ヒグマが6頭脱走し、女性が2名襲われ死亡するというニュースを見ました。
報道によると塀の高さ4.5mのオリに入れられていましたが、除雪した雪を経営者がオリに捨てた為、高さが3.3mまで上がり結果、塀を容易に乗り越えた様です。
この秋田八幡平クマ牧場ですが、度々経営難に陥り、今回で7人目の経営者だそうです。
餌も二日に一度、ガリガリに痩せ細り物乞いのパフォーマンス。観光客が100円で購入した餌を投げ入れるも奪い合う飢餓状態。実際の頭数すら把握していない杜撰な経営。
まるで飼い主の勝手な事情で飼えないから捨てる日本のペット事情の様に映ります。
ヒグマが脱走し、人を襲ったのは事実ですが、ヒグマに人を襲わせたのは元を辿れば他ではない人ではありませんか。
野生のクマの棲家を奪い、狭いオリに閉じ込め、餌も満足に与えず代わりにストレスと不自由を与え、熊を凶暴にしたのも、人を襲わせたのも、園の杜撰な管理も、熊を射殺したのも全て人の身勝手。
人を襲えばクマを射殺するのが正当な理由になるのでしょうか。
人を襲わない犬、猫が、毎年約25万匹殺処分されているそうです。
福島でも動物達は見殺し、放置されています。自分達が助かればそれで良いのでしょうか。一部の心ある方達のボランティアによりかろうじて助かる命もありますが、ボランティアにも限界があります。
明らかに動物達は人に身勝手に殺されていく被害者です。
しかし、経営者などの批判は誰でも簡単にできるという事です。
重要なのは自らの行いを内省する事だと思います
肉食をしていたら今回の事件を批判する立場にないと思います。
動物を食する事は命を奪う事。
苦しませ、虐待した事の結果を頂く事です。自分もヒグマに対し射殺したのと同じ事を肉食をする事によって間接的にしているのです。
そこを見なくては物事の本質から目を反らす事になってしまいます。
私達人間は動物の命に余りにも残酷で身勝手です。
もっと自然や動物に敬意を頂く事を忘れてはならないと思います。
自然や動物からの警告とも取れる人間のエゴの象徴が表面化した事件だと思います。
俯瞰すれば全ては自らの行為に繋がっているのだと思います。
