丸の内仲通りには春のお花のハンギングが
街灯に掛かっていました

大空祐飛、風間杜夫、豊原功補の3人によるお芝居を観に行きます
いつも通るペニンシュラの地下道

パティシエさん達が中で働くウインドーは春のディスプレイ

この枝葉はチョコレートです
刺してあるのはピンクのお砂糖

上の方まで全部チョコ
予備知識なしで臨んだ三人芝居
段々と世界観が見えてきます
南米?スペイン語圏の独裁政権…反政府活動…1975年…
ポーリナを演じる祐飛さんを見ていると
祐飛さんの声を聴いていると
相手役だった野乃すみ花の声が聞こえてくるのです
姿も浮かびます
銃を構える手つき、スカートが翻る様、自分の殻に閉じこもっていたかと思うとひらりと身をかわして可愛く従順な妻に戻ってみせる
祐飛さんとすみ花ちゃん、ふたりの役作りやテイストは決して似てはいないと思うし女役をするからといって手本にするはずもないのに
何故か鮮やかに目に見えてくる
何故いつも私なの⁉︎
何故我慢しなければならないの⁉︎
こんなにも苦しんで唇を噛み締めて耐え続けているというのに
世の中に悪は存在して
その出処はすべからく人間であり
復讐される事も罰せられることもなく過ごしている場合もあるけれど
いずれ彼等にも心底後悔する日が来る
最も最適なタイミングで最も効果的な方法で
"復讐するは我にあり"と神は言う
"我汝等を休ません"
耐え難かったとしても、復讐は神に任せ
人は休み、涙を乾かして進めと
客席には中高年が目立ち演劇界らしき人もちらほらと
重い芝居だったけれど爽やかな帰路なのは
春の夜風のおかげでしょうか
アフタートークショーの祐飛さんの笑顔と夜風が良く似合います