日本初の女性首相が誕生日したこの日。


#0の名物とも言えるジョンボート2艇積みの車が高速道路をひた走る。

目的地は聖地七色。

我々がこの時期、聖地に向かう理由はただ一つ。

フライハイトによる、フライハイトの為の、フライハイト祭り、FREIHEITFIGHTERsが開催されるからである。

ルールはシンプル。

FREIHEIT製プラグでデカバスを釣った人の勝ち。



ディフェンディングチャンピオンから連敗中の方、初参加の方など、参加者は総勢12名。

それぞれの思いを胸に船を出す。

初日、私(コジャ)の相棒はシャック会長。


最近釣果の上がらないシャック会長は並々ならぬ思いでの参加。

天気予報通り曇天でローライトが続く現場に期待値は上がる。

早速最下流付近でシャック会長にバイト。

一瞬竿先に重みが乗った様に見えたがフックアップには至らず。

続く湾処の奥で今度は私(コジャ)にバイトが。

しかしこれもフックアップには至らず、同級生コンビ2人して肩をがっくし落とす。

ローライトが続き、バイトも続きそうな予感。

が、聖地七色。そんなに甘くはない。

先日手に入れた船舶免許を駆使し、あちらこちらにポイントを変え、あの手この手、手を変え品を変え誘ってみるも反応が返ってこない。

なおさら先ほどのバイトが悔やまれる。

(エンジンにテンションが上がり釣れてないのに釣ったかの様な表情を見せるコジャ)

結局状況は変わらぬままその後ノーバイトで初日が終わる。



夜になるとファイターズ恒例のバーベキュー。

こっちが大会の本番かと思うほど楽しみな恒例である。


昔話に花を咲かせ、未来の話に心躍らせる。
たくさん食べてたくさん飲み、心と身体の英気を蓄える。

当然のように話は今日の釣果に。

3人ほどバスをキャッチしたもののサイズが伸びず、まだまだチャンスがありそうだと皆の気合が入るのを感じる。

と、ここでファイターズグループLINEが鳴る。
確認すると初参戦、ミナカタ大学からの刺客、norinoriさんから1枚の写真。

(FREIHEIT/SOLOIST)

…な、なんじゃこりゃー!!


リアフック一本でのキャッチ。


54センチ。
傷ひとつない、グッドプロポーションのバス。

まるで超合金で出来ているかのようにピカピカで美しい。


初参戦でサクッと大会レコードを更新、脱帽です。

norinoriさんが、羨望の眼差しと称賛の嵐に包まれたのは言うまでもなく、もう一段階、宴が盛り上がりを見せた。

やはり聖地七色には夢がある。そう思わせるには十分すぎるほどのインパクトだ。

各々がギラついた夜が明け、まだ見ぬモンスターに出会うべく桟橋を蹴る。

2日目の相棒は大会レコード保持者のnorinoriさん。
以前から交流はあるものの同船するのは初めてで少し緊張気味の私(コジャ)。


この日の聖地は冷たい雨に見舞われ、好転するかに思われた状況はより一層厳しくなった。

しかし、実力者に自分の疑問を投げたり、ジョンボートオンリースタイルの私には無い誘い方や、考え方を教えて貰えたり、歴史や釣り以外の話を聞かせて貰えたりと、プライスレスな時間だった。

結局2日目もノーフィッシュ。
操船技術の問題なのか、norinoriさんにも当たりはなく、凍えそうな身体を引き摺りながら帰着。

それでも頼もしい仲間たちは釣果を上げて帰ってきた。






この厳しい状況でしっかりバスを出すFREIHEITプラグと仲間たちは誇らしく、釣り上げることの出来なかった自分が情けなかった。

しかしどのバスも、54センチには至らず、第3回FREIHEITFIGHTERs優勝者はnorinoriさんに決定。

(優勝したnorinoriさんにはファイターズトロフィーとフライハイト上田さんより協賛品が贈呈されました)


何よりも、いい仲間に囲まれ釣りが出来る環境、自分や家族を含め、周りの方々に感謝をしつつも、4回大会でリベンジを誓うコジャであった。

2025/10.21〜10.22

Remnant mission
フライハイトルアーで

桜バス      ☑️

スノーバス 

スモールマウスバス

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