ジェイクのつぶやき@Shaun-ムバラク.JPG
ムハンマド・ホスニー・ムバラク

中東戦争の英雄。
サーダート前大統領が暗殺されたことを受け、
大統領に就任。30年近くにわたり、安定政権を維持していた。

――――――――――――――――――――――――――――

如何に優れた人間でも、
長きにわたり権力の座にいると、
周囲が見えなくなるらしい。
生まれては消える独裁国家の盛衰を見ると、
「最後に人は、神になりたがる」という本能に辿りつく。
後世の史家に嘲笑われぬために、
きれいな引き際が肝心だと思うのだが・・・

翻って我が国は、リーダーが短命な国だ。
歴史上、大規模なインフラ整備は
強力な中央集権によってなされてきた。
よって社会が疲弊すると強い指導者を求める気持ちも
民衆の本能なのです。

民主主義を標榜する以上、人材の育成は必須だが、
同時に動脈硬化を起こさないために、
有能な人間を吸い上げるシステム作りを求められる。
そう考えると彼国も我が国も、
民主化の代償を払っている最中だと言える。

――――――――――――――――――――――――――――

国会議事堂前の通りを占拠
砂漠地帯で大規模デモ、警官隊と衝突で4人死亡
イスラム教の金曜礼拝に合わせて再び大規模デモの計画
スエズ運河9日以降、労働者のスト継続
米CIA長官「ムバラク氏辞任の可能性が高い」
○シャフィク首相「ムバラク大統領の辞任示唆」

そんな中

○ムバラク大統領(TV演説)
「9月までは職務を続ける、退任しない」
「9月の自由選挙で権力を委譲へ」
「次期大統領選には出馬しない」
「スレイマン副大統領に権限委譲」
「外国からの指図には従わない」
「犯罪者には懲罰を」


デモ隊の高揚は一転失望と怒りに (ロイター)

ヨルダン
国王支持派が王妃の浪費や政治介入を非難するアブドラ国王あての書簡を発表
「汚職撲滅などの改革が進まなければ、
 チュニジアやエジプトで起きた民衆蜂起につながる」

◎OPEC=原油需要見通しを上方修正、価格高騰は供給不足とは無関係

――――――――――――――――――――――――――――ジェイクのつぶやき@Shaun

世界の中で、
今後最も人口爆発が予想されるイスラム国家の国々。
同時に進む食糧高騰の荒波は、
不安定な政権を次々と生み出す可能性があります。
日本も近い将来、
「お隣さん、お米が切れたのでちょっと貸してちょうだい」なんて、
昭和の会話が聞かれるようになるかもね。