメなど精密機器部品生産
・中国・台湾社との包括提携を正式発表
・4-6月期=純利益:51%減 カーナビなど低迷
・中国でデジカメ販売を開始-蘇寧電器と提携強化
クボタ
・4-6月期=純利益:27%増、海外販売が好調
昭和電工
・1-6月期=純利益:1%増 工場稼働率が向上
東エレク
・4-6月期=純利益:+13%、通期見通しは下方修正
・今期純利益、当初予想の半分に、スマホなど部品市況低迷
ファナック(工作機械用数値制御装置世界首位)
・株価最高値、上期最高益計画や先物上昇、投信買い観測も
マキタ(電動工具)
・電動工具伸び上期業績増額、円高補う
ヒロセ電機(産業用コネクター)
・4─9月期=営業利益予想:110億円(期初:124億円・-11%)
UMC(台湾-半導体ファウンドリー・受託生産世界2位)
・4-6月期=純利益:31.9億台湾ドル、市場予想下回る
【情報/通信/IT/SNS】
○ドイツデータ保護当局「フェースブックの顔認識機能は違法」
○SNSの口コミ分析、広告に反映 ミクシィなど販促支援
ドイツテレコム(独)
・本社で最大1600人削減も(ハンデルスブラット紙)
ソフ・ドット・コム(中-ポータルサイト運営会社)
・4-6月期=純利益:4270万ドル(約33億1700万円・前:3130万ドル・37%増益)
・1株当たり:1.10ドル(前:0.82ドル)
・売上高:+36%
・費用拡大で予想下回る
楽天
・ドイツ証「クレジットカード事業の損失額は従来予想通りで企業価値への影響は中立」
・最終赤字:413億円、カード事業再構築で特損
・三木谷社長、太陽光参入へ意欲、孫社長との違いは?
・1-6月期=経常益最高:290億円、ネット通販拡大
NTT
・NTTデータ、4-6月期=純利益:39%減
・NTTコム=若手社員を海外派遣 クラウド人材育成
ドワンゴ
・株価反発、動画サイト伸び9カ月営業益は通期計画超過
ツイッター
・ロシアの著名投資家から資金調達 8億ドルの出資を受け、時価評価84億ドルに
グーグル
・マイクロソフトなど批判、「アンドロイドを妨害」
リンクトイン(米-SNS)
・上場初の決算好調
ノキア・シーメンス
・1500人を削減へ-旧モトローラ事業再編で
ファーウェイ(中-携帯端末)
・「模倣」を超えられるか
■ゲーム業界の変化■
任天堂の苦戦が伝えられるように、
新しいハードを売ってソフトを売るようなビジネスモデルが終焉を迎えるのか?
SNSメインのゲームがメインのゲーム会社が好調をキープ。
ゲームソフト6社
・4-6月期=4社が最終損益改善
コナミ
・4-6月期=純利益:3.2倍、SNSゲーム伸び
バンダイナムコホールディングス
・4-9月期=最終黒字:32億円
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【食料/医薬品/医療】
後進国では人口爆発と金融危機が食料価格の高騰を招き、
先進国では人口減少が経済成長率と国力低下の低下に直結する。
ゆえに、既存の食料・医療メーカーがしのぎを削る戦国時代。
それとは別に、先進国で進む健康志向。
ここ10年で躍進したレッドブルも日本の健康飲料を参考にしたことは有名な話。
“医食同源”の考え方はアジアのほうが先ですから…
○後発薬、価格引き下げ検討 厚労省、新薬の6割程度に
○米食品業界=マック、ペプシコ、強まる健康志向
○米当局の医薬副作用情報 京大発VB、日本語で検索システム
キリンHD
・ブラジル社買収「有望市場で総合展開」
・ムーディーズ=キリンの格付けA2を引き下げ方向で見直し
・協和キリン=1-6月期、純利益:79%増、腎性貧血薬が好調
アサヒ
・1-6月期=純利益:5%増 コスト低減など奏功
・売上高予想を下方修正、営業益予想は据え置き
・インディペンデント・リカー(NZ)に買収提案
塩野義薬
・中国C&O買収、株式取得とTOBで-取得価額:約143億円
・中国製薬企業を買収:143億円、感染症薬を強化
エーザイ(4523)
・野村証券「再び利益成長路線に戻る」 (日本証券新聞)
日ハム
・4-9月期=純利益:9%増 為替差損が縮小
・青森の加工場などで、東北産牛肉の放射能検査実施
山崎製パン
・1-6月期=純利益:51%減、原材料高が圧迫
コープさっぽろ
・13年3月までに移動販売3倍の50台に
ニチレイ
・4-6月期=純利益:13%増、特損減る
日本ケンタッキー
・4-6月期=営業益:44%減、販管費が重荷
・600店をカフェ仕様に、100億円投資
日本サブウェイ
・2年後メドに野菜全量を独自栽培・販売
ファイザー(米)
・第2四半期の1株利益は予想上回る、中核事業の低迷で株価は下落
・利益:26億1000万ドル(1株当たり:0.33ドル)
クラフト(米)
・世界菓子事業と北米食品事業の2社に分社化 2012年末の完了目指す
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【まとめるのに疲れたので、目についた順で…】
JAL
・営業利益:171億円
日本製紙
・国内生産能力15%減 希望退職含め1300人削減
ユニクロ
・百貨店2フロア丸ごと店舗に
リクルート
・被災地復興支援、役員も派遣対象
トナミHD
・マハボーン・トランスポート・カンパニー・リミテッド(MTC・タイ-輸送業)買収
大京
・4-6月期=純利益:37億円
ミサワ中国
・4-6月期=連結純損失:5.12億円 1728 JP
セコム・住生活
・提携発表、警備・リフォーム一括営業
住生活G
・M&Aで世界展開急ぐ 伊建材大手を買収へ
オリエンタルランド(OLC)
・4-6月期=最終赤字:38億円、値上げでも震災影響補えず
西華産業(三菱系機械商社)
・200万株・5億円上限に自社株取得へ(発行株の2.60%)
ニチイ学館
・GABA株をTOBへ=1株20万円
三井化学
・ゴールドマン証「第1四半期を踏まえて業績予想を上方修正」
ユシロ化
・4-6月期=連結純利益:2.35億円 5013 JP
東洋紡
・通期業績予想の増額を好感
セーラー万年筆
・個人向け外部被曝線量計「被ばく線量計マイドーズミニ」を8日から発売
富士電機
・フィルム型太陽電池を増産
青山商事
・中国でチェーン展開、5年で100店体制めざす
ヨドバシ
・ポイントを他店割引券に交換
ダスキン
・エアコンにも節電特需、洗浄の注文殺到
信号電材
・道路用LED照明に参入 独社と開発
タイム・ワーナー(米)
・4-6月期=14%増益、広告回復追い風
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元気ですかー!? ( ̄(エ) ̄)y-゚゚゚