右翼について疑問点(1)~論叫警鐘の会さんとのやりとり~ | とんがりぼうしのブログ

とんがりぼうしのブログ

時事ネタなどから思ったことを気まぐれに書くブログです。
最近、日本はこのままじゃヤバイと思ってます。

少し前、ツイッターで、

「街宣右翼の存在目的は”日の丸のイメージダウン”です」

とツイートしたところ、


ある方から

「ずいぶん公安の洗脳に踊らされていますね。気持ちは分かるがそうじゃない」

という趣旨の返信をいただきました。


その方は「論叫警鐘の会」さんと言う方で(本人の承諾を得て公開しています)、個人の立場でいろいろと活動をされている方です。以前「右翼団体」に所属していたことがあり、同じタイトルのブログも書いてます。

で、今回、論叫警鐘の会さん承諾の下、そのやりとりをブログに公開した上で、さらに僕が感じる疑問点をぶつけてみたいと思っています。


こういう機会はめったにないことで、その機会を与えていただいた論叫警鐘の会さんに感謝します。


まず最大の疑問をストレートにぶつけてみました。

それは、

「街宣右翼は日本を愛してるなら、なぜ韓国に対し竹島や慰安婦問題について文句を言わないのか」

という疑問です。


これに対しいただいた論叫警鐘の会さんから頂いた返事がこちらです。

適当な場所で改行を入れていますが、原文ママです。



**********************論叫警鐘の会さんより**************************


まず最初にはっきりさせておかないといけないのは右翼団体の定義です。

簡単に右翼と言っても思想はバラバラ。

思想無き団体もあります。

思想が無いからといってエセ右翼とは別物です。


とんがりぼうし様が仰る「街宣右翼」という名称は公安が勝手につけた名称だと思っております。

その他に「任侠右翼」も公安が勝手につけた名称だと思います。

保守系市民団体が黒い街宣車を見る度に「朝鮮右翼」とか勝手に名付けて呼んでますがそれも大間違いです。


一般的に右翼団体は「右翼民族派」という認識でおりますが、果たして「民族派」という呼称以外に「○○派」があるのか?といったらありません。

かといって「右翼=民族派」なのか?といわれたらそれも違う。

--------------------------------------------------------------------------------


それでは納得いかないと思うので私の認識を記します。
・行動右翼
・新右翼
・その他右翼
・エセ右翼・・・右翼の街宣車の後を追っかけて街宣ルートにある企業を恐喝する連中の事をエセ右翼と私は認識しております。


行動右翼とは・・・反共を掲げて啓蒙、抗議街宣をしている団体だと思ってください。

新右翼とは・・・反米愛国を掲げて啓蒙、抗議街宣を行う団体だと思ってください。

その他右翼は・・・特定の行事でしか見かけない右翼団体や、行動(活動)をしなくなった右翼団体(理由は様々)だと思ってください。

--------------------------------------------------------------------------------


行動右翼、新右翼は今の日本国に危機感を持っていると思います。

違うのは街宣活動の内容や方法や形態や言葉使いが違うだけです。


もちろん「とんがりぼうし様」の言う在日韓国朝鮮人も帰化人もいるでしょう。

普通の隊員で所属していたり、団体のトップに君臨していたり、色々です。


右翼活動だけで飯を食っている人はほとんどいません。

いたとしたら団体所属の隊員から徴収した会費の使い込みか、企業に脅しをかけてカネを引っ張っているかのどちらかです。

私の知っている人たちは、会社員であったり、自営業であったり、フリーターであったり、家が金持ちであったりする。

さらに私が今まで見てきた右翼団体の皆さんは99%日本人です。

在日韓国朝鮮人だけの右翼団体もあると思いますがかなり少数です。

大阪で知ってるのは1団体ありますが最近は活動している所を見かけません。

以前は在日の団体さんは他の行動右翼との共闘も行っておりました。

ネットでは右翼=暴力団=在日、同和と言われておりますが、全てがそうではありません。


元暴力団員が堅気になって右翼団体を立ち上げる人もおります。

暴力団との深いつながりを持つ団体もあります。

いくつかの団体さんは、暴力団とのつながりを認めておりますが、隊員=全員ヤクザではない事を知っていただきたい。

一部の団体はカネ欲しさでやっているかもしれませんが、全ての団体がカネの為ではない事を忘れてはいけない。

中には右翼団体でありながら政治の事は良く分からない団体まである。

おそらく勉強嫌いなのでしょう・・・そういう所がカネ稼ぎのために無駄に隊員を募集し、会費を徴収し右翼団体の一員とさせる。

右翼に憧れるだけの若造は会費を払って右翼を名乗って粋がっている。

ある意味需要と供給です。私はそういう団体を行動右翼とは認めませんが。


そこでようやく本題になりますが、何故、韓国に対して抗議をしないのか?

何故、従軍慰安婦の問題に抗議をしないのか?という話ですが、

結論から言えば「韓国に対して抗議街宣は行っている」というのが答えです。


Q、どこで行っているのか?
「韓国大使館や韓国領事館周辺」で行ってます。


Q、いつ行っているのか?
各団体様々ですが、「土曜日、日曜日」に行っている所が多く、平日に行っている所は少数です。


Q、どんな方法で行っているのか?
「街宣車を使用しての抗議街宣」という方法や、街宣車から降りて「抗議文投函」という方法や、韓国大使館、韓国領事館前での「地声による抗議」です。


Q、何故地声での抗議なのか?
国会議事堂等周辺地域及び外国公館等周辺地域の静穏の保持に関する法律第4条に抵触するから警察は拡声器を使わせないのです。警察官の指示に従わなければそのまま御用となります。


韓国に対する抗議街宣をさせないのが公安警察当局であり、機動隊の皆さんです。

道路使用許可を取った上で抗議に行っても、拡声器の音を測って音量を下げさせる。

道路を封鎖して近づけないようにする。

それでも抗議するようであれば、一般人ではあり得ない罪で不当逮捕する始末。

もちろん街宣車の後ろには公安の覆面車がぴったりくっついてくるので、どこから周っても周辺警備をされてしまっている。


先日、韓国大統領の李明博が来日した際は、公安当局からの圧力があった模様です。

「暴排法」を持ち出して、暴力団と何らかの繋がりがある団体のトップを足止めさせ、友好団体全て足止めされた訳です。
その様に「逮捕」をチラつかせたから、韓国に対する抗議を行なう団体は新右翼1団体と市民団体しかいなかった。

そこで活動した団体こそが暴力団との関係も無く、活動している団体だとおもうのです。


そんな公安とのかけひきをしながら、行動右翼、新右翼団体は活動し続けているのです。

ただ、全ての団体が韓国に対して抗議をしているか?といえばNOです。

現在の日本には複数の反日国家、左翼団体、売国政治屋が蔓延しておりますので各団体が各々の活動を行います。


韓国だけを攻める団体もいれば・・・
米国、支那に焦点を絞って攻める団体もいる・・・
反日国家に擦り寄る政治屋を攻める団体もいれば・・・
日本の領土奪還だけに邁進する団体もいる・・・


大半の団体は、まんべんなく広く活動していると思います。

『竹島の日』が来れば韓国へ街宣をかけ、『反ロデー』が来ればロシア大使館、領事館へ街宣をかける。

『中共デー』が来れば中国(支那)大使館へ行く。


日本国民が右翼に対して嫌悪感を持つのは仕方ありません。


ただ、右翼団体が攻めているのは反日国家であり、左翼団体であり、売国政治屋であるのです。

目障りだったりうるさかったりするでしょうが、何故街宣しているのか?を考えれば答えはお解りになると思います。


方法論を言い始めると、正攻法(質問状、抗議文)で攻めればいいと誰もが思いますが、相手側は受け取り拒否や無視が当たり前。時に公安がそれさえもさせないのです。

右翼団体は公安に人権侵害、差別をされているということが一般的に知られていない。不当逮捕などその最たるものです。


大雑把に書いてきましたが、まだまだ書き足りないです。上記の文章を読んで頂き、分からない事があったらまた質問ください。


*************************************************************************



このような回答をいただきました。


なるほど、そうなのかという部分も少しありますが、

正直言いますと得心がいかない部分のほうが多いです。


次は僕から質問を書きます。

この先の展開に興味を持っていただいた方は、しばしお待ちを。(^^)

というわけで続く。。。。。