右翼について疑問点(5)~論叫警鐘の会さんとのやりとり~ | とんがりぼうしのブログ

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最近、日本はこのままじゃヤバイと思ってます。

これまでの経緯についてはこちらをご覧ください。


右翼について疑問点(1)~論叫警鐘の会さんとのやりとり~

右翼について疑問点(2)~論叫警鐘の会さんとのやりとり~

右翼について疑問点(3)~論叫警鐘の会さんとのやりとり~

右翼について疑問点(4)~論叫警鐘の会さんとのやりとり~


(4)の記事に関し論叫警鐘の会さんからコメントをいただきましたので、コピペにて掲載します。


--------論叫警鐘の会さんより--------------------------


まず・・

右翼団体の組織系譜などはこちらを見てください。こっちの方がまだ分かりやすい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E5%9B%A3%E4%BD%93

まず最初にとんがりぼうしさんの文にこちらの見解を被せます。

>「もっと話を聴いて欲しい」というのは心からの叫びなんだと思います。

・・・もっと話を聞いてほしいというよりも、政治に興味を持たせる為のアピールです。

私の話を聞けでは無い。聞く人は1~2時間聞いているのでこちらの演説内容を理解しているはずです。

>右翼=ヤクザというレッテルを貼られることに相当憤っておられるようですね(笑)

・・・(笑)←これはなんですか?

レッテルを貼られる事に憤っているのではなく、右翼というものをひとまとめにされるのは仕方の無い事ですが、ヤクザと直接的に関係のない団体が多数です。信じるかどうかはお任せしますが。

ちなみにとんがりぼうし様がひとまとめにした「右翼」という分類の語源はご存知でしょう?

念のためリンク貼っておきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B3%E7%BF%BC

>例えば、日教組、中核派、韓国民団といった組織について、僕は一人一人の構成員は知らなくても、あそこはこんな集団だと理解しています(理解したつもりでいます)。

右翼はひとまとめにして、左翼(中核派)は分類するんですね?

>「ざっくりと理解する」という事は社会生活を送る上で大事なことで、すべて詳細に理解しなければ評価できないとなると時間がかかってしょうがありません。

・・・一般国民が「ざっくりと理解する」のは当たり前です。

今はそこから踏み込んで説明しているつもりですが。

解りにくい説明でしたかね?これまでのやり取りは。


>論叫警鐘の会さんも、前回の返信で一般国民にレッテルを貼っています。(例:一般国民の改める所も多い)

十人十色とも言ってますけどね。

・・・一般国民にレッテルを貼っている?

「十人十色」という言葉が??

右翼の存在を老若男女の全ての人が怖くて迷惑と思ってらっしゃる?

一般国民の改める所も多いというのは、メディアの情報を鵜呑みにするほど、世の中の事、政治に無関心になってしまっている状態を言ってるのですが。

選挙の投票率60%ほどあったとしても、団体票を除き、自分の意思で候補者を吟味しながら投票する人は何%いるのか?そう考えたら有権者の半分以下になるほど政治に関心が無いと思われる(私の想像です)

>コワモテのカラーを捨てるのは都合が悪いということに他ならないのではないかと思います。

・・・一部団体はそういう所あります。それは否定しません。「右翼は怖い存在でいいんだ」という人もおりますので。都合が悪いかは知りませんが。

>ただ街宣車がいると、一気に怖い右翼のイメージになってしまう。

・・・街宣車がイメージダウンの原因であると思う気持ちは分かりますが、どういう街宣車ならいいですか?

議員が乗って手を振ってそうな選挙カーですか?

出来れば理想の車を具体的に教えてください。

>一般道を走行中に大音量で流す軍歌に何の意味があるのか僕にはよく分かりません。

・・・私にもよく分かりません。でも私はカーオーディオでは軍歌たまに聴いてます。


↑とりあえず気になったのは上記の部分です。

ちなみにこの疑問点はいつまで続くんですか?

納得いかないとんがりぼうし様を納得させようとは思ってませんけども、あまりに長くなっても平行線ですよ。

私は思想を持つ一般人です。右翼ではないので。。。

--------論叫警鐘の会さんより 終わり-------------------



若干誤解がありますが、これに僕がコメントしてしまうとおっしゃるとおりキリがないので、この件はいったん後回しとさせてください。後でまた触れる機会もあるかもしれません。



「反共」と「反米」というイデオロギーについて書きたいと思います。

他の記事も含めて、僕は物事を断定的に書く傾向がありますが、それはすべて”僕はこう思います”ということなので、それを承知しておいてください。



結論から言うと「反共」というイデオロギーはもう古いと思います。

なぜなら共産主義は世界的に見て敗北が明らかだからです。

同じように感じている人は多いと思います。


かつてソ連は世界を共産主義で真っ赤にしてやろうという野望を持っていました。

しかし今は中国もそのような意図はありません。

もちろん中国は日本にとって脅威です。

しかしそれは中国が共産主義だからではなく、中国が領土的野心を持っているからです。

中国には大中華思想(自分たちが世界の中心である)が古来よりあります。

将来、中国で共産党一党支配が崩れたとしても中国の脅威はおそらく変わりません。


「反共」をスローガンに掲げているある右翼団体の映像をYoutubeで見ました。

彼らは、

「打倒中国共産党」

「尖閣の侵略を許すな」

「中国と国交断絶せよ」

と叫びながらデモ行進をしていました。

もちろん何を主張するも自由です。

しかしこれでは一般国民の理解は得られないと思います。


「尖閣の侵略を許すな」は分かります。

「打倒中国共産党」というのは、日本人が中国に出かけていって打倒せよということですか?

中国と国交断絶して年間20兆円以上に達している日中貿易やレアアースの輸入はどうするのか。

(論叫警鐘の会さんへ質問しているわけではありません。)

これらスローガンだけ聞くとひじょうに現実離れしているように聞こえます。


国民の支持を得ようとするなら、

「中国の軍備増強に日本も備えよ!」とか「島嶼防衛をきちんとやれ!」というような

現実的なスローガンに改めるべきと思います。



次に「反米」について語る前に、まず僕の歴史認識を述べておきます。

日本が自衛のために戦った先の戦争で、米国は広島と長崎に原爆を落とし多数の非戦闘員を殺傷しました。

東京大空襲も然り。

東京裁判によって日本人を一方的に裁き、憲法を押し付けました。

GHQは左翼の学者を多数大学に復帰させ、その教え子たちが今も大学に多数いて左翼思想を病原菌のようにばらまいています。

それに日本の癌である日教組をつくったのもGHQです。


このように米国は日本に対し数々の罪を犯してきましたが一度として謝罪をしていません。

僕は個人的には米国は日本にきちんと謝るべきと思っています。


そう思っていますが、僕は反米思想にはなりません。

ロックを聴き、ポパイを読んで育った世代だからかもしれません。

敵の術中にはまったと言われればそうかもしれない。

上記事実を知ったうえでもなお反米思想にはいかない。

ただ、日本は盲目的に対米追随するのではなく、自国の国益の観点からノーというべきところはノーといい、アメリカと対等にわたりあうべきと考えます。(ちなみにTPPへの参加は大反対です。)


反米思想には当然の事ながら自主憲法制定と自主防衛があると思います。

米軍基地には出て行ってもらい、憲法を改正し自分の国は自分で守る体制を作る。

異論ありません。大賛成です。

いつまでも他国に守ってもらっているから、国民は国防に対する意識も希薄だし、米国にはなめられる。

しかし一朝一夕にはいかない。

日米安保を破棄したら中国はまずは沖縄を取りにくると思います。


それはそれとして、「反米」イデオロギーの人に僕は問いたい。

今、日本にとっての脅威はなんだと思いますか?

それは米国なのでしょうか?



今、日本を壊そうとしている勢力があります。

反日勢力は、女性宮家創設などと言って皇室を壊し、韓国・朝鮮・中国などの民族と共存して生きる合衆国みたいな形態の国にしようとしています。

彼らが信奉する考え方。

それは「多文化共生主義」です。

外国人参政権、人権侵害救済法、外国人住民基本台帳法などなど

彼らの狙いは日本という国のかたち、ありようを壊し、多文化共生社会の日本にすることにあります。


それを実現させようと目論む、民主党、民団や総連といった韓国・朝鮮勢力、創価学会の公明党、そして左翼勢力。

ドイツ、オランダ、カナダなど多文化共生の方向に行った国はことごとく悲惨な結果に終わっていることなど彼らは意に介しません。

反日勢力はマスコミの中枢や大学教授、言論界など様々なところに潜り込み、日本を誤った方向に持っていこうとしています。


真の敵は日本の中の反日勢力と支那、韓国・朝鮮です。

このような連中から日本を守るために、日本人は覚醒しなければならない。

国民の政治への無関心さが今の民主党政権を生んだ。

テレビや新聞の情報だけを信じて、一度民主党にやらせてみようという風潮に乗った多くの日本人。

真に糾弾すべきは、先にあげた反日勢力とマスメディアではないか。

僕はそう思っています。



少し長くなりました。

続きはまた次回にします。



*論叫警鐘の会さんとは、互いに相手の考えをぶっつぶす「論争」ではなく「対談」をしていると僕は考えていますが、噛み合わない部分が出てきているようにも感じています。

もしウンザリしているならいつでもやめていただいて構いません。その際はメッセージ等で連絡ください。