意識が現実を作り、潜在意識(無意識)が意識全体の90〜95%を占めることはよく知られていることですが、普通では捉えられない潜在意識をどう扱っていくのかはとても重要だと思います。そのため、”心のブロック解除”や”潜在意識の書きかえ”などで、自分の望む方向へ一致していく手法が、数多くの書籍や講座などで紹介されています
しかし、仕事に追われ、また社会常識や一般常識などの概念、承認欲求など様々な思いが無意識に働いて、潜在意識と顕在意識が乖離している場合も結構あるのではないかと思います。
並木さんは、「こひしたふわよ」を行動の指針にして、人生を創造していくことを提唱されています
こ:心地よい ひ:惹かれる
し:しっくりくる た:楽しい
ふ:腑に落ちる わ:ワクワクする
よ:喜びを感じる
この、「こひしたふわよ」も、ゆっくり自分の内面と向き合って考える時間的余裕がないと、こういった感覚も麻痺してしまい、何が心地よいのか、ワクワクするのかも感じられなくなってしまうような状態になっている場合もあるのではないでしょうか?(今思えば、かつての私も37年間の県職員生活のうち、何年間かはそういう意味では完全に氣絶状態でした。)
最近、少し前に購入してそのまま保管したままになっていた本を、あらためて少しずつ読み進める中で、おそらくこれなら「本当の自分の望み」を把握しやすいのではと思われる方法が掲載されていたので、簡単に紹介したいと思います。
(本来は、著者が1対1のセッションで様々なノウハウを駆使して行っているものを、1人用のワークとして作り直されたものだそうです。)
「科学的 潜在意識の書きかえ方」(小森圭太著)
「本当の望み」を把握していくために
これまでに実際に経験した嫌なことから
「本当の自分はどんな自分でありたいと感じているのか」という《あり方》がわかる。
今までに感動した体験から
「自分にとってこれが本当に大切、これだけは譲りたくない」という《価値観の指標》がわかる。
今までに夢中になったことから
「本当の自分はどんなことに楽しさや喜びを感じているのか」という《充実の指標》がわかる。
そして、ここで出てきた3つの指標を元に、選択や決断をしていくということが大事だということです。
確かに、このワークにおける経験等は、それぞれの指標の裏返しでもあり、扉になっていることに改めて納得でした。
このワークを行ったところ、私の中から浮き彫りになってきたのは、次のようなものでした。
《どんな自分でありたいか》
・常に自由で、何事も自分で選択し羽ばたいていける自分でありたい。
・思い込みで人をジャッジしたり決めつけたりせず、誰とでも仲間として温かく接したい。
・自分を大切にし、また大切にされ、正々堂々と人とコミュニケーションをとって生きていきたい。
《自分が本当に必要としているもの、譲れないもの》
・無条件の愛、慈愛、深い愛を体現し(これは今世の魂の究極の目標)、また包まれること
・美しい景色、自然(海、山、星空等々)
・美しい音楽
《自分が本当に求めている充実感》
・宇宙の真実、真理を知り、学び続けること
・美しい景色に触れて共振共鳴する
・音での表現 でした。
これらは、もし人生に全く何の心配もなかったとしたら、自分はどうしたいのか、何をしたいのか、ということに深く繋がっていくような氣がします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。