ボストンマラソンでの爆破テロで容疑者兄弟二人の内、兄は銃撃戦で死亡。弟は喉を負傷して話しが出来ないので現在は筆記による取り調べ中とニュースで知りました。

兄はイスラム教過激派で、普段からイスラム教徒への対応に強い不満を募らせアメリカ政府に恨みを持っていたそうです。

アメリカ政府もイスラム教徒だというだけでテロの首謀者と疑い偏見や宗教差別、人種差別を行っています。また、アメリカ国内が初めて標的となった9.11の恨みから対テロ戦争という大義名分で中東に大ナタを振るっていますが、そういう弾圧は更なる怨恨の連鎖を招き、自ら負の種蒔きをし続けているのです。

またテロの首謀者はジハード「聖戦」と言い、復讐のテロ行為を正当化しています。

もちろん、テロの被害者には何の罪もない人々が巻き込まれて、とうてい許される事ではありませんが、かと言って死刑や銃殺で加害者の命を奪う事も霊的真理に反し間違いです。人を殺す事を正当化する事は如何なる理由を持ってしても出来ません。必ず報いがあるのです。

どんな冷酷で残忍な加害者でも、どんなに悲惨な亡くなり方をした罪無き被害者も埋め合わせの原理、大霊の摂理が寸分の狂いもなく働くのです。

恨みには恨みしか生みません。
目には目を。その考え方の先には負の連鎖苦しみがあるだけです。

テロ支援国家や独裁国家を放っておくまたは力で抑える。
大悪と小悪のどちらかしか選択出来ないならば小悪をとるしか、今の私達には仕方ないのかも知れませんが、それには今回のテロ発生が物語る様に恨みの連鎖は尽きないという事を認識、覚悟する必要があると思います。

同時に、自分で蒔いた種は自分で刈り取るという因果律を身を持って知る事でしょう。

しかし、私達は学ばねばなりません。
誰かが報復や制裁で命を奪わなくとも、非常な行為をした者は摂理によって必ず学ばせられる時が来るのです。

宗教、人種、思想は違えど、皆、同じ人間です。人類全てが霊的同胞意識を持つ事の必要さを強く感じます。

国や肌の色は違っても、双方に守るべき家族が居て、双方に善意の人達がいるからです。殺されたり、人権を無視されたり、迫害されたら話し合いどころではいられなくなります。

負の連鎖を止める為には私達が生きている本当の意味を知る事。大霊の摂理の存在を知らしめ、霊的真理の普及以外には今の地上世界の混乱を鎮める事は出来ないという事です。

それほど負の連鎖の根が深いと感じます。摂理を知らないが故、次々にテロや戦争が起こるのです。

真理を知った者は、地上人の繰り返し行ってきた小悪に賛同するのではなく、真理を伝えるという最善を尽くすことが必要だと思います。

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最後にシルバーバーチの言葉をお借りします。

生命は神聖なるものです。そのことをあらゆる機会に訴えないといけません。地上の人間としてはこれしかないと思えることも、全体像のごく一部としてしか見ていないものです。霊的にはちゃんとした埋め合わせと懲罰とがなされているのです。大霊をごまかすことはできません。すなわち、無限の知性と無限の叡智から編み出された摂理が、無比の正確さをもって働くのです。
そのことに十二分に得心がいくようになってはじめて、地上の社会組織が改められていきます。テロ活動を行う者には、その間違いを思い知らせるような体験をさせられる仕組みになっているのです。それを野蛮な手段で片付けてはいけません。地上的生命を奪うような手段は絶対に許されません。生命の絶対的原理に照らした手段に訴えないといけません。
「シルバーバーチの新たなる啓示」(ハート出版)P29