今年の第56回社会保険労務士試験受験の皆様、本当にお疲れさまでした。


ネット上の情報によると、千葉の幕張メッセの試験会場で、選択式試験後の答案確認で30分以上待たされたというのは、受験生のメンタルを考えると「ふざけるな!」と言いたいですね。

社労士試験当日の夕方は、夏の終わりを感じさせるんですよね。
夕焼けが心に染みるんです。
今頃、受かっているかどうかで不安で抱えている方が大半だと思います。

問題が手に入ったので、実際に選択式を解いてみての感想です。

<労働基準法及び労働安全衛生法>→3点以上確保。
労基部分は普通なのかな。安衛法部分はD⑱フォークリフトは難しい。

<労働者災害補償保険法>→ABCで3点以上確保。
ABは8,5と確実に正解したい。
Eは判例問題。難しいかな。

<雇用保険法> ABCDのどれかで3点以上確保。
ABCは出生時育児休業の話。
Dの延長給付の所は90か120で迷う所だけど、原則がわかれば答えは120しかない。
Eの適用除外の問題は冷静に考えれば解けるけど、好き嫌いがわかれる問題。

<労務管理その他の労働に関する一般常識>→DEで2点確保で3点目が取れたどうか。
DEは確実に正解したい。
Aは社労士だったら答えられると思うんだけど、受験生にとってはつらい問題。
Bは社労士試験あるある二択まで絞り込めるんだけど問題。
Cの⑪規範は差がついた問題かもしれませんね。

<社会保険に関する一般常識>→CDEで3点確保。
CDEは条文問題。試験場だと思い出しづらい所なんですよね。しかも一つも間違えられない。
ABの統計が難しい。

<健康保険法>→BCDで3点以上確保。
Aがマニアック問題。BCDEに自信もっていないと健康保険法で殺られたという風になってしまう。

<厚生年金保険法>→ABCDのどれかで3点以上確保。
Cの脱退一時金が悩むかもしれませんね。Eが難しい。

<国民年金法>→ABCDEのどれかで3点以上確保。

年金得意な人だったら5点取れたかも。

個人的な感想
・2022年、2023年より難しい。満点は取らせないぞ!という作りになっている。
・今年は3点は取れても4点目取るのがかなりしんどい作りになっている。
・救済科目の可能性は、各科目3点は取れる問題構成になっているので、極めて確率が低いと思われるが、
 労働一般、社会一般あたりは、個人的には救済あってもいいのかなと思うけど、案外3点取れている人も多いと思われるから。何とも言えません。

受験生の皆様。まずは今日一日お疲れ様でした。
今頃解答速報を見て自己採点していると思いますが、ドキドキだと思います。

1人でも多くの皆様が良い結果になっていますように。