ゴールデン!ウィーーーク!!!カウントダウンっ!
もうすでに、連休の予定は詰まっちゃいましたけどね(笑) ど~せ、あっという間に「あ~、明日から仕事かぁ~」って憂鬱になるんでしょうけどね(笑)
サービス業の皆様、生意気なこと言って、申し訳ございませんm(_ _)m
さあ、ミニバス号もアイドリングの時期から、いよいよ本コースへ入ります!
とにかく長い目で見て指導を…と思いながら、今の大会の仕組みでいけば、初めからソフトタイヤをはいて、スタートからアクセル全開で、飛ばすしかないかと。
そう考えると…6年生までに基礎はしっかりと教え込んでおかないと、時間が足りないように思います。なので、4年生、5年生への指導にもっとクローズアップしないと、それこそ、オリンピックのように「4年に1度」なんてことに成り兼ねませんね。
常々話していますように、目先の勝利に固着すると、本来、積み重ねないといけない「基礎」を怠ってしまい、結果、最後に応用問題が解けない、もろいチーム体質になってしまいます。
なので、片や焦りながらも、片や地道に基礎を積み上げる、この“二つの道”を同時に進まなくてはいけません。
やはりバスケの基本は1対1でしょうから、先日、合同練習をしてくれたKコーチの教えは、まさに基礎を磨いている内容でしたね。バスケットスクールなので、個々の将来を見据えて、チーム練習にはあまり“重きを置けない事情”はあります。
今、U-12部会も今後の動向によっては全国大会や各地方大会を廃止するといった方針も出ていますから、チームの勝利以上に、個々の育成を重点課題としていることは間違いないでしょう。
そういった指導環境の中で、自チームの子ども達に目をやると、やはり未熟な点が多く見え、まだまだやるべきことが沢山あると再認識させられます。
特にドリブルで相手を抜き去る技術については、できればミートで出し抜くことを目指したいですが、それでも厳しいディフェンスの前では、かなり厳しい状況となることは否めません。
相手があっての競技ですから、普段からディフェンス(相手)の動きを見ながら、先手で仕掛けるのか、相手の動きを見て、それを活用するのか、かわす技術は複数ありますから、その“技術の引き出し”をできるだけ多く、教えていく他ないのです。
そうそう、ドリブルは縦の動きと横の動きの掛け合わせになりますから、左右に揺さぶりによって、相手ディフェンスの重心を移動させることができれば、物理的に動き(反応)が取れない、取り辛い状況を作ることができますから、それを活かして相手を抜く準備ができます。
但し、それだけでは“抜く”とまではいかないので、やはり直線的な動きも必要になります。
理想はスピードで抜き去るということがベストですが、やはり足の速い、遅いはありますから、選手全員ができる訳ではありません。
過去の教え子には、運動会で走っている姿を見たときに、失礼ながら「なんて遅いんだ」と思うくらいに、脚力がない子がいましたが、試合中のドリブルで相手を抜き去るのがとても上手な子がいました。
これは野球の投手でいう「緩急の付け方が上手い」という選手です。
スピードの強弱を上手く使って、相手を抜くすべを知っているからこそ、足の遅さ(弱点)を補いながら、技術で抜くということを実践しているということです。これを、感覚で覚える選手もいますが、技術やヒントを教えてあげることで、習得し、武器として身に着けることもあります。これは指導者のテクニックや力量かと。
今までお会いした多くの指導者の中には、魔法のように子ども達(選手たち)を変貌させる方がおられます。本当に“魔法”のようです!
そんな時には迷わず、「どんな練習方法でこんなプレーができるようになるのですか?」と素直に問い尋ねたものです<若い頃は、結構、怖いもの知らずで、当時、大御所といわれた指導者の方々に寄り添って習得しに行ったものです>
案外、指導方法はすんなりと教えて頂けたのですが、その練習方法を聞くと、それまで私の知っていた練習メニューとそれほど大きく変わらない…というのが大半です。
では、なぜ、同じような練習メニューをしている中で、選手にそれだけの差が出るのか。ここが肝です。
それは、教えている、また観ているポイントが違うこと、また、練習をより実践の中のプレーと結び付けているということです。
例えば「四角(スクエア)パス」。チームによっては、強いパス、遠いパス、パスキャッチ、走り方、パスアンドラン…など、同じ練習でも観るポイントが違ってきます。では、そこにより実践に近づけるとなると…アーリーオフェンスや側線のパズルの一つとして活用できるのです。
他にも、サークルドリブルや、シェービングドリル、トライアングルパス…など、観かたによっては、ゲーム中のどのシチュエーションで活用できるか、それを考えながら選手(子ども達)の動きをチェックできるか、どんな練習メニューも「活きたもの」にすれば、同じ練習時間であっても、気がつけば歴然の差が生まれていることはあるのです。
昔、練習時間(数時間)、延々、四角パスだけをしているチームがありましたね。あれはあれでチームの目的があったのだと思いますが、今思うと「拷問」のようでしたね(笑)
見方(観方)を変える、ポイントを明確にする、より実践的に…どんな練習も一味加えると、練習の味がグッと上がりますから、是非、トライしてくださいね。たまに、味付けを間違って「クソまずい料理(練習)」になることも稀にありますが、それもご愛嬌で(笑)
さぁ、Let’s Cooking!? Let’s Practice!!!