過去に幾度も霊界からの働きかけがなされてきました。霊媒を通じてインスピレーションという形で霊的真理は降ろされました。それが首尾よく根付けば宗教となりその時代、その民族のレベルに合わせた形で人々に受け入れられていきました。

つまり、どの宗教も啓示は同じ根源から出ているという事です。
よって宗教同志の自分達の教理が正しいと争ったり、他の民族に押し付けるのは尚更間違いである事が分かります。時代、民族、文化や言葉、生活習慣も習性も霊的成長レベルも違うのに同じ内容で啓示しても受け入れられないでしょう。

幼児に高等教育を説明したところで理解出来ないですよね。その為、様々な喩えを用いて教えがもたらされたのです。それは親が子供に分かるように教えるのと同じですね。

なのに人は語句をそのまま受け止めて来たためにキリスト教の聖書などにあるような様々な誤解、弊害を自ら作り出してしまったのです。
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「神の啓示はいつの時代にもその時代の人間の受容能力に応じたものが授けられ、それがさらに人間の精神によって色づけされている。

言い換えれば、神の観念は鮮明度の差こそあれそれを受けた霊感者の考えであったとも言える。

精神に印象づけられた霊示がその霊感者を取り囲む精神的環境によって形を賦与されていった。

即ちその霊感者の受容度に応じた分量の真理が授けられ、それが霊感者の考えによって形を整えたのである。真理の全てを授かれる者は一人としておらぬ。」
霊訓(完訳・上)12節