みなさん、こんにちは
アロマセラピスト&ハーバルセラピスト Kikoです
まだまだ暑い日々ですが、
実は今日から秋のお彼岸です🪦
今日はお彼岸と食べ物について、
中医学的に考えてみまーす
お彼岸って? 彼岸に食べるもの
お彼岸ってなんですか〜?
お彼岸は、彼の岸なので、お亡くなりになった方が住む地
現世は此岸です
お盆は、ご先祖様をこの世にお迎えして、数日過ごされますね・・・
彼岸は、春分・秋分がお彼岸の中日になり、
その前後3日がお彼岸の期間です
お盆も同様ですが、
お彼岸期間中も、広く言えば常日頃ですが、
ご先祖様を供養し感謝することで、
自分が亡くなったときに極楽浄土へ渡れるように
善行を積む期間と確か大昔に聞いた気がします
入ぼたもちに 明け団子 中の中日小豆飯
(いりぼたもち に あけだんご なかのちゅうにち あずきめし)
と昔は言ったのですよ〜
お聞きになったことありますか〜?
子供の頃、母が言ってましたね・・・
我が家は分家でしたから、仏様はいませんでしたが、
母の実家は祖母がいる家だったようなので、
子供の頃から聞いていたのでしょう・・・
入ぼたもち=おはぎ
これは、春のお彼岸には牡丹の花が開花していることが多いので、
ぼた(ん)もち
秋は、萩の花が開花していることが多いので、
おはぎ
明け団子って?
いろいろあるようですが、
お彼岸もご先祖様を敬い感謝し迎えるわけで、
明けの日には彼岸へお戻りになるのですが、
その時にお土産として持ち帰るのがお団子だと聞いたことがあります
中の中日小豆飯
秋分の日が中日ですから、この日に小豆飯を食す
小豆飯と赤飯は異なりまして
小豆飯は、小豆を先に煮て、
その煮汁と小豆、うるち米を一緒に炊飯器で炊くんですよね
赤飯も小豆は先に煮ますが、
小豆、煮汁、もち米をむしておこわにする
いずれにしても小豆を先に煮る必要があって、
ちょっと手間のかかるお食事ですね
小豆は慶事・ご先祖供養に・・・
小豆=赤色=邪気を払って万病を防ぐ、五穀豊穣を願うなど
お祝いの席に、食卓を飾るお食事です
小豆を薬膳・中医学的にみると
小豆を栄養素的に見ると、
食物繊維、ビタミンB1、2
サポニン、亜鉛、鉄、
カルシウム、カリウム
が含まれると言われます
形をみると、
腎臓のような形をしていて、
腎臓といえば 尿
カリウムがかなり多いので、
利尿効果、デトックス効果の高い食べ物です
そういうことからも、
薬膳料理では、体の中に溜まった湿を取ると言われています
以前、あずきスープをご紹介していますので、
よかったらこちらもご参考に!
来週は、ようやく気温が落ち着くと思ったら
秋の長雨シーズンに突入するようなので、
体に湿が溜まりやすい方、
デトックスをされたい方へご参考になればと思います
湿が体にたまるとは、
余計な水分が体にたまることで、
胃腸の調子が悪くなる、頭痛、
むくみ、めまい、倦怠感がおき、
水分代謝が悪くなるんですよね
ちなみに、暖かい空気は上に上がりますが、
湿は下にたまります
普段、
床におふとん敷いている方、
床に座っていることが多い方でご体調が優れない方は
もしかしたら体に湿が溜まりやすくなっているのかも知れません
また、一軒家にお住いの方、
お隣と接近していたり、
木が多かったりして庭の地面を覆われたままだったりしませんか?
地面がしめったままでは?
地面が湿っていれば、家の周辺湿度は上昇しますよね
湿度で体調を崩しやすい方は
来週はちょっとつらいかもしれませんので、
除湿を意識してみるのも良いかもしれません
今日もお読みいただきありがとうございました
ご先祖様を偲び、穏やかな1週間となりますように