有名な「星の王子さま」のお話の中で出てくる言葉です。
私が初めて星の王子さまに出会ったのは、大学2年生の時。
病床にいた私に、姉からのプレゼントでした。
他にもその時はやっていた斎藤孝さんの「理想の国語教科書」とかももらいましたが、それは途中で断念(笑)
星の王子さまは、読んでみたいなぁと思っていたから、するすると読み進んでいったんだけれど、
何だか、結構難しい(笑)訳の問題なのか~?とも思ったけれど、とりあえず理解できる範囲で読み進んで行って。
「ほんとうに大事なことは、目にはみえない」というのはわりと最初にそのお話が出てきて、
王子が主人公のパイロットに羊を描いて、とお願いするのだけど、
描いても描いても「それはぼくがほしいひつじじゃない」と言われ、
やっきになったパイロットが箱を描いて、「この中にひつじはいるよ」、というと、
王子が「ぼくがほしかったのはこのひつじだよ」といって喜ぶ、という・・・。
その箱には3つの穴が開いていて、そこには羊(王子)に対するパイロットの優しさが込められているのだって。
その優しさを王子が受け取った、ということ。
パイロット自身が子どものころ、パッと見はただの帽子のような絵だけれど、実は大蛇がゾウを丸飲みにした、という子どもの遊び心が一緒に描かれていた絵のことが一緒に出てきて、当時、その絵を見た周りの大人には理解されず、悲しい思いをした、という過去があった。
パイロットはその時そのことも一緒に思い出したりもして・・・。
王子がパイロットの絵を受け入れてくれたことで、そんな過去も受け止めてくれたような気分になったのかも、という・・・。
星の王子さまのお話はほかにもいっぱいう~んと考えさせられることがたくさんちりばめられていて、読めば読むほど味が出るなぁと思います。
子どもの頃というのは、見えない世界がこわくもあり、魅力的でもあり、それは自分の想像力を思いっきり花開かせられたからなのだと思う。
年齢を重ねるにつれ、その想像力はどこかに忘れ去られてしまいがちになるな~と思う。
目の前の現実に対して、ひたすらに向き合って生きていくことが優先されて、一歩立ち止まって頭の中で楽しい世界に浸る(ちょっと違う?)時間が少なくなっていくというか。。。
子どもの時って、とにかく自分の楽しいことに一生懸命だった。
楽しいことしか考えてなかったんじゃなかったというくらい・・・。
本当は、子どもも大人も関係なく、私たちの中にはそういう想像力(たとえば子どもがうきうきわくわくすることを考えたりする)がずっと使われないまま使われる時を待っているんじゃないかなぁと思う。
私たちの中には、そういう「使われる時を待っている」能力たちが、た~くさん順番待ち(笑)をしているんだと思うのですよ。
うずうずしていると思う。
私なんかもそうで、それに気づいたら「あ~私のしたかったことはこれです、これです!!」
てな感じで、自分の心が、体が、魂が喜ぶ、楽しくって踊りたくなるようなことばっかり、するようになりました。
いろんなことを判断する基準を、なるべく、この「自分の心と体と魂が喜ぶか」ということにするようにしていったのです~
もちろん全部は難しいけど、少しずつ、そうしていった。
そしたら、自分のしていることが「自分の心と体と魂が喜ぶこと」ばかりになってきています。
だから、毎日がルンルン
あ、何度も言いますけど、
ルンルンじゃなくてドーンって日ももちろんありますよ。
でも、そのドーンって時間はなるべく短くする。努力をする。
そうするとルンルンな時間が増える
と信じて毎日過ごしています
数日前、大好きな埼玉のお友達と「魔女会」(笑)をし、
今日は大好きな幼馴染とお茶をして、
「目にはみえない」大事な、大事なことをお互いに交換し合って、
お互いにエネルギー満タンになって、「心と体と魂」がしっかり喜んだと思います
相変わらず微熱生活は続いていますが、そのおかげで、こころなしか体がすっきりしています。
身体って正直