日曜洋画劇場で「おとうと」を見ました。


やっぱ、山田洋次は凄いです。

いろんな作品で、様々な臨終シーンがありますが

淡々と過ぎていく時間の中で、目前に迫った“死”の前でも

どことなくユーモアがあったり、ある種の間があって

「大切な人の“死”を看取るということ」「看取られるということ」

そして「“死”というものはこういうものなのか」 ということを感じました。


この映画とはまったく関係ありませんが

ばあちゃんが生前、仏壇を前に「じいちゃん、まだ迎えに来ないで下さい」と

必死で手を合わせていたことを 最近になって よく思い出します。


その頃の私は、そんな ばあちゃんの姿を見るたびに

「いい年して情けない。もう80年も生きてるじゃない。」なんて思っていましたが

今思えば、逆なんですよね。


「80を過ぎて、いつ息が止まってもおかしくない」

「“死”が身近な歳」だから、死ぬのが怖いし 生きたいんですよね。


そんなばあちゃんの気持ちが分かるようになった私も

それだけ歳をとったっていうことですかね。