「十三人の刺客侍」凄かったです。

全編張り詰めた映画だったので正直疲れましたが…。


この映画を観ていて黒澤監督の「天国と地獄」を思い出しました。

天国と地獄といえば、実際に起きた「よしのぶちゃん事件」に激怒した監督が

「俺が犯人を死刑にしてやる!!!!!!!!」と、当時制作途中だった「赤ひげ」を中断し、

この映画を制作したことは有名ですが、黒澤監督はこの作品の中で犯人を死刑にするために、

冷酷で身勝手な犯人を作り上げています。


十三人の刺客でも、稲垣吾郎ふんする冷酷非道な殿様を

誰もが「こいつだけは生かしちゃおけない!!!!!!!!!!!!!!」と思ってしまうようなストーリーになっています。

まさにお見事扇子!!

残念なのは、暴君を倒すためだけにストーリーが展開されていくので、

物語の厚みが足りないということです。

それでも後半の殺陣シーンは圧巻でしたイシシ