一昨日の日経新聞の記事に、一度退職した社員を再び受け入れる

再入社が増えているとの記事がありました。

 

この人材不足の状況において、一度社員だったことがある人財で

あれば、人となりがわかっているという安心面があり、会社や業務

のことをすでに知っているので、初期教育が不要で即戦力としての

活躍が期待できるという利点があります。

 

また、一旦会社を離れたことをどう捉えるかというのが、再入社を

成功させるかそうでないかの分かれ目になるようです。

 

再入社する社員は、やはりそれなりに、周囲の同僚からどう思われ

るのか不安を覚えて再入社します。

 

具体的には、

「一度辞めた人が・・・」という雰囲気になるのか、

 

それとも、「一旦社外に出て、様々な経験を積んできた人」

「社内にいては気づかない幅広い視野を持った人」となるのか、

ということです。

 

育児や介護のため一度退職した人を再入社する企業も増えてきて

いますが、子どもや介護を必要とする家族などを相手にし、

自分の都合だけではどうにもならない状況を乗り越えて、仕事に

復帰する人は、

 

・優先順位のつけ方が的確

・タイムマネジメントのスキルが身についている

 

といったビジネススキルの観点からもスキルアップしていることが

多いようです。

 

現在行っている採用活動に課題をお持ちの会社では、一旦貴社を

離れた社員に着目してみるのも良いかもしれません。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございます。