うつ病の男の物語なのですが
想像していた内容と違って、怖かったです。
ジョディー・フォスター監督なんですけど
なかなかやるなーって感じです。
とにかくメルギブソンが壮絶です。
でも、海外だったらこんな人いるかも・・。
怖かったけど、お金を払って見る価値ありの映画です。
重いテーマですが、家族って何なんだろー?って
考えさせる映画でした。
“そろそろ劇場もすいているはず。”と思い、「あなたへ」を見に劇場へ。
ほぼ中央に陣取って、
ゆったりと映画を見ることができました。
いや~、それにしても この映画、ずるいなー。
前半は友情出演のオンパレード。
“俺も出たい。俺も出たい。”って感じで次から次へと
ジャンジャカ・ジャンジャカ。
しかも、その他大勢のエキストラ的な役のはずなのに
目立つ目立つ。
こんだけ、「ここにいますよ~」って存在感だされちゃー
も~笑うしかない。
映画の出だしは、
「やっぱ健さんは、こういう役になっちゃうのかな~。」って、
役柄の設定にがっくりきたけど、いやいやなんの。
物語にひねりが加えられていて、
「あれ、おもしろいかも!!」って感じ。
映画自体は、昔かたぎの撮り方で 今となっては、新鮮。
しっかし、みんな歳とったなーって感じ。
出てくる役者さんが、すっかり老けこんでいるので
時代の流れを感じましたね。
いろいろな意味で楽しめる映画でしたが
ちょっと気になったのは、役者の芝居が暗いこと。
なんでこんなに暗い演技なの?って感じなのですが、
加えて健さんの前で緊張しているのか、なんかみんな変!!!
後半になって、綾瀬はるかが出てくるのですが
彼女のすっとぼけた演技と弾むような明るい声で救われました。
後半は、役者しか出てこないせいか
やっとこ落ち着いて映画を見れるのですが、
前半の妙に存在感ありありのタレントの演技と比べて
存在感はあるのに邪魔にならないっていうのは、さすが役者は違うんだなーと
あらためて思いました。
特に大滝秀治さんの演技は圧巻の一言。
大滝さんの演技を見るだけでも、この映画を見に来た価値がありました。
いつだかビートたけしが
「今の観客は、昔と質が違う。」と言っていました。
テレビで話し言葉にテロップを付けるようになってから
映像での心理描写や会話の間を観客が理解できなくなったと言っていました。
ま~、映画にはテロップ付きませんからね。
もちろん、、外国映画の日本語訳は除いてですが・・。
ちょっと、ドキッとするコメントですが
そういう意味で「あなたへ」は、昔堅気の映画ですから
テロップになれた現代人には、ちょっと難しいかも・・。
まあ、心理描写が分からない人の為に
最後に健さんが説明してくれますけどね・・(笑)。
健さんの次回作ってあるのかな?
たけし監督で何か撮ってくれないかな~。
健さんは、やくざ映画以外でたけしに監督してほしいって言ってたみたいだけど
やっぱ、見たいなー。 健さん版アウトレイジ。
だって健さんの眼光鋭いんだもん。
それか何だろうなー。
やくざ、刑事以外で健さん映画を創るとしたら。
たけしだったら、まったく違った切り口で創れるような気がするけど・・。
うーん、見てみたい・・。
残念なことに、この映画が遺作となってしまった大滝秀治さん。
スクリーンで大滝さんの演技が見れてよかったです。
凄いの一言に尽きました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

