今日は題名の通り、コロンビアの双子についての実話を紹介します。
ニューヨークタイムズに記載されている文はかなり長いので省略しますが、英語が読める人は原文を読んでみてください。
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ニューヨークタイムズに記載されている文はかなり長いので省略しますが、英語が読める人は原文を読んでみてください。

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ある日、ウィリアムの従兄弟の彼女であるジャネスは友達のローラを連れてウィリアムの働く田舎の肉屋に行きました。するとローラはウィリアムを見て、「ジョージだ!私と同じオフィスで働いてるの」と言いました。ジャネスは、「いや、あれはウィリアムだよ」と言いました。でもローラは「いや、ジョージだよ、彼のこと知ってる」と返しました。
ウィリアムが出て来た時、ジャネスはローラにウィリアムを紹介しました。やはり、その人はウィリアムでした。ローラは不思議に思いました。ジョージが何らかの理由でウィリアムになりすましているのかと思うほど、2人はそっくりでした。
後日オフィスでジョージに会ったローラは、ジョージにこのことを話しました。するとジョージは実は双子がいるけど、名前はカルロスで全然自分と似てないと笑って言いました。
1ヶ月後、ジョージが働く会社に来て初めてジョージを見たジャネスは、肉屋でローラが言ったことがすぐ分かりました。ジョージとウィリアムはそっくりでした。ジャネスはジョージの写真をウィリアムに見せると、ウィリアムは笑って、面白い偶然だと思いました。
半年後、ジャネスはまたウィリアムを見てジョージのことを思い出しました。そして、ジョージにウィリアムの写真を送って見てもらいました。
ジョージはその写真を見て「自分だ!」と言いました。とても似ていたので、ジョージはもしかして父に隠し子がいたのかと思いました。気になったジョージは携帯のフェイスブックでウィリアムの写真を見始めました。ある写真を見た時、ジョージの鼻は携帯の画面に当たるくらい近さになっていました。ジョージは写真の中でウィリアムの隣にいる人が自分の顔よりもよく知っている顔であることに気がつきました。
それは...双子のカルロスの顔でした。
自分にそっくりな人の横に自分の双子にそっくりな人が一緒に写っていたのです。
自分にそっくりな人の横に自分の双子にそっくりな人が一緒に写っていたのです。
ジョージとカルロスは一緒に都会の中流階級で育ち、それぞれエンジニアと会計士として働いていました。
仕事を終え家に帰ったジョージは、さっきのフェイスブックの写真をカルロスに見せました。カルロスは彼らは誰だと怒って聞きました。
写真の中の2人は田舎にある離れた農場で育ち、フェイスブックによると1988年12月に生まれたと書かれていました。それはジョージとカルロスが生まれた時期と同じでした。
ジョージはもしかして病院の手違いで双子のうち一人が入れ替わってしまったのかもと言いました。どっちが入れ替わったかは明らかでした。カルロスは家族の中で体格も性格も他とは異なり、いつも自分だけ違うという孤立を感じていました。
ジャネスがジョージとカルロスの2人が映った写真をウィリアムに送った時、ウィリアムも驚きました。ジャネスが双子のどっちかが赤ん坊の時、都市の病院に行ったんじゃない?と聞いたら、ウィリアムは産まれてすぐ病気で都市の病院に入れられたと叔母に聞いたと言いました。調べてみると、その病院はジョージとカルロスが生まれた病院と同じ病院でした。それで明らかになりました。
双子は入れ替わってしまっていたのです。
2組の双子は本当は一卵性の双子ですが、二卵性の双子として、血の繋がっていない他人と育ったのです。
ウィリアムも自分だけ他の家族とは違うことは明らかでした。ウィリアムは家族の誰よりもよく働き、肉屋の店長なりました。ウィリアムは教育を大切に思っていましたが、家族は貧しさを理由にウィリアムに教育を与えませんでした。
ウィリアムの双子はウィルバーと言い、ウィリアムと同じように肉屋で働いていました。ウィリアムはウィルバーに写真を見せて説明しました。ウィルバーは、彼らが誰であろうとお前が俺の弟(兄?)で、それは一生変わらないと言いました。
ついに4人が顔を合わせる緊張の瞬間が来ました。対面した2組の双子はお互いの相手をじっくり見て不思議に思いました。たちまち4人はお互いの性格が似ている・似ていないなどの話で盛り上がりました。
みんなが帰った後、ジョージはカルロスに聞きました。「これからどうする?」カルロスは「お前の弟(兄?)でいたい」と言いました。
パート2に続く。

左から:ジョージ・カストロ|ウィリアム・ヴェラスコ|カルロス・カストロ|ウィルバー・ヴェラスコ
関連リンク:
ニューヨークタイムズ記事