以前勤めていた学校で、とっても荒れた学級がありまして
その時、私 少数学級を受け持っていたんですけど、学年終了まで残り3ヶ月という時に
その学級の先生と担任を代わりました。
腕力のある子供がヤンキーのようになって
給食時間に牛乳をこぼしたり、ご飯つぶを投げあったり
階段掃除では、足を投げ出して通せんぼするような学級だったんですけど
まずやったのは、このクラスは絶対いいクラスだと思うこと。
っで 中に入ったら、反応がいいんですよ。
あれ!? この子供たち、結構いい子供たちだって。
個性が非常にあって、やりたいことがあって
それをうまく学級集団として まとめて良い力に出来なくてザワザワしていたのかなと思って。
本当に小さなことから始めましたよ。
例えば 腰かけ。
机と腰かけの合わない子がいて
背の高い子が、本当に窮屈に座っているんですね。
それで「きみね、きみのお行儀の悪いの 先生分かるよ。
きみが悪いんじゃないよ。腰かけが悪いんだよ。 机と椅子が合わないもんね。
教頭先生に言って、直してもらおう。」って言って、教頭先生に直してもらって。
お行儀の悪いのは、他に原因があったわけですね。
それをパッと言われて、本人も「あっ!!」となって・・。
それから凄いウーマクー(暴れん坊)がいて・・。
その子は凄くリコーダーがうまかったんですね。
それで「あんた、こんなにきれいな音が出せるんだね。
みんなの前で一度聞かせてみて。」ってことで、みんなの前で吹いたんですね。
その子は、それで自信を持って 家で親にも聞かせたり
親も「きれいな音が出ますね。」って
「でしょう。だから褒めてあげて下さい。算数は今からでも、音楽は凄いから褒めてあげて下さい。」って。
こうやって、自分のいいところに自信を持たせる。
そして学級通信で親に知らせていく。
そしたら親も「あれ!?この子、いいところあるんだ。」ってつながってくると
学校でも家でも“ 自分っていいかも~
”っていう、それですね。
「だけどよ、俺 算数がね・・。」
「わかってるんなら、やればいいんだよ。」って感じで
自分の苦手なものも気付いてくるし・・。
集団学級の良さは、みんなの前で褒めてあげることができることなんですね。
ここで私が気を使ったのは、30人生徒がいたら
30人の生徒の名前が載せるようにするということ。
名簿に今日は、○○さん1回載せた。 次○○さん載せた。ってチェックして
あっ!あの子まだだから、あの子の良いところ見つけようって。
そして他の先生から褒められたら「○○先生は、そう言ってたよ。」って、褒めてあげるとか・・。
そうやって、自分のことが載る(学級新聞)と嬉しいですよね。
それから「さわやかさん」って言って
学校全体で「さわやかな行動」をみんなで褒めよう!!っていうのがあって
○○さんが、そっとトイレのスリッパを並べていた。とか
○○さんは、元気よく挨拶していた。とか
生徒と先生で相談してミニ賞状をあげたりしたんですよ。
それだと、ふだん勉強であまり前に出てこれない子供たちも
行動の面で拾っていける。
そしたら学校楽しい!!ってなって、友達ともうまく人間関係が結べるかなーと思って。
そういう風にしていたら、子供たちも落ち着いて
校長先生から褒められるクラスになりました。
インタビューはつづく・・。