
シェアハウスを求める声は世代を超えて高まっています。自宅をシェアハウスにして「集住する」上でどんなリスクがあるでしょう。
まず法律的なリスクがあります。既存住宅をシェアハウスに模様替えするためには、建築基準法・消防法上のチェックが必要です。
住宅→シェアハウス(寄宿舎)に用途変更されるわけで建築主事の許可が必要になります。
この問題についてはかなり論議を呼びました。一戸建てを改装したシェアハウスで、この基準にかなうものはほとんどないからです。一定の条件のもとに緩和してもいいのではないか、という方向ではありますが、いったん寄宿舎扱いとなった時点で、既存住宅をシェアハウスにするには全国的にかなり通りにくい状況になったと言えるのでしょう。その意味で、既存住宅に関しては共同住宅や宿舎として確認申請が下りている物件に限られることになります。
建築確認の使命の第一は国民の安全を脅かす違法建築を排除することとはいえ、人の暮らし方の実情に法律が追い付いていない感はありますね。
ただ、もしシェアハウスで火災が発生し被災者が出たり、近隣への延焼が出た場合にどうするのか。避難路確保はシェアハウスの管理者がきちんと責任をもって考えておくべきでしょうし、日本の法律では延焼については火を出した側には責任を問えないので、たとえば不安を取り除くための近隣説明などといったことも推奨すべきなのかもしれません。
どんな住人が集まるのか?というリスク「どんな人が集まるのか、ではなくどんな人と暮らしたいか。」
自分が同居する前提でのシェアハウスならば、当然そうなります。
収益性を求める賃貸経営としてシェアハウス運営をする場合も一般の賃貸物件より人物審査がキツメになります。なぜって、「責任」が生じるからです。ほかの入居者だけではなく、近隣への先述のような迷惑もシェアハウス管理人は一身に負うことになりますから、そりゃ、真剣になります。その上で空室率0パーセントに近い入居者を集めているわけです。
たとえば、個人的には「お互いに自由(時間・健康・経済)を確保するために集住する」というスタンスですので、最終的にはみんな(扶養家族は別として)が自立していくことが望ましいと考えています。そんな基準があってシェアハウスのルールを作るんですね。
現在は3世代シェアハウスに半分ぐらい滞在するなかで、お互いがある程度の自由(時間・健康・経済)を確保できて、イイ感じです。マア時々はイライラすることもありますけどね。
イライラを解決し快適生活のために何ができるか、と考えます。
袖振りあう縁の人たちと創造的に暮したい。その気持ちが大事だと思うんです。
円満経営へのリスク3世代シェアハウスの目標はしあわせの元になる自由を生み出すことです。その指針は三つあります。

時間の自由を生み出すこと

死ぬまで健康であること

経済的に不自由をしないこと

3世代のいいところは、無いものを補い合えるところにあると思うんです。
知恵と経験などストックと時間のある熟年世代
健康と体力と活動力で世の中を創造する若い世代
熟年世代と若い世代をつなぐ幼年世代。ここへの投資が未来社会への貢献になり、大きなサイクルの中での経済的な循環が起きます。投資というのは、よく見守る、手をかけるということも含めて。子どもの本質をよく観察してサポートすることです。
3世代同居で子どもが健やかに育つ場、過去・現在・未来をつなぐ場ができます。
困った時に助け合うのは当たり前。さらにお互いのいいところを引き出しあうことができるなんてワクワクしませんか?
ただ血縁の場合、なし崩しに同居するともたれあいが起こり、主婦に負担がかかりすぎる昔ながらの同居形態になりうまくいかないことも多々あります。ひとりでいろんなことを抱え込まずに円満経営を目指すには、単なる3世代同居、二世帯住宅にしないことです。”マネジメントする”という考え方がとても大切だとおもうんです。
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