ウェブ進化論 (前編)
「ウェブ進化論 -本当の大変化はこれから始まる」
著:梅田望夫(ちくま新書)
ネット業界にいる人にとっては、
何をいまさらという感じではあると思うが
先日から読みたかった本である
「ウェブ進化論」を読み終えた。
やはり視点としては、アメリカから見たネットビジネスの
今後という感はしなくはないけれども、
いま、改めてインターネットの本質や可能性ということを
まとめた本として確認の意味で、一読の価値はあります。
インターネットの「こちら側」と「あちら側」
という概念や
「不特定多数無限大への信頼」の有無
という定義は
インターネット上でビジネスを行っていく上での
一つのわかりやすい基準になるのではないか。
ネット上でのビジネスで、
Googleのアドセンスやアマゾンのウェブサービスのように
新しいフロンティアを作りだすことが非常に重要で、
日本では、まだメディアができたとしても
その広告枠を販売するだけの旧来型の収益モデルしか構築できていない
という指摘には、たしかにとうなずける部分ではあると思う。
しかし、もともと戦前・戦後の日本経済というのは、
世界に通用するような独自の収益モデルを構築したことはほとんどなく、
基本的には他国で作り上げられた収益モデルを取り入れて
より収益性を高いモデルに磨き上げる
ことで競争力をつけてきたのであるから、
いきなり自らが新しいフロンティアを築けるような収益モデルを構築せよと言われても
それができる人材がどこまでいるのか
というところは疑問である。
ただ、このような新たなフロンティアを作らなくても、
日本にはコンテンツ作成のノウハウは他国に引けをとらないものがあり、
いまさら、ウィキペディアを取り上げるまでもなく、
2ちゃんねるなどの掲示板を通じて、
不特定多数無限大の人たちによって
新たなコンテンツを生み出し、
「電車男」のようなメディアミックスとなる作品を作りあげる土壌がある。
(これは平安時代の連歌くらいから綿々と受け継がれてきた文化的土壌であると思う)
結局、技術力によってインフラを作ったとしても、
その上に魅力的なコンテンツやサービスがなければ
誰も使わないのは明白であり、
その中でキラーコンテンツを用意することができるのが
日本のネットビジネスにおける強みなのではと感じている。
とここまで書いて、
まだこの本を読んで思ったことがあるので、続きは後編で
著:梅田望夫(ちくま新書)
ネット業界にいる人にとっては、
何をいまさらという感じではあると思うが
先日から読みたかった本である
「ウェブ進化論」を読み終えた。
やはり視点としては、アメリカから見たネットビジネスの
今後という感はしなくはないけれども、
いま、改めてインターネットの本質や可能性ということを
まとめた本として確認の意味で、一読の価値はあります。
インターネットの「こちら側」と「あちら側」
という概念や
「不特定多数無限大への信頼」の有無
という定義は
インターネット上でビジネスを行っていく上での
一つのわかりやすい基準になるのではないか。
ネット上でのビジネスで、
Googleのアドセンスやアマゾンのウェブサービスのように
新しいフロンティアを作りだすことが非常に重要で、
日本では、まだメディアができたとしても
その広告枠を販売するだけの旧来型の収益モデルしか構築できていない
という指摘には、たしかにとうなずける部分ではあると思う。
しかし、もともと戦前・戦後の日本経済というのは、
世界に通用するような独自の収益モデルを構築したことはほとんどなく、
基本的には他国で作り上げられた収益モデルを取り入れて
より収益性を高いモデルに磨き上げる
ことで競争力をつけてきたのであるから、
いきなり自らが新しいフロンティアを築けるような収益モデルを構築せよと言われても
それができる人材がどこまでいるのか
というところは疑問である。
ただ、このような新たなフロンティアを作らなくても、
日本にはコンテンツ作成のノウハウは他国に引けをとらないものがあり、
いまさら、ウィキペディアを取り上げるまでもなく、
2ちゃんねるなどの掲示板を通じて、
不特定多数無限大の人たちによって
新たなコンテンツを生み出し、
「電車男」のようなメディアミックスとなる作品を作りあげる土壌がある。
(これは平安時代の連歌くらいから綿々と受け継がれてきた文化的土壌であると思う)
結局、技術力によってインフラを作ったとしても、
その上に魅力的なコンテンツやサービスがなければ
誰も使わないのは明白であり、
その中でキラーコンテンツを用意することができるのが
日本のネットビジネスにおける強みなのではと感じている。
とここまで書いて、
まだこの本を読んで思ったことがあるので、続きは後編で