キテイを作る その1 | 世界一熱い投資会社の日記(β版)

キテイを作る その1

キテイと書いてもなんのことかわかりにくい。

「規定」とか「規程」と書きます。

会社の業務に関するルールを定めたもので、
これ以外に「規則」とか「マニュアル」
というものもあります。

従業員として身近なものだと
・従業員の働くこと全般を定めた「就業規則」
・給与の計算方法や支払方法を定めた「給与規定」
というものがあります。

このほか、会社を作るときに必要な「定款」
というのもこの「キテイ」の中に入ります。

どんな会社でもルールというものが存在しているのですが、
IPOをしようとする場合には、
それを「キテイ」という形式にして、明文化しなければいけません。

これがなかなか大変なのです。

まず作らなくてはいけない「キテイ」は大まかに分類して5種類あります。

1.基本キテイ
2.組織キテイ
3.人事労務関連キテイ
4.業務管理キテイ
5.その他(総務)キテイ

さらにこの5分類には
それぞれ3~10種類くらいのキテイが存在します。

通常、IPOを目指す会社が最初に躓くのがこのキテイ整備。

他社の事例などをそのまま持ち込んでしまい、
自社にまったく合致しなくて、
キテイの運用がきちんとできていないということで
IPOなどもってのほかとなってしまいます。
(意外とそれがわからないIPOコンサルと企業が多いのですが・・・)

会社というのはそれぞれ業務のやり方は違うという認識にたって、
手間はかかるけど既製のキテイではなく、
オーダーメイドでキテイを整備していく必要があるのです。

そのためには、キテイを作るために、
商法、証取法、人事(労基法や社会保険など)、総務(情報管理や固定資産管理など)、
経理、財務、経営企画、営業、開発など
一つの会社にかかわるすべての業務の知識が必要となるのです。

ですので、一般的にIPOプロジェクトを全社を挙げて行うという一つには、
このキテイ作りのために社内の英知を結集させるという必要があるからなのです。

しかし、いろいろな人が集まって作ると別の問題も出てくるのです。

続く