何がどうなったのかさっぱりわかりませんが、
義母だけ自分の家に戻ることになりました。

発端は朝食中、旦那Zooが
「今度実家に戻ったら、家の冷蔵庫の中身を全部出して電源も切るから」
と言った一言でした。
月に1度だけ義母の定期検診で実家に戻りますが、それも日帰りですから、使わない冷蔵庫に電気を通しておくのはもったいないという息子の考えです。
義父は賛成しましたが、義母は首を縦にふらないのです。

義母は何でもはっきりずばずばと言う人ではありません。
いつもニコニコして、どちらかというとおっとりタイプです。
そんな義母がかたくなに拒みました。
自分からはっきりとは言いませんが、どうやらすぐにでも自分の家に帰りたいようなのです。
我が家の小さな庭のお手入れも一段落したので、もうここではすることは何もないとつぶやきました。
自分の家にはたくさんの花があり、今一番手入れをしたいバラも気になって仕方がなく、家庭菜園では野菜たちが待っているというのです。

5年程前に「未破裂動脈瘤」で手術をし、頭にはコイルが入っています。
過去2回程「うつ病」にもなりました。
そんな義母を一人暮らしさせるという選択肢は皆無だったのです。

そこで私が提案しました。
次の義母の定期検診は23日。それまでの10日間だけ自宅に帰してはどうかと。
それを聞いた義母の顔が明るくなり、目も輝いて来ました。
今にも「ルンルン」という鼻声が聞こえてきそうな程です。

義弟にも相談しました。
本人が一番やりたいようにさせることが大事だと賛成。
自分もちょくちょく様子を見ると約束してくれました。

私の提案は「10日間のお試し帰省」だったのですが、あれよあれよという間に義父母の別居が決定しました。

自分の家に戻れると決まった義母の機嫌のいいこと。
いつものニコニコ顔が常に「にやにや顔」となっています。
「そういえばね、この前の夜の豆腐ステーキ。私1個食べちゃったのよ~」
「数が足りない!ってみんなが騒いでたとき、言おうかなーと思ったんだけど、黙ってたわ。クククッ」
と笑いながら、打ち明け話までしてくれました。

義母の頭の中は、花たちや野菜たちでいっぱいのようです。