みなさん、こんにちは
アロマセラピスト&ハーバルセラピスト Kikoです
朝晩、虫の音が聞こえるようになり、すこーしづつ季節は移ろいでいますね
さて、昨日に引き続き、
今日は、ハッカ油・ペパーミント精油の実践編 をお伝えします
昨日の記事は以下
今日も文字が多くて読みづらいかもしれませんが・・・ご勘弁を!
近いうちに、もう少し読みやすくします
実践編をお伝えする前に、
まずこの精油の使用が難しい方がいらっしゃいます
ハッカやペパーミントは刺激が強いので、以下の方はご注意
●心臓疾患の方:不整脈、心房細動など
●粘膜刺激がありますので、目の周囲には使用できません
●神経毒性がありますので、幼児、子供さんへの使用、また高齢者、妊婦さんの使用、
てんかんの患者さんも避けてください
●ホメオパシーを行っている方は使用できません
●ハッカやペパーミントの精油を、お部屋に拡散しようと思っている方は、
ペットを飼育されている方は注意が必要です
特に、猫ちゃんは肝臓での解毒が難しいと言われているので、
使用はNGです
ハッカ油・ペパーミント精油の一般的な効果ってどんなもの?
<日本薬局方>
日本薬局方では、効果効能として 芳香、矯臭、矯味の目的として調剤に用いる とあります
芳香は、ハッカやペパーミントが持つ清涼感を香らせるということですね
矯臭や矯味という目的が薬局方に記載されているのは
初めて知りましたが、マスキングということなのかなと思います
嫌な臭いや、もう少し何か香りがあると良いかな?とか
味についても同様で、
そのようなときに、ミントを加えるために使用されているのかと思います
うがい薬や、お手洗いの芳香剤とかなのかなぁ・・・
<一般的には>
みなさんは、ミントやハッカの香りをかぐと、
リフレッシュ、気持ちがパッとあかるくなったりしませんか?
頭がスッキリして、詰まっていた鼻の通りが良くなったりしませんか?
そのほかに、頭痛、片頭痛時に、こめかみに塗ったりすると良かったり、
腹部膨満感、消化器系にもよいと言われているんですよ・・・
こういった効果がミントやハッカにはあると言われています
実践編
以下の方法は、すべてご自身の責任で行ってください
1.入浴、手浴、足浴でつかう
<足浴>
私はよく足がほてるので、足湯をします
洗面器に温めのお湯をはり、お塩にペパーミント精油を1,2滴たらしたものを
洗面器に投入します
10分くらい足湯後、そのままお風呂に直行します
バスタブにつかったあとは、足がペパーミントの冷却効果で、
しばらくヒンヤリしています
<手浴>
夏の暑い時期で、帰宅後すぐにシャワーを浴びられないときは、
手や腕を石鹸で水洗い後、洗面器に水を張り、上記のようにお塩にたらした
ペパーミント精油1,2滴を洗面器へ投入し、手・腕を肘までしばらく浸します
その後拭き取ります しばらくヒンヤリしています
<入浴>
バスタブにお塩にたらしたペパーミントを入れても良いですが、
ペパーミントは頭をスッキリさせてしまいますので、
就寝前にはおすすめしません
入浴後勉強をされる受験生、テスト中の学生さんは良いかもしれません
暑い外から帰宅後すぐにシャワーを浴びる際、
シャワーに入る前に、洗面器にぬるめから冷たい水に、
お塩にたらしたペパーミント精油1,2滴を溶かしておいて、
シャワーの最後に洗面器のお水を肩からかけて上がると、
清涼感に包まれてスッキリします
このときの注意は、いずれも精油が直接皮膚に付着すると、
皮膚の弱い方は炎症を引き起こすことがありますので、
濃度は十分注意が必要です。
また、ミントは冷却作用があり、体が冷えてしまいますので注意が必要です
2.デオドラントスプレーをつくってみる
<材料>
濃度0.5%〜1%スプレー
精製水、ミネラルウォーター 45ml
(水道水でも可能)
無水エタノール 5ml
ハッカ油、ペパーミント精油 5滴(0.5%)〜10滴(1%)
スプレー容器
精油は水には溶けません
無水エタノールに、先に精油を滴下して、そのあと水をいれてください
防腐剤が入っていないので、作成後冷蔵庫保管をオススメします
冷えている方が、よりヒンヤリ感を感じられます
3.湿布する
洗面器に冷水を用意
お塩に精油をたらして、洗面器へ投入
ガーゼやタオルに湿らして、冷やしたい部位へタオルを当てる
タオルが温まってしまったら、再度濡らしてタオルを当てる
湿布剤が自宅にないときに捻挫してしまったり、打撲してしまったり
冷却したい場合に活用できます
暑さ対策以外
4.蒸気吸入する
鼻が詰まっている時、洗面器や、マグカップに精油を滴下します
頭からバスタオルをすっぽりかぶり、蒸気が外に逃げないようにします
スーハースーハーすれば、鼻の通りも良くなり、上気道の抗菌にも
なりますよ
5.頭がいたい時、こめかみに塗る
ペパーミントの精油を、頭がいたい時にこめかみや、後頭骨下縁あたりに塗ってみる
アロマセラピーの本場はヨーロッパで、ヨーロッパには昔から精油やハーブの
使い方がたくさん存在しており、これもドイツのある実験から
一応論文も存在する
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1046/j.1468-2982.1994.014003228.x
6.お腹ポッコリ、消化器の不調
腹部膨満感、鼓腸、消化器系の不調には、