3月11日(月)、みなさん こんにちは。
本日は東日本大震災から13年にあたります。
亡くなられた方々には衷心より
ご冥福をお祈り申し上げます。
とともに、大変な震災を乗り越えて
頑張ってこられた方々のご苦労に対し、
心からなる声援を送りたい。
さて、わがはいは今日から夜勤入りです。
なんとか一週間、持ちこたえなければなりません。
大変であります。
しかも木曜日には、確定申告に行かなければならない。
そのための、医療費の領収証を用意しなければなりません。
無造作に引き出しに突っ込んである領収証を整理し、
税務署に行く準備をしなければなりません。
非常に気が重いです。
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今日は老後の生きがいとうことで話をします。
歳をとって仕事を引退した後、みなさんは何かすることが
おありでしょうか。
そこで面白い話をご紹介いたします。
これは元朝日新聞 論説委員の能戸清司さんの
『知的「生きがい」の発見』(産業能率大学出版部)
という昭和54年発行の本に出ている話です。
撮影:iphone11pro
海音寺潮五郎さん という作家がいました。
あるとき、海音寺さんの ご友人(医師)が、
こう訴えてきました。
「こんど仕事を息子に譲って暇になったが、
何もやることがなくて困っている」
海音寺さんは、その医師のご友人に、それならと、
読書を勧めたところ、こういう返事があったそうです。
「読書などというものは、君のようの若いうちから
続けてやっていれば楽しみだろうが、年をとってから
急にやり出しても やれるものではない」
海音寺潮五郎さんは改めて、ご自分が若い頃から読書習慣を持っていたことを良かったと思った、とのことです。
ボーボワール女史は自身の著書で次に二つの言葉をあげて、
生きがいは若い時から用意するものだと主張する。
●スタンダール
「30歳までに識った快楽だけが、われわれをいつまでも
喜ばすことができる」
●チャーチル
「人生の終わりになって関心事をつくり出すことは
むずかしい」
以上『知的「生きがい」の発見』より。
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この話からもわかるように、老後の楽しみは、
年をとってから見つけるのは、もちろん人にもよりますが、
簡単なことではないということです。