Q普通学級と支援学級では、違いがありますか?
ありません。
私は若い先生によく言うんですけど、普通学級で生徒が30人いたら30本。35人いたら35本。
生徒の数だけアンテナを立てなさいって。
私はですね、夜 寝る時やお皿を洗う時に番号全部の名前を思い出すんですね。
1番○○、あの子とあんな話した。 2番○○、この子とこんな話した。
3番○○、あの子とは話してないって。
アンテナを立てるっていうのは、そうやって一人一人思い出してみて、
まだ自分が話してないと思ったら、自分から近づいていってちょっと話しかけてみる。
私、啐啄(そつたく)という言葉が好きなんですけど・・。
啐は鶏の卵がかえる時、殻の中でヒナが外に出たいとつつく音のことで、
啄は母鳥が殻を破って出ておいでとつつくことなんですけど・・。
だから子供が伸びたい伸びたいっていう時に、教師もちょんちょんと支援をする。
この動きが合致した時、子供はポンと成長します。
これは教師と生徒の関係だけではなく、お母さんと子供の関係でも言えることだと思います。
なので、話しかけたり、ちょっと突っついた時に子供の反応がフッとくる。
そうすると啐啄という言葉が、自分の気持ちとつながります。
支援学級には8人の生徒がいるので、8本のアンテナを立てていますが
よく見えるんですよ、ここでは。
一つのしぐさや会話とかで
「あっ!!今、この子にはこれが出来る。」「これをさせてみよう!」とか。
例えば、ある子が国語の本読みをしている。
それをジッと眺めている子供がいる。
何か、それに興味を持っているような感じがする。
じゃー、ちょっと促せてみよう!!みたいな。
ただ、人数は少ないですが
この学級の方が普通学級より、難しいんですね。
8人の個性。
学年が違うし、子供たちの抱えているものも違うので
この8人で一緒に授業をするのは至難の業なんです。
どういう風に工夫するかというと
協力学級に3人行ったとして、5人教室に残りますね。
1人をヘルパーの先生にお願いして、4人残ります。
でも4人で一緒に算数は出来ないんですよ。
算数とか国語は、それぞれレベルが違いますから・・。
なので2人には漢字のプリントや写本をさせて
あとの2人算数を個別指導するんです。
こういう風な個別指導と8人一緒に楽しめる生活単元学習や詩の勉強で
授業を展開しています。
まだまだ、インタビューは続くのですが
さすがに疲れてきたので、もうやめにします。
まかり間違って、この記事を読む人がいて
何かの手助けになったら幸いです。