
民間告発サイト「ウィキリークス」(WL)が11月28日に公開した
約25万件の米外交文書は、ゴシップ好きな老若男女にもて囃され、
まるで芸能界の暴露ネタのごとく世界中を駆け巡っています。
元々圧政や企業の腐敗・倫理違反を暴き出すためのジャーナリズム
としての役割を目的とするウィキリークスですが、今回の外交
文書流出は、外交における政治家の政治家たちの実像を表に出
してしまった点で、権力の側にとってはプライドを傷つけられた
と感じるかもしれません。
少し気になるのは・・・
アメリカは、9・11以降インターネットの監視を強化したと言わ
れています。テロやアルカイダ等のワードを常にモニターしてい
るという、まるでドラマ24の世界です。もともとインターネット
に使われている衛星は軍事衛星の流用であるということもありま
すが。
その後、もうひとつ大きな出来事があります。北朝鮮のマネーロ
ンダリング事件です。マカオの銀行を通じて、不正な資金をドル
に変換していたことに対して、米ドルの価値を貶める通貨テロと
断定し、スイス銀行に北朝鮮関連口座の開示を迫り、資金の流れ
をモニタリングして、北の将軍を窮地に陥れました。
記憶に新しい、リーマンショック時にも、ネットのモニタリング
と関連各所の銀行口座の監視を続けた結果、アメリカ政府は
「リーマンを破綻させる」
という決断に至ったようです。
今回明らかになったように、情報インフラの安全性の保持が、
技術的側面から法整備にシフトしてしまうと、急激に情報統制
社会が出現するということが一番の恐怖ですね。
The Imperial March/John Williams
外交なんて、
意外と人間臭いモノなんだと思うと同時に、
権力を持つ為政者達の暴走で、
如何に多くの人命や、
人々の持つ様々な権利が脅かされるのか、
思い知らされます。
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Wikileaks
「我々の主目的は、アジア、旧ソビエト連邦、アフリカのサハ
ラ砂漠以南、そして、中東の圧制を強いている政権を白日のも
とに晒すことであり、また、世界の全ての地域で、政府や企業
によって行われている非倫理的な行為を暴露したいと考えてい
る人たちを支援していきたい」と主張している。
過去の事件には、
イラク戦争の民間人殺傷動画公開事件
アフガン紛争関連資料公開事件
イラク戦争の米軍機密文書公開事件
アメリカ外交公電Wikileaks流出事件
などがある。
為政者との争い・・・
中国・タイでの検閲
将来オーストラリアの検閲が始まる可能性
ドイツ語版"Wikileaks"のドメイン保持者の住居を立入り捜査
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Julian Paul Assange

ジュリアン・ポール・アサンジ(1971年~)
オーストラリアのハッカー、インターネット活動家、ジャーナ
リスト。国際的な内部告発サイト、WikiLeaksの創設者の1人と
して最も知られている。
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暴露の米外交公電関連
米国=オバマ政権痛手「首脳酷評やスパイ続々…」
中国=「北朝鮮は駄々っ子」
中国=米に「適切な処理望む」
中国=日本の常任理事国入り反対
米中=北朝鮮の挑発にいらだつ米中
米国=米国務省が情報共有ネット離脱
米国=武器輸出3原則見直し求める
WL=米外交文書暴露 国連幹部にスパイ活動
ICPO「国際刑事警察機構(本部・仏リヨン)」
=ウィキリークス創設者を国際手配、性的暴行容疑
米・NYタイムス
=WLに断られ、他紙から情報
Reuters:Wikileaks特集
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※本文の内容は、個人的な主観により誤った箇所もあるかと
思いますので、ご用心をお願いします(・ω・`*)ネー