先日放送された松任谷由美のユーミンコードで包丁研ぎの事を話してました


なんでもユーミンは最近包丁の切れ味に開眼して、初めてプロの研ぎ屋さんに研ぎに出したら凄い切れ味でビックリしたと

ウチのお客さんからしたら今更感ですが😅

良く切れる包丁だと時短にもなるけど、なにより料理が楽しい


何にでも拘りのあるユーミンの事ですから高級包丁使ってたんじゃないかと思いますが

今までは簡易シャープナーでコシコシやってたそうで


どんな高級包丁よりも、安い包丁でも研いだばかりの方が良く切れます

包丁の本来の切れ味を知らない方はまだまだ沢山いらっしゃいます


話しは違いますが、今回の能登半島地震で家や家財道具を失った方が沢山いらっしゃいます

復興も今始まったばかりです

被災者の方がこれから仮設住宅などで新しい生活をおくるにあたって包丁も必ず必要になってくると思い、然るべき所に包丁100本以上を送らせていただきました

被災者の方には大変好評だったそうです





被災者が喜ぶ顔を浮かべて一本一本丁寧に手研ぎで研ぎました

抜群の切れ味になったつもりです

でも送った後で思ったのですが、避難生活が長引いたとして包丁が切れなくなったらどうするのか?

研ぎ直す事もままにならない状況でしょうし

それなら切れ味にこだわるより同じ調子が長く続く研ぎ方にした方が良かったのかもしれませんね

ただいま第二弾を送る準備してますが、今回は長く切れる研ぎ方にします


刃付けもその人の使い方や好み、材質などでいろいろと考えながら研いでます


(被災者支援の包丁まだ100本以上あります、提供先は決まっていません

受け入れて下さる団体または個人の方あればご連絡下さい

また業務用包丁もご用意出来ます) 


今は見えない未来に、たったひとつの道しるべ