N,Y〜6,7 | 【風に吹かれて】

N,Y〜6,7

N,Y 6,7

6日

朝は鈴木さんと合流し
インド料理を食べ($8)

そのままルーズベルト島にあるホスピタル
COLER GOLD WATERへ
この施設は拳銃などの被害で手足を失った
方々が入れる施設。その施設の中にそういった方々へ
車椅子を寄付する団体が入っており
その方々とお会いしてきた。

施設の中を見学させてもらった。

オレみたいに車椅子を手でこぐ人はあまりみあたらず
殆どの人が口で操作したり、片手の指で電動車椅子を
操作していた。

驚いたのは口のちょっとした息でパソコンを操る人
目のセンサーで車椅子を操作する人
本当に驚く事ばかりだった。

しかし車椅子が足りなくて順番待ちをしているそうだ
寄付者は様々であのマイケルジョーダンも寄付してくれたらしい

最後は代表の方とお話をして、
一曲歌わせてもらった。

ルーズベルト島は大きな中州みたいな感じで
風も気持ちよく心から癒された。

こういう言い方はあまり好きではないけど、
自分の体の自由さを思い知った。もっともっと動けるだろ。

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そのまま夜はN,Yを離れ、レディングという町へ


レディングはペンシルベニア州で
名前はイングランドのレディングからとったそうだ

正直アメリカにきてスモールタウンは初めてだったから
すこし怖かった。

夜は一人で外歩けないな、これは。

暑いシャワーを浴びてベッドに潜り込んだ
ずっと心地よい疲れが続いている

身体は寝ているけど頭が起きている状態で、
薄暗い部屋からずっとタイプを叩く音が聞こえていた

タイプを叩く幽霊でも宿泊しているのかね。
朝を起きたら音は消えていた。

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7日

昼 レディングでランチ
なんか夜と違って昼間は観光客が多く
町もスタイリッシュで気持ちがいい
カッコイイお店も沢山あった。

ここら辺からアメリカに対するイメージが
変わってきた

そして次の町クリーブランドへ向かう
その途中、下道を走った。
とうもろこし畑の広大な大地と
どこまでも続くまっすぐな道

農家が直営でやっている道ばたの店に寄って
とうもろこしを買って、畑道でかぶりついた
『う、うますぎる、なんだこれは』
今までのどこで食べたとうもろこしよりも美味しかった。


食べていたら日本のダンプの二まわりはある
トラックの人に声をかけられて、『なにか トラブルかい?』
だって。

この気軽さが本当に気持ちがいい。

カーラジオのカントリーを聴きながら
順調に車は西へ

夜は少し寄り道をしてピッツバーグへ
有名なお店のサンドウィッチをたべたけど
味はsoso(笑)

そしてようやくクリーブランド(オハイオ州)へ入った。

今日で思った事

今までアメリカはニューヨークしか見ていなかった
もちろんニューヨークはその都市の良さがある

だけどスモールタウンは派手な都会さはないけれど
慎ましさがあり、やさしがあり、奥行きがある

ご飯の味も心配していたけど下手な日本食よりもずっと美味しい
それに運転も荒くない、人に余裕があるんだ

危なく一度逆走したけど、誰もクラクション鳴らさない
(びっくりしていたのかな 笑)

古き良きアメリカはスモールタウンの中にある。


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