ある言葉を口にするようになって、心がざわざわする感覚が減ってきたような気がします。

ある時、ふと声に出したら心がスッと穏やかになったのです。

ある日の夕方。
そろそろ夕飯の支度を始めようと思い、義母にもお手伝いをお願いしようかなとちょうど考えていた時、
義父が「お前は疲れているんだから、ゆっくり休んでいなさいね」と義母に言ってるではありませんか!
ムムムムム!
私の動きを読んだのですか、お義父さん!
手伝いはさせてくれるな!という影の指令ですか!
なーんて、意地悪心がわいて来そうになりましたが、
ずっと庭仕事をやっていた義母のことをいたわっている心が通じて
「愛ですねー」
という言葉が自然と口から出てきました。
すると義父が「そんなんじゃないよ!倒れられたらこっちが困るから言ってるんだよ」
「うん、うん。それこそが愛ですねー」と私。

それからも度々呪文のように口に出すと、「愛のパワー」が広がっている感じがします。

ちょっと血圧が高めの旦那Zooにも毎朝の血圧測定を強要する義父。
それをちょっとうっとおしくあしらう息子Zoo。
そこで一言「これぞ、父の愛だよねー」と私。
言うことを聞いて血圧を測るZoo、横でニコニコと記録を付ける義父。
「愛だわー」

そして、昨夜の夕食後、いつもより食の細い長男。
「あれ?ご飯お代わりしないの?」と聞くと、
「めんどくさい!だから、最初からご飯は山盛りにして!って言ってあるでしょ」となぜかキレ気味。
今までの私だったら
「自分でお代わりすればいいでしょ!何よその言い方は!」と説教開始です。
でも、心の余裕のお陰でしょうか?
「ふむふむ。これは愛が欲しいというサインなのね」と思えて来て、何の怒りもわいて来なかったのです。
その後、翌日の仕込みをしているキッチンまでやって来た長男。他愛もない話をしばらくして部屋へ戻っていきました。
「愛だわー」