シエナ | 【風に吹かれて】

シエナ

フィレンツェの朝はドゥオーモ見ながらホテルで朝食とりました。

$森圭一郎の【風に吹かれて】

フィレンツェに滞在中、偶然ふらりと寄ったモザイク画のお店で
女性店主に出会いました。

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彼女は日本人でもう18年もフィレンツェに住んでいるようです。
モザイク画のアレコレを教えてもらったところ

普通の絵画では劣化が早いため、劣化しない絵をつくれ!!!
と命じられ考えたのがこの石でつくられた絵、モザイク画だったんですね。

まぁただ石だから絵にするのは難しいようで
かなりの時間と労力がいるようですね。

んで、この女性に良い町はないか?と聞いたところ、ぜひ!シエナに!!

という事で急遽予定変更でシエナに向かう事にしました。

バスに乗り1時間半の旅 トスカーナのワイン畑など眺めバスで揺られて
いい気持ち!!と思ったのも束の間。

道は悪くボコボコだし、前の席の女は独り言呟いて
信じられないくらい足は臭いし、
かなり最悪でした。

しか~し!!シエナに着いた途端、『こ、これは素晴らしい』

なんと素敵な町なんだ!という印象でした。

ローマのように強い主張はなく、
ただただしっとりとした奥ゆかしさのある町でした。

カンポ広場

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道に迷って出くわしたシエナのドゥオーモ

ここがイタリアの中で一番美しい場所でした。
本当にため息がでる程でしたよ。

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そんなシエナ
行きのバスに懲りたので電車で帰る事に

いや~田舎の駅なので本当に大変だった。
まず車いすをどうアテンドしていいのか駅員にもわからない。
しかも電車は30分遅れ

もうどうにでもなれという感じ

しか~し!!ここでも出会いが

シエナの町でも出会っていた23歳の日本人男性 壮くん

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彼が手伝ってくれてなんとか無事フィレンツェに帰れました。

よく聞いたら出身が倉敷で、イギリスに留学し、イタリア~ギリシア~トルコを旅しているそうです。

帰国したら、大学の風力エネルギーの研究に没頭するのだとか

いや~聡明で若さあり、そして優しさのある青年でした。

本当に良き出会いのシエナでした