{CFBF0971-C5B2-4C18-BCA4-71016230CF9B:01}


余計なことというものはホント余計なもので、言わなくていいことは言わなくていいし、やらなくていいものはホントやらなくてもいいのだ。当たり前のことだが。

で、わざわざ言わなくていいことをあえて言うためには、「リスクを負ってでも主張したい!」という信念と、「コレ言っちゃったら敵作っちゃうだろうなぁ」なんて社会性とのバランスを考慮した上で発言しなきゃいけない。その考慮をせず発言・行動してしまう人こそが、まぁ関西でいうところの「いらんことしぃ」なんだけれども。

わたくしはあまり攻撃的な物言いを用いての主張はあまりしないです。というのは、「○○はダメだ!」という形で話を展開することは難しいし、そういう前提で話を面白くする技術を持ち合わせていないので。(他人の攻撃的な物言いには、注意しつつ最終的に面白い形にまとまっていたら惜しみなく拍手を送ります)
この構造をわかっておらずに尖った発言を繰り返す人が、この構造をわかっていない人たちにチヤホヤされてる画をたまに見かけると、思わず遠い目をしてしまいます ( ´_ゝ`)

…ん?コレ充分攻撃的か??



いや、今回の主題はそこじゃない。閑話休題。



先日、TVで某人気バンドのドキュメント番組をやってるのを目にしたのです。
その某人気バンドのことをわたくしはよく知らないのですが、知らないながらもSNSで目にしますしラジオやTVや街中で耳にします。ヒット曲のサビくらいはなんとなく歌えたりします。
で、好きでも嫌いでもないです。いや、好き嫌いの判断に必要な情報までは得ていないし、今のところ得ようと動く努力をしてないぐらいの距離です。

TVのドキュメンタリーで、そのバンドは曲に想いを込めるために、廃校でレコーディングしていました。
レコーディング風景にナレーションが重なり、ところどころメンバーのインタビューが差し込まれ、というよくあるパターン。

そのドキュメンタリーがですね。
クッソつまらなかったのですよ。(攻撃的)


まぁ、そのバンドの歌詞の世界だったりパーソナリティーが可愛くない方の中二病的なせいもあり、元々自分の好みではないことぐらいは知ってはいたのですが、わたくしはそれぐらいの理由でチャンネルは変えません。お金出してCDを買うまでには至らないが、TVくらいなら見てみようじゃないか、そのバンドの人気の理由はどこだろう?と、しばらく見てみたのですが…

想像以上に中二病が酷かった (´・_・`)

プラス、そのTV番組の見せ方が、中二病を強調させる構造になっていた。「コレ、バンド側はOK出したのか?」ってぐらい過剰な演出。つまらなかった理由は、むしろこっちだ。

10分と見ることができませんでした。「見るに耐えない」という言葉はこのことだなぁ、というくらい。


TV番組だったりラジオだったり雑誌だったりのメディアで、余計なフィルターをかけたりブーストをさせてるのを見るとビミョーな気持ちがしますね。
正直、尖った発言や奇を衒った見せ方をした方がインパクトはありますよ。たくさんの人の注意は惹けますよ。
でも、繰り返すようだが、構造をわかっておらずにワイワイやってるのは見てて恥ずかしくなってくる…。



こういったメディアが蔓延してるようじゃ、世界の終わりだよ。(←





p.s.
後日、その人気バンドのメンバーの一人が、わたくしの大好きなラジオDJの番組にゲスト出演してる回をPodcastで聞きました。
こちらの方では先のTV番組の印象と違い(メンバーもそのラジオDJの大ファンだった、という事実を知ったのもありますが)、非常に好感が持てました。