兵は詭道なり
ジェイクのつぶやき@Shaun-カンフーパンダ
 胡錦濤国家主席の訪米を前に中国側は、
「新型国産ステルス機実験を政府首脳部は知らなかった」
と回答した・・・
 
 ストックホルム国際平和研究所の調査によると、
東南アジア諸国の武器購入支出は05年から09年で倍増している。
ベトナムは24億ドルでロシア製の潜水艦と対艦攻撃機を購入している。
これら諸国間での紛争の兆しさえない中での兵器購入額の増加は、
南シナ海での支配力を強める対中国防衛目的であることは明らかだ。
中国の経済援助に依存しているカンボジアでさえアメリカとの
軍事提携に踏みだしたことを考えると、
新たな冷戦構造と言えるかもしれない。

 もちろん中国も毎年15%以上のペースで軍事費を増やしている。
中国は海洋開発・宇宙開発・航空機開発に力を注いでいて、
空母の建造や自国製戦闘機開発に余念が無い。
実戦投入はまだ先だと見られているが、
なぜ域内に緊張関係を強いてでも強硬な姿勢に出るのかという
疑問は付いて回るのだが・・・

①経済発展を止めないためのマーケット開拓・維持
②国内の経済格差による政情不安と右傾化に対するパフォーマンス
③次世代政権をめぐる政権中枢での権力闘争
④現政権と軍部の主導権争い


特に中国国内の権力闘争の軋轢と政情不安は対外的な強硬論に結びつきやすい。
戦前の日本でも、
大陸・半島経営・数度の戦争・世界不況から来る経済的疲弊にあえぐ民衆の不満を
擬似的に軍部が吸い上げることによって影響力を増したという現象もある。

ビックリマークエンジン事故で戦闘機墜落の可能性、国産を不安視

「J-20(殲20)」試作機 ←エンジンはロシアの技術を導入


中国脅威論の世界的な高まりは、
日本に思わぬ追い風を吹かせている可能性もある。
よく言えばクール・ジャパン、
悪く言えば人畜無害な日本の戦略が
中国と比べると随分ましに見えるという受け止められ方だ。
特に原発などの高度な技術は、
世界的なエネルギー需要の高まりと
緊張関係をうまない日本の立ち位置を考えれば、
IAEAの事務局長が日本人のうちにもっともっと
他国に押しこんでも良い分野ではないだろうか。
クリップ戦え、インフラ整備事業!
 
しかし、
見誤ってはならないのは経済成長インフレ対策
同時に成し遂げようとする中国政府の舵取りの妙であろう。
 最近の中国関連ニュースを追いかけていると
資本主義経済を唱えながら経営感覚が全く無い日本の首脳部よりも
数段効果的で切れる手を打ってくることに驚かされる。
シンクタンクは優秀で
日本のバブル失われた20年反面教師にする」
と言ってはばからない姿勢は凄みさえ感じさせる。
 
 中国を一括りにしたステレオタイプの中国観は
既に役に立たないものなのかもしれない。

クリップ中国情勢(2010-11-21)
クリップ中国について  
クリップ中国について2 
クリップ中国の奥地「雲南」

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ジェイクのつぶやき@Shaun-中国のニセガンダム

 最近の中国関連ニュースなど・・・

【国際関係】
胡錦濤国家主席1月18日に公式訪米(外務省)

国債買い入れなどハンガリーへの支援を検討 

南アフリカにBRICs加盟を呼びかけ  
パキスタンと経済やエネルギー・金融などで協力 

今年の原油需要の55%を輸入で賄う公算(新華社)

・東芝=中国企業と軽水炉共同開発
・プルサーマル実験成功→原発燃料の再利用が可能に


【経済関連】
アジアでの「円・人民元」共栄を日本に打診(ウィキリークス)

○温家宝首相(国営テレビ)
「2011年には消費者物価抑制への取り組みを強化する方針」

周小川・中国人民銀行総裁 
「2011年の中国経済見通しは一段と複雑化」
「新たな課題と向き合うことになる」
「穏健な金融政策を実施していく」

中国人民銀行 
「金利自由化進める」
「為替の柔軟性を高める」
「元相場は合理的な水準で安定を維持する」
「人民元に対する通貨バスケットを検討する」

○ジョセフ・チェン政治学教授=香港城市大学
中国の成長モデルは持続不可能

リー・シェンロンシンガポール首相
「人民元上昇は米中双方にプラス」 

○樊・元中国人民銀
米量的緩和第2弾が中国の流動性抑制を困難に」 

人民元=自由交換化せずに国際化は中国の大いなる実験
識者はこうみる=中国預金準備率引き上げについて 

「熱銭(投機資金)を流入で違反」中国、邦銀など16行処分
・中銀=銀行の与信管理で新たな手法も 
・2011年の財政収入見通し=8%増の8.89兆元 
・中国当局=上海の人民元建てPEファンド試験プログラム承認
「経験の浅い」記者による証券や先物の報道を禁止へ(新華社) 


【国内問題】
“蟻族”に続いて“鼠族”が 
ブロガーが語る「隣国の今」
2010年の漢字は「漲」 インフレ世相を反映

◎初の反腐敗白書=7年で24万件の汚職立件

・海南島=1月から免税特区に 
・貴州省=内陸部てこ入れ→複数企業と3.75兆円の契約締結 

・高速鉄道=北京~上海は6月に完成
・ファッション市場は16兆円規模に


【その他】
・WSJJapan社説=変化するアジアのパワー・バランス

中国人と付き合う際に知っておくべき事 


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 「中国という国」とはどう付き合っていけばよいか?という難問に
長い間付き合ってきた東南アジアの要人やシンクタンクの発言は
とても参考になるのではないかと考えています。
日本より小さな国力で大国と渡り合ってきた彼ら賢人の流儀を
載せたいと思っていましたが、資料が見つからないので
またいつかまとめてアップできたらと思っています。