昨日、久しぶりに大好きな ≪守口漬け≫を食べました
奈良漬けのような味です というか、同じ粕漬けなので同じです
奈良漬けは瓜を使いますが、守口漬けは大根です
今日は、この美味しい ≪守口大根≫のお話しをしようと思います
切る前はこちら
びよよ~ん っと 長~いんです
これでもカットしてあります この≪守口大根≫は 直径2cm約1m80cm にものびる細くて長~い大根なんです 世界一長い大根です
こんな風に植わってます
おおお・・・。自分でもびっくり
昔、大阪の守口市で栽培されていた事から≪守口大根≫と呼ばれるようになったようです。
ですが、都市化に伴い農地が減りだんだんほとんど栽培されなくなったそうです。
この長~い大根を作るのにはやっぱり土壌が柔らかく、水はけも良くないといけなく
土を掘り起こしたり手間がかかる為
大阪以外で今では適した土壌の愛知県と岐阜県で栽培されてます
主に愛知県の扶桑町で。 H19年には「なにわの伝統野菜」に認証されたそうです。
この大根は固めで辛みが強く、主に漬物に。
というか、漬物でしか売ってません
この大根は漬物業者との契約栽培のみで生産量や収穫日まで すべて管理されている野菜です。なので漬物以外でこの大根が市場に出回る事はないんです。
収穫された守口大根は塩漬けされて、漬物業者に出荷されその後、塩抜きしたり酒粕に漬けたり何度も漬けて約2年かけて作られるそう
じっくり漬けられた守口漬けはシャキシャキした食感で酒粕がぎゅーん としみ込んで
ちょー 美味 です
漬物にする為だけに作られている大根っていうのもすごいな~
農家さんはいろいろ料理して食べれるみたいでうらやましいです
一度、生の守口大根を食べてみたい!
自分の地元や近郊の野菜でも調べてみるといっぱい新発見があって楽しいですね
LOVE 守口漬け