みなさん、こんにちは
アロマセラピスト＆ハーバルセラピスト Kikoです
全国的に秋晴れが続いていますね
今日は臼蓋骨形成不全による股関節の痛みについて
アロマセラピーやそのほかのことについて、
私の実践で効果があったものをご紹介したいと思います
ちょっと長いので、読むの大変・・・って方は、ご遠慮なく
臼蓋骨形成不全までの経緯
＜発症時期＞
2017年２月頃
＜状況＞
通常の仕事ではなく応援という形の事務仕事で、別の部署で３ヶ月ほどの事務仕事
PCにデータ入力、プリントアウトの反復仕事 １日８時間
立ったり座ったりの反復
＜通勤＞
勤務地が比較的自宅から近距離でしたが、最寄駅から徒歩２０分弱
自転車通勤
のほうが好都合、途中坂あり毎日２５分電動自転車で通勤
自転車走行で股関節を急激に動かす
１ヶ月経過した頃から、歩行時右脚に痛み
歩行時右脚が後方にある際、蹴り出し時に痛み
大腿部と鼠径部の筋肉を伸ばせず痛い・・・
＜歩行状態＞
跛行
今は差別表現となっているのかな？
昔で言えば 「びっこを引く」 状態 杖が必要
この痛みが２週間位継続し、その後数日歩行不能
＜診察＞
整形外科を受診し、レントゲン検査、医師の触診
レントゲンで臼蓋骨形成不全ということが判明
初回の診察時は、痛み止めのロキソニンが処方
＜臼蓋骨形成不全＞
大腿骨は長くて頭がコブ（骨頭）のような状態で、
骨盤側の屋根にすっぽりハマっている状態
骨盤側の屋根が小さいと、加齢で大腿骨と骨盤側の骨の間の
軟骨がすり減ってきたり、何らかの影響で、大腿骨骨頭と臼蓋骨が擦れて
痛みが出現 というもの
以下のサンプル写真ですと、大腿骨の骨頭（コブ）に骨盤側の屋根が50％しか
被っていません
↑村山医療センターより引用
女性で４０，５０代になって痛みが出ることによって、判明することが
多いそう
＜医師から＞
２回目の診察時に、この屋根を作る手術をしたほうが良いと！！
痛みで歩けなくなる・・・・
自分の骨を使って股関節の屋根をつくる「骨切り術」というものを
勧められた
＜臼蓋骨形成不全 骨切り術＞
手術前に輸血用に自分の血液を貯留し、
自分の骨を使って骨盤の屋根を作る手術
入院２ヶ月、退院後も今までのように歩行可能になるまで、
リハビリ半年
その後も努力を要する
↑ NHK健康チャンネルより引用
自分の骨盤側の骨を削って、骨頭にかぶるように、
回転などしてずらす
骨頭側も一部骨を削ったりするようです
＜私の気持ち＞
え、手術？？？
本当に手術は必要なのか？？
放置したら歩行不能になってしまうの？？
その後インターネット、書籍で調べまくりましたが、
悪い事ばかり浮かび、恐怖を感じ不快な身体症状が出ること多々
他の整形外科、自由診療行っている銀座の股関節治療で有名な整体院受診、
数ヶ月待ちの股関節治療で有名なドクターショッピング
自分の中ではありとあらゆるものを行いました
＜自分の選択＞
手術は行っていません
2017年2月〜6月まで杖を使用 現在普通に歩行可能
上記期間、銀座の股関節専門整体院を２度ほど受診
別の整形外科でリハビリを実施
仕事中着座時に、腿上げ（貧乏ゆすり）していると、
痛みがなくなることがあるとネットにあったので、３ヶ月くらい実行
ある日突然、繋がった！！
という感覚になり、
そのときから痛みが消失
＜この診察で学んだこと＞
臼蓋骨形成不全は今回の痛みで判明しましたが、
私の場合、急激に股関節の筋肉（縫工筋か大腿直筋か）を動かしたために、
痛みがでて歩行ができなくなってしまっただけだと思われる
肉離れ？ 関節の炎症？
整形外科医は、【外科医】であること
手術有りきの話のみで、急激に股関節を動かしたことによるために
痛みが出ているかもしれないから・・・という話は一切なかった
そして、筋肉は診ていない
私の推測ですが、筋肉について何も所見がなく、
手術の件数とか実績を積みたいので手術をすすめた、もしかして？
セカンドオピニオンは必要
銀座で自由診療股関節専門の整体（理学療法士さん）に伺ったところ、
その先生にかかったら、骨切り術を必ず勧めるけど、
以前のように歩行可能になる人はあまりいない
リハビリも長いし、かなり大変なものだと覚悟してください・・・とのこと
筋肉の拘縮が原因だから、それを解消すれば、改善してくるとのこと
姿勢や動作の矯正をしていただいた
2017年6月には歩行可能に回復しましたが、
半年待った股関節の名医と言われる先生のご意見をお伺いしたく、
2017年10月に受診
どの先生もそうでしょうが、別の先生のことは悪くいは言わない
この先生は、あなたがこのような状態なので、そのような説明をしたという
ことでしょうね・・・とのこと
確かに臼蓋骨形成不全があるのは事実で、
今回手術を行わず歩行できるように回復されているが、
いずれ歳を重ね、また痛みが出たら、
そのときこそは、手術が必要になるかもしれない
その時は、人工股関節全置換術になる可能性が高く、
人工股関節は入れて終わりではない
摩耗するので、２０年弱で再置換術が必要になる
私の年齢から考慮し、できるだけ痛みが出ないような生活を送り、
先延ばしがどこまで出来るか ですと
＜その後の生活＞
脚を組まない
走らない
大腿四頭筋は特に外側を柔らかく、
大腿部裏側の大腿二頭筋、三頭筋、半腱様筋、半膜様筋の
一般にハムストリングと言われる筋肉を柔らかくしておく
ハイヒールは履かない
カバンは、できるだけリュックにする
以上のことを心がけ、今発症から６年経過していますが、
痛みはほとんどなし
極稀に、長期間比較的外出もせず着座生活が長いと、
外出時に始動痛がある程度
アロマでの対応
始動痛が出た場合、その他ちょっと痛みがある場合、
アロマで対応中
１．アロマで作ったジェルを持ち歩く
ジェル基材に、
ローズマリーカンファー、
ブラックペッパー、
ユーカリ・グロブルス
これらの精油は、
鎮痛、抗炎症、弛緩作用、血流促進などに作用があり、
これで今は十分です
２．アロマトリートメント セルフケア
痛みがあると日常生活に支障がでるので、
入浴後アロマトリートメントで、
特に大腿部の筋肉の拘縮を以下のローラー体操で和らげ、
それとともにアロマオイルでセルフケアを行う
ローラーで体操
ローラーに、大腿部を乗せ、前後に体を揺らす
大腿四頭筋 外側、
大腿部裏側、臀部を柔らかく
毎日１０分
なれるまでは、かなり痛いです
自分の筋肉がこんなに硬いのかというのを
思い知らされました
しかし、行っているうちに柔らかくなり、
今ではとても気持ち良いです
これでかなり保てています
オステオパシー受診
最近になり、オステオパシーを受診しています
オステオパシーは、骨と病気の関連を観る自然療法です
私の場合、大腿四頭筋外側がすぐ硬くなる傾向にありましたが、
オステオパシーを１回受診したところ、
大腿四頭筋外側がものすごく柔らかくなりました
硬かった下腿三頭筋も弛緩し、自分で触っても人に触られても
痛みがありません
オステオパシーって、一回でこんなに効果があるもの？？って
驚きました
股関節に痛みが有る方へ
股関節に痛みを抱える方、
外出をためらわれる方
本当にたくさんいらっしゃると思いますし、
痛みに耐えておつらいと思います
思うようにならないことも多くて、
特に痛み以外は何もお体の不調が無い方にとっては、
やりたいことも出来ず、苦しいですよね・・・
私も当時、痛みを抱えて、私の人生これからどうなるの？って
思いました
その時、自分の脚で歩けることは幸せだな・・・と感じました
自由に出かけられることも幸せなんですね
出かけられないと、自分の楽しみも制限されてしまいますし、
高齢になればなるほど、人とのつきあいや、自分に関わってくれる方も
少なくなってきますしね
フレイル予防にも大切なことでしょうね・・・
股関節に痛みがあるかた、
どうして痛みが出ましたか？
私は自分の経験から、手術が本当に必要なのか？
明らかに急激に動かして痛みが出た方などは
もしかしたら手術なんて必要ないかもしれません
本当に必要なのか、
他に手段は無いのか、
体にメスは入れないほうが良い！と言いますので、
私のこの経験や、アロマや体操が少しでもお役に立てる方が
いらっしゃいましたら、嬉しいです
長い投稿にお付き合いいただきまして、
ありがとうございました