勇み足 | 大宝ミニバスケットボールクラブ男子 s@messyのブログ【ミニバス日記】

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【滋賀】大宝ミニバスケットボールクラブ男子 Hコーチ

十数年ぶりにミニバスの世界に戻ってきました。指導者として一から積み上げる覚悟で、日ごろ思っていることを書いていきたいと思いますので、良かったら読んでください。

しばらくの投稿です。。。

 

5月病ならぬ「7月病?」にかかっており…心身ともに疲労感と戦う毎日です。

 

さて、7月からチームも活発に動き始め、感染対策を講じた上での練習試合などもボチボチおこなっております。

 

練習試合をすると…色んなことが見えてきます。

 

今、何が足りないか、選手は何を求めているか…そして何より、今の「位置」が見えてきます。

 

過去にもブログで書かせていただいたことがあったかな?今の位置を知ることは、目標までの距離が測れるということ…。目標までの距離に応じて、乗り物を考える。

 

歩きか、自転車か、車か、新幹線、飛行機か…など。あくまで例えですが、どれくらいのスピード感をもって指導の質/量を調整するか…案外、重要なことなんです。

 

ただ、その目標が今の私と以前の私では大きく違っているので…どちらかと言えば「出来る限り“徒歩”で行きたい」「できれば“風景”を見ながら…」と、若干、弱気に見えるでしょうが、これも歳をとった自分の「角が取れた」現れかと。

 

とは言いつつも…“早歩き”を得意としている私なので、そそくさと前に進んでしまいます。

 

…今、チームの子ども達は“流れが速い”と思っているのかな?笑笑

 

今年は、これまでにないような「消化不良」と言いますか「活動不良」に陥っておりますので、年間を通してのスケジュール立てが全く機能していないので、まさに「手探り状態」。

 

私も長年、子ども達の指導に携わってきましたが…こんな経験は初めてなので、これまでの「経験」を活かす方法を模索中です。

 

年間スケジュールを同じような流れで進めることは、時間的にも難しいので、そのパーツ、パーツを有効的につなぎ合わせて「絵を描いている」…そんな感じです。

 

これまでの指導方法のベースにしてきた「マッチ・トレーニング・マッチ」をこれまで以上に活かさなくては、限られた時間、限られた試合の中で、子ども達を引き出してやることはできません。

 

体力的に一旦落ちた子ども達の心身を引き上げる作業は…非常に難しい作業になります。

 

無理にアクセルを踏ませると…エンジンが火を噴く。無理にブレーキをかけさせると…タイヤが外れる。そんな故障が起こりやすい時期に入っています。

 

「身も心も…」と言いますが、まさにどちらの両輪も上手く回さないといけない難しさ…今年は私にとっても難関が多く待ち構えています。

 

子ども達だけじゃないんです…保護者の皆さんにも、これまでにない経験をしてもらうことになっています。

 

…指導者って「孤独」という方もおられますよね。

 

その孤独を感じたことがある方…どれくらいおられます?

 

自分が意気込んで前に進んでいるつもりが、ふと後ろを振り返ると誰もいない…そんな心境に陥ったとき、人は本当に弱い動物です。

 

今、チームの中にある「温度差」をどう中和するか…これも一つの課題です。

 

「誰のために…」「何のために…」この目的がブレた瞬間、私も崩壊した歴史があります。

 

その辛さをまた味合わないためにも、振り返る回数を増やしながら、チームの成長を待ち望んでいます。

 

指導者も選手と同じで「いつまで続けられるか」という不安があります。

 

選手寿命と同様、指導者寿命とにらめっこしながら、「勇み足」のギリギリのラインで葛藤している今日この頃です。。。

 

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