舞台稽古を観てきました
待ちに待ったこの日
7月の渡米からずっと、まだまだ先だと待ち焦がれていた初日です
初日公演は夜の部で、昼は公開舞台稽古としてノンストップ、衣装・オーケストラ付きで上演
ダンスの相手のトニー・ヤズベックさんが微妙な間を測って合わせてくれてます
公演を重ねるにつれて息が合っていくのを楽しむところ
フオーリーズ、ウエストサイド物語、などブロードウェイの有名ミュージカルが次々出てきますが
名曲を並べたコンサートというより
一瞬で物語世界に引き込まれるダイジェスト版といった作り
ベテランの歌唱力がものすごくて
映画でライザミネリがやった"キャバレー"のテーマを歌う ブリヨーナさん
ゴリラの着ぐるみを脱いで絶唱するナンシー・オペルさん
映画版はジョニー・ディップが演じた"スウィニートッド"と、"屋根の上のバイオリン弾き"を歌うシュラー・ヘンズリーさん
私も長いこと演劇ファンをしているなと思うは
どれも以前のベストキャストで観ていることに気づくとき
キャバレーは順みつき主演、尾藤イサオのMCで
オペラ座の怪人は市村正親と鹿賀丈史
エビータも市村正親のチェ・ゲバラだったし
屋根の上のバイオリン弾きに至っては森繁久彌だし
人が何かしているのを見ているのが好きなんですねと、嫌味を言った人もいたけれど
その時々で自分の生き方を芝居、音楽、役者自身から学んできたのですね
自分ひとりで体験できることは限られているけど
観ることで別の人生を追体験できる
そうやって拙い生を精一杯豊かにしようとしてきたんだな
と思いました
今回ハロルド・プリンス自身の声を担当したのは市村正親
その声でキャバレーのMCは第二次世界大戦下の荒れ果てた地下のバーに実在していたのを知りました
頽廃したベルリンでそのMCに出会ったことを、こんな形で具現化して永遠に残してくれたハロルド
ブロードウェイでレジェンド的MCを演じたのは
怪優アラン・カミング
先年大ヒットした映画"バーレスク"にも出ていまして
彼がいるだけでそっち系映画の格が上がるという
スパイ映画におけるマイケル・ケインみないな存在

(マイケルがいてもキングスマンはポシャりましたケドね
)
)フランス語、ドイツ語、英語混じりで各国からの観光客相手に場を回すMC
1度だけいったパリのムーランルージュのMCは日本人観光客相手に
誰か翻訳してくれ~

と丸投げでしたけど

柚希礼音の初外部出演を見守るだけでなく、やはり豊かな体験ができた一日でした




